斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

読み物

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読み聞かせして、質問攻めに会う

日本では読み聞かせというと、おおよそ未就学児向けに行われることが多いですが、我が家では小学校に入っても読み聞かせは続けていました。 読み聞かせで読んだ本は、ハリー・ポッターシリーズが私が不愉快だったということでよく覚えていますが(主人公のた…

2022年に読んで面白かった漫画12作(比較的新しめ、基本的に連載中)

今年も折に触れてお勧めの漫画は紹介しているんですが、一年を振り返って、まだブログで紹介していない作品を一気に紹介しておきます。比較的新しめのものが多く、基本的に連載中なので、一緒に成り行きを楽しんでもらえると嬉しいです。 なお、紹介するにあ…

年の割には若く見られる(新年度一回目)

また、年の割には若く見られてしまいました。 そもそも私があまりに若く見えるせいで、どうやら結婚して子どがいて、子どもも結構な年齢になっているとは思っていないようで、子どもの年齢を伝えたら、信じられないぐらい驚いていました。 年の割に若く見え…

我が家の子どもたちに、生きる喜びとストレス発散先を提供してくれている任天堂には感謝の言葉しかない

大袈裟かと思われるかもしれませんが、本気で感謝しています。任天堂は偉大です。 先日Twitterで、荻上チキさんの『いじめを生む教室』を紹介しました。 荻上チキさんの『いじめを生む教室』、超面白い。副題に『子どもを守るために知っておきたいデータと知…

ドラゴンクエスト35周年のタイミングで子どもがドラクエにハマってくれた

子どもがハマったものシリーズです。 レゴ→ 我が子がレゴ好きに至るまでのプロセスを詳細に全部書く。レゴの購入単位はkg - 斗比主閲子の姑日記 ゼルダ→ 三年間の旅路の末、子どもたちがとうとうハイラルの世界に辿り着いた - 斗比主閲子の姑日記 星新一→ 私…

競馬歴30年の一ファンが三冠馬三頭対決の第40回ジャパンカップを見た感想

※とはいっても間で20年ぐらいかなり空いているので、その点ご理解の上、お読みください。 私が若い頃に、夢がMORI MORIで活躍していた森且行さんがSMAPを脱退しました。SMAP脱退後の森且行さんのオートレースでの活躍は、せいぜい2-3年に一度ぐらい調べるぐ…

三年間の旅路の末、子どもたちがとうとうハイラルの世界に辿り着いた

とうとう私の子どもたちがゼルダの伝説シリーズにハマってくれました! ハマったゼルダはSwitchの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(略称、BotW)です。 BotWは2017年3月に発売されたソフトなので、発売後3年半経ってからプレイしていることになり…

まさかのエンダーマンが主人公で人間が敵の『マインクラフト ジ・エンドの詩』(公式小説第4弾)

マインクラフトの公式小説第4弾である『マインクラフト ジ・エンドの詩』を買ってきて、読みました。私の子どもと私が。 マインクラフト ジ エンドの詩 作者:キャサリン・M・ヴァレンテ 発売日: 2020/08/04 メディア: Kindle版 前置き これまで竹書房が出版…

阪神大震災・地下鉄サリン事件はもう25年前。当時「戦後50年って随分昔だな」と思っていたが、すぐに「戦後100年」は来そう

阪神大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きた1995年はもう25年前のことになります。1995年といえば新世紀エヴァンゲリオンのテレビ放映が始まった年で、私の観測範囲では何となく世間に厭世観が漂っていたような気がする。 1995年当時の記憶とし…

子どもが「コシヒカリは美味しい!」と白米だけでも喜んで食べるので、違う銘柄に密かに変えて気付くか試したい(盲検法)

姑が供したサトウのごはんを食べた子どもが「コシヒカリが美味しかったから、これからうちの米もコシヒカリにして欲しい!」と強く熱望したので、我が家で買っている米をコシヒカリに変えました。 すると、子どもたちが「コシヒカリは美味しい!」と、塩っぱ…

おじさんの同居人が、父親のW不倫相手の娘だったという『水は海に向かって流れる』(田島列島)がとても面白かった

2020年のこのマンガがすごい!に選ばれていた作品を年末年始に適当に読み進めていて、「この作品に出会えて良かった」と田島列島さんの『水は海に向かって流れる』を読んでいて思いました。 水は海に向かって流れる(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者…

ダンジョン飯でマルシルがチルチャックの別居の理由をあれこれ推測するのが超楽しかった

『ダンジョン飯』は、ファンタジー世界のダンジョン(地下世界)のモンスターを使った食事紹介漫画で、4年前にレビューを書きました。 私はこれ以来ずっと『ダンジョン飯』を読んでいて、最新刊の8巻まで読んでいます。で、その8巻の第56話に掲載されていた…

元部下がパワハラ上司になっていた話

私はお酒を飲まないし、夜のコミュニケーションがないと人間関係が維持できないとは思ってないんですが、個別に会うより手間がかからなくて済む同窓会?みたいなもの(いわゆるアルムナイパーティ)には時々参加して生存報告をしています。 この前参加した、…

大量に落ちていた銀杏を拾って、幼稚園の頃に同じようなことをしていたのを思い出した

一昨日は結構強い風が吹いていたためか、近所の銀杏並木に大量の銀杏が落ちていました。 前々から銀杏を拾って中の実を心ゆくまで食べたいと思っていたので、ビニール袋とビニール手袋を引っさげて銀杏を取りに行くことに。 ※炒って塩をふるだけで美味しい。…

「パパはほんとに子煩悩でいらして。ねえ」は自分が攻撃されたと思って反撃している説

いつも読んでいる槙野さやかさんのブログで、こんな記事が投稿されていました。 主人は子煩悩じゃありませんから - 傘をひらいて、空を 内容を簡単に紹介すると、 筆者は小1の娘を持っていて、小学校で筆者の夫が読み聞かせをしてそれが子どもたちにウケて…

姑「他のお姑さんから同居のコツをよく聞かれるんだよね」私「完全同居じゃないのとお金を介在させているからですよね」

このブログは、二世帯住宅で一緒に暮らす姑絡みの揉め事とかモヤモヤを私が吐き出すために書き始めたブログで、もう7年になります。 最近は姑ネタをほとんど書いていませんが、同居を解消したとか、姑がお空のお星様になったとかではなく、モヤモヤすること…

デビルマン研究家のコメントとの答え合わせがしたくて実写版デビルマンを見た

ねとらぼというWeb媒体の次の記事を見て、 「アーーーーー」は監督のアドリブだった!? (たぶん)世界に1人だけの実写版デビルマン研究家にインタビュー (1/2) - ねとらぼ ――実写版デビルマンは深い、ということですか? 一見して分からない事が多過ぎるだけ…

「種村有菜さんと絵柄が酷似」として白泉社が謝罪した、花とゆめの読切作品『ロマンスとバトル』は面白かった

先日の『天気の子』に続いてエンタメ特集ということで、今日は、「種村有菜さんと絵が酷似」として白泉社が謝罪した、花とゆめの読切作品『ロマンスとバトル』のレビューです。 経緯をざっくり書くと、今年6/20に発売された花とゆめ14号について、読切作品が…

親も先生も忙しいし、子どもは日中に太陽の下に晒され続けるし、運動会はリストラしていい行事

紙屋さんの、この記事を読んで、 小学校の運動会は要らないなと思った理由 - 紙屋研究所 スポーツ(勝敗決定)ではなくA保育園のような個人・クラスごとの課題設定をした方がやりやすいと思うし、そのプロセスを保護者と共有した方がいい。「教師は忙しくて…

ドラマ版『きのう何食べた?』でシロさんの家の家具購入の合意形成プロセスと、『逃げ恥』のヒラマサさんの家の大塚家具の購入プロセスが気になる

『きのう何食べた?』のドラマ版が話題になっていたのは分かっていたのですが、うちの世帯ではテレビが見られないので諦めていたら(姑は見てます)、ニコニコ動画で7話が公開されているのに気付いてようやく見ることができました。 きのう何食べた? 第7話…

着る服を悩まなくなったのは、見せたい・ありたい自分に悩まなくなったからだと気付いた

最近、着る服を悩む時間が減りました。季節が変わるとき、子どもの保護者会・面談に行くとき、仕事で人と会うとき、長年の友人と会うときなど、TPOによって服装は変わるもので、いざ行ってみたら「この服じゃなかったかも」と失敗したと思うことがあります。…

私が、藤本タツキ『妹の姉』をそこそこ楽しめたのは少年ジャンプ+で『ファイアパンチ』を読んでいたのはありそう

現在、雑誌の少年ジャンプで『チェーンソーマン』を連載している藤本タツキさんが、少年ジャンプ+というジャンプのネット媒体で読切作品を掲載していました。 妹の姉 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ 内容は、美術高校に通う姉妹の話です。アフタヌーン四季…

靴下も箸も全部同じものに買い揃えて、一気に交換する

ライフハックネタとして、靴下は同じ種類のものを一気に買うというものがあります。洗濯したあとに、左右の靴下を揃えてまとめる手間を減らすことが目的ですね。 ただ、駄目になった靴下を新しいものにしようとしたときに、前と同じブランド(例えば、無印や…

子どもがゲームの世界で生き生きしていて、居場所を作るシミュレーションをやってるみたいで興味深い

うちの子どもが最近ゲームにハマっています。モノポリーとか金持ち父さんのキャッシュフローゲームみたいな、ボードゲームとは違って、電子的なやつです。スマホの簡単なやつじゃなくて、オープンワールドの本格的なやつ。 我が家では一日のゲームの時間は大…

音楽に興味がないけど、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(映画)は楽しかった

姑に子どもを預けて、パートナーとデートをすることができたので、では、映画でも観に行こうかと思い、今、上映されている映画を一通りチェックしたところ、ロックバンドのクイーンを題材にした伝記映画である『ボヘミアン・ラプソディ』が最も評判が良かっ…

「何者かにならなくてはならない」という気持ちが薄れたら死にたさが減った

前に、この記事で、 「死について思いを馳せない人間はどうかしてる」と学校の先生に言われて、死に思いを馳せるポーズを取るようになった人 - 斗比主閲子の姑日記 13歳から25歳までは頻繁に死にたいと思っていて、今は少しは死にたさは減っているみたいなこ…

2歳~6歳の子育て期間中の年間500冊ぐらいの絵本の読み聞かせで、大変お世話になった絵本作家16名+シリーズもの多数

先日のTwitterでこんなことを書いたんですけど、 子どもが特定の絵柄・作風にハマるときはあって、せなけいこ、長谷川義史、川端誠、あきやまただし、五味太郎、原ゆたか、鈴木まもる、ヨシタケシンスケ、かかぐいひろし、宮西達也、長新太、いもとようこ、…

「死について思いを馳せない人間はどうかしてる」と学校の先生に言われて、死に思いを馳せるポーズを取るようになった人

私がパートナーの足を揉みながら、「今すごく幸せだけど、時々死にたくなるんだよね」と言ったら、「え、死にたいって本当に思うことあるの?」と問われ、「え、そ、そうだけど。特に13歳ぐらいから25歳ぐらいまではずっと死にたいと思ってたよ」と答えると…

もうすぐ夏休みが終わる!やったね!!

子持ちにとっての地獄である夏休みがもうすぐ終わります。地域的には今日8月27日から始業式というところもあるでしょうし、多いのは来週9月3日からでしょうか。皆様、大変お疲れ様でした。 ※夏の風物詩であるはずが、今年の夏に見た記憶がない 私が子どもだ…

『カメラを止めるな!』(映画)はもう少し期待値を下げて観に行っていたら最高だったと思う

今日紹介するのは『カメラを止めるな!』(映画)になります。アニメが2作続いたので、実写も入れておこうかなと。 とは言っても、これまでの2作のように作品の中身に触れるレビューはしませんネタバレは一切ありません。以下、理由を説明します。お好きな人…