斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

結婚して良かったこと、寒い冬の夜にくっついて眠れること

7年前に、こんなことを書きました。

結婚して良かったこと、死んだ時のことを話せること - 斗比主閲子の姑日記

当時ご存命だった、雨宮まみさんのエッセイに感応して書いた文章です。今読み直すとほっこりの定義が定まっていなくて恥ずかしい。スタイルが確立される前の文章。

死んだときのことは今でもパートナーとはしばしば話します。お互いに年を重ねているので、むしろ今のほうがよく話しているかもしれない。楽しくやっています。

もう結婚して長く、結婚して良かったと思うことは他にもあるわけですが、今週のように一気に寒くなった日の夜には、ベッドの羽毛布団の中で夫婦で身体をくっつけて暖めあうことに無上の喜びを覚えます。誰か人が横にいるだけで凄く暖かい。その人間に無防備でいられるのも心地よい。

子ども部屋で寝ている子どもが布団に潜り込んできて一緒に暖まるのにもこの上ない幸せを感じます。

子どもには「なんでこんなに私が温かいか分かる?」と聞いて、「エネルギーを燃やしているからじゃないの」と子どもが答えるのに対して、「不正解! あなたたちを暖めるために温かいんです」などというウザいやり取りを時々やっています。

結婚していないと必ず体験できないというわけじゃないし、結婚していても暖め合わない家族はいるわけで、他の人の家庭をどうこういうつもりはありません。ただ、寒い日に身体を寄せ合っているだけで、私は結婚して良かったと思っています。

今日は短くこんな感じで。

皆さんもお身体にはご自愛くださいませ。