斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

結婚

「既婚子持ち。大学時代からの友人と一線を越えてしまった。下心はまだあるが、親友を失いたくない。どうしたらいい?」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今回は不倫です。 Q. 既婚子持ち。大学時代からの友人と一線を越えてしまった。下心はまだあるが、親友を失いたくない。どうしたらいい? 斗比主様 はじめまして…

「発達に凸凹のある子どもの、小学校への就学にあたり、支援級と通常級のどちらにするかで悩んでいます」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。子どもの就学へのモヤモヤ。 Q. 子どもの小学校への就学にあたり、支援級と通常級のどちらとするか悩んでいます 斗比主様 いつもブログを楽しく拝見しております…

「結婚してから初めて配偶者に"?"と感じた違和感って何ですか?」

n=1です。 Twitterを見てたらタイムラインにこんなTweetが流れてきました。 皆さんは、結婚してから初めて「?」と感じた違和感って何ですか?私は… 新婚当時、夫が自分のコーヒーだけ入れて目の前で飲んだのです。毎回そうなので「自分だけいれてよく平気で…

「昔から支配的で信頼できない母親から、結婚も考えている恋人を否定されてモヤモヤしています」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。親との関係に苦しまれている方からメールをもらいました。 Q. 昔から支配的で信頼できない母親から、結婚も考えている恋人を否定されてモヤモヤ 斗比主さま はじ…

朝日新聞出版が辛酸なめ子さん、倉田真由美さんを"国民の代表"として皇室の結婚を批判させる"虚しさ"

前回書いた記事の続きみたいなものです。 皇室結婚絡みでの4年間のマスコミ報道・SNSを見る限り、皇室に婚姻の自由は不要と考える日本人は多いのだろう - 斗比主閲子の姑日記 これ以上書くつもりはなかったけれど、相変わらずマスコミ報道が酷かったので、ち…

皇室結婚絡みでの4年間のマスコミ報道・SNSを見る限り、皇室に婚姻の自由は不要と考える日本人は多いのだろう

私はn=1の出来事に心を砕かないように気をつけています。また、有名とされている人の結婚・妊娠・出産・離婚・死去にはまず反応しないようにしています。目に入れてもすぐに忘れるようにしています。 その私にとって、この4年間耐えてきたことがあります。そ…

「妹が義弟のDVを機に離婚を決意。焦る妹が義弟の条件を丸呑みしようとしているのが心配」

今日も一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今日は親族が急いで離婚しているのに対してどうアドバイスをしたらいいかというものです。ほっこりしますよ! Q. 妹が義理弟のDVを機に離婚を決意。焦る妹が義理…

「家内と暮らし方の意見相違に困っています。女性視点での解決策を教えてほしい」

今日も一人小町です。50代男性が家のスペースの使い方でパートナーさんと揉めているというモヤモヤ。 Q. 家内と暮らし方の意見相違に困っています。女性視点での解決策を教えてほしい 斗比主閲子さま はじめてお便りさせていただきます。いつもブログは拝見…

結婚して良かったこと、寒い冬の夜にくっついて眠れること

7年前に、こんなことを書きました。 結婚して良かったこと、死んだ時のことを話せること - 斗比主閲子の姑日記 当時ご存命だった、雨宮まみさんのエッセイに感応して書いた文章です。今読み直すとほっこりの定義が定まっていなくて恥ずかしい。スタイルが確…

私は共感しなかったが、共感する人が確実にいるのは理解できるマンガ『A子さんの恋人』全7巻(近藤聡乃)

私はたまに小説や漫画のレビューを書きます。レビューを書いた後で、その本がAmazon経由で売れているっぽいので、レビューとしてそこそこ参考にしてもらえているようです。 今回は読者さんから紹介された、KADOKAWAのハルタで連載され、ちょうど最新7巻が先…

「既婚なのに男性から性的にチヤホヤされたい自分のだらしなさに自己嫌悪する」

今日は一人小町です。あんまりリアルでは聞かないかもしれませんが、割とあるあるなモヤモヤだと思います。 Q1. 自分自身の性的なだらしなさについて 私は既婚女性です。彼のことはとても好きですし、大事な関係です。1番自分を面白がってくれるのは、夫であ…

私が稼ぐのでパートナーには好きな仕事をしてもらいたい

我が家が世帯年収2000万円で富裕層であるというのは周知の事実かと思いますが、年収の夫婦の内訳はこれまで書いてきませんでした。 内訳としては、私が多めでパートナーが少なめです。で、私は惰性で仕事をして稼いでいて、パートナーは本人が好きな仕事をし…

『天気の子』を観てきた

もうすぐお盆に突入し、帰省先とかでやることがなくて良いエンタメ作品を探している人も多いかと思い、今日から三日ぐらい、最近私が消費したエンタメ作品の紹介をします。 …という下りで昨年は、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『未来のミライ』『カ…

『年収1500万円35歳男性が「お断り」された理由』は女性側もコミュニケーション不足の察してちゃん案件だと思った

東洋経済のこの記事を読みました。 年収1500万円35歳男性が「お断り」された理由 | 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス- | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 記事は、東洋経済の男性読者向けに書かれたと思われるため、婚活の現場で、ある男性…

「猫が腎不全で亡くなったのを私のせいにして勝手に不機嫌になった夫を、私は許すべきでしょうか」

今日は一人小町の紹介です。「猫の世話は自分でやると言って飼い出したのに一向に世話をしない夫が、世話をしていた妻のせいで猫が死んだと不機嫌になり、後日謝られたが妻側としては許せない」というモヤモヤです。 Q1. 猫が亡くなったのを私のせいにして不…

「何者かにならなくてはならない」という気持ちが薄れたら死にたさが減った

前に、この記事で、 「死について思いを馳せない人間はどうかしてる」と学校の先生に言われて、死に思いを馳せるポーズを取るようになった人 - 斗比主閲子の姑日記 13歳から25歳までは頻繁に死にたいと思っていて、今は少しは死にたさは減っているみたいなこ…

『中田敦彦「良い夫、やめた」』への批判記事を読んで、私が思ったこと

読者からこんなメールをもらいました。 トピシュさんいつも楽しくブログ読ませて頂いてます。 オリエンタルラジオの中田氏の日経DUALの記事についてコメントをした次の記事はご覧になられているでしょうか。 中田敦彦発言に見る「家事をフローで理解せず、イ…

羽毛布団を買ったのは誰だ?

先日、夫婦で日々生活の質が改善していっているという話をしていて、私が「羽毛布団も快適だよね。私は付き合う前から使っていたけど」と言うと、パートナーは「羽毛布団は付き合ってからでしょ。だって自分がお勧めしたんだから」と言います。 私が何度「い…

考えが足らない、思っていることを伝えない登場人物たちが、公認不倫という設定を与えられて苦しんでいるのを見て楽しむ、渡辺ペコの『1122』(いいふうふ)

前から書く書く言っていて、書いてなかった、渡辺ペコさんの『1122』(いいふうふ)のレビューをします。 以前ブログでも宣言していたし、世界の姑ことid:kukkyさんにもお願いされていたのに、随分お待たせしました。 それを読んだトピシュがブログネタ…

「死について思いを馳せない人間はどうかしてる」と学校の先生に言われて、死に思いを馳せるポーズを取るようになった人

私がパートナーの足を揉みながら、「今すごく幸せだけど、時々死にたくなるんだよね」と言ったら、「え、死にたいって本当に思うことあるの?」と問われ、「え、そ、そうだけど。特に13歳ぐらいから25歳ぐらいまではずっと死にたいと思ってたよ」と答えると…

鳥飼茜さんが"入籍"って間違ってると思ったけど、浅野いにおさんの離婚後の籍に入るならおかしくない

漫画家の鳥飼茜さんと浅野いにおさんが結婚されたそうです。 私は、鳥飼茜さんの作品のファンで、恐らくは彼女の友人やご自身の私生活(離婚経験あり、子持ち)をネタにしているリアリティのある会話が好きだったので、再婚で、また違う幅が出てきそうなのが…

「自分の人生を強姦されていると思っている人は、他人の人生を同じように攻撃すると、少し気が晴れるのかもしれなかった」

タイトルは、村田沙耶香さんの小説『コンビニ人間』から。 『コンビニ人間』は2016年の芥川賞を受賞して、その存在は知っていたのですが、特に読もうとは思っていませんでした。芥川賞受賞作はつまらなそうだという思い込みがあったから。 ただ、何かの機会…

「人間関係悪化で仕事を辞め、間もなく結婚と引っ越しを予定。今後の夫との生活に不安と不満を感じる」

今日は、読者からもらったメールにコメントする一人小町です。途中まではメールでのやり取りで、以降はブログでのコメントになります。モヤモヤメールは結構溜まっているので今週は多めに紹介するつもりです。 Q1. 夫との結婚生活にモヤモヤ 斗比主閲子 様 …

「バリキャリの友人が浮気されたのに適齢期で相手がいないからと結婚しようとしているのにモヤモヤ」

今日は久々に、読者からメールでいただいたモヤモヤを紹介する一人小町です。 友人が浮気されたが付き合いの長さから結婚しようとしていてモヤモヤ トピシュ様こんにちは。 いつもブログを楽しく拝見しております。summerと申します。20半ばの女です。 今回…

「障害者カップルの恋愛が、彼女の病状の悪化により破局しそうです。どうしたらいいですか?」

今日は読者からの質問に簡単に回答するものです。 Q. 障害者カップルの恋愛が破局しそうだと相談を受けました topisyuさま Mでございます。障害者カップルの恋愛が破局になりそうだと、カップルの彼氏であるAさんから相談を受けました。 Aさんが言うには、彼…

「7年間付き合った彼氏と別れました!会社も辞めました!実家に戻りました!もう一生独身でいいかも!」

昨年の記事のこの記事(7年間付き合ったが、彼には結婚する気がなかった)の後日談となります。 「7年間付き合った彼が私と結婚する気がまったくなかった。でも、まだ好きな感情が残っている」 - 斗比主閲子の姑日記 その後のご報告をいただくことは結構ある…

「スパルタ式で育てられた夫は、家庭より仕事を優先。息子には泣くまでガンガン教育。妥協点が探れず結婚生活はもう無理かもしれない」

今日も読者から頂いたモヤモヤメールの紹介です。「子どもの頃苦しみながら勉強させられた夫が、自身の息子も同じ目にあわせようとしていて、その上、仕事が最優先で、結婚生活に支障をきたしている」というモヤモヤです。 Q1. 自己肯定感が低い夫が家族より…

「ただでさえ切れやすいのにお酒を飲むと手がつけられない夫。それでも愛していたのに裏切られた。この気持ちどうしたらいい?」

本日も一人小町です。気性が激しく、お酒に飲まれ、飲酒運転もし、キャバクラ通いをどうしても止めない夫とどう接したらいいかという女性からのモヤモヤです。 メールのやり取りを若干修正して掲載しています。 Q1. 夫に裏切られて悲しい。どう接したらいい…

離婚は会社の倒産・親族の死・別居と並ぶ凶悪なストレス源。時にワンワン泣くの超大事

以前、グリーフケアを取り上げたときに、配偶者との死別は最凶のストレス源であり、適切に悲しむことがその後の回復のために大切だと紹介しました。 【配偶者との死別】「子どもの成長をともに見守るパートナーがいなくなったらどうしますか」【グリーフケア…

DV事件の報道で被害者が『10代の妻』であることを強調する必要はあるんでしょうか

先日、とある経済評論家がDV容疑で逮捕されました。 その件に関する報道で、妻が10代であることをタイトルに持ってきた(スポーツ誌以外の)主要メディアの報道が以下の通りです。 傷害容疑:経済評論家の三橋貴明容疑者逮捕 10代妻殴る - 毎日新聞 10代…