斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

30年来の競馬ファンがウマ娘アニメでライスシャワーの天皇賞春にウルッときてゲームで50頭育成した話

話題になっているウマ娘プリティーダービーというスマホゲーム(基本無料)を4日前から始めてみました。今、50頭ぐらい育成して、ようやくURAファイナルズ決勝で一度勝てたぐらいです。

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ガチャの課金要素があるスマホゲームはウマ娘プリティーダービーが記憶にある限り初めてです。課金しないでここまでゲームをプレイしてきて色々思ったことを書いてみます。

ゲームをしたきっかけ

ウマ娘は主に1980年代後半~2000年代前半までの日本の競馬の有名馬を、擬人化というかウマ娘化したコンテンツです。

もともとウマ娘のアニメは3年前に第一期を見ていました。7話(サイレンススズカの天皇賞秋の回)をたまたま見てハマりました。

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アニメは意外に細かいところがよくできているんですよね。競馬ファンが喜ぶ要素が含まれている。

私はオグリキャップ、トウカイテイオーあたりから競馬を見るようになって、テイエムオペラオーぐらいまでの知識はあるので、8割ぐらいの登場ウマ娘は戦績を把握しています。血統も知っているから、大体なんとなく分かる。

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今年になってウマ娘第二期が始まったんですね。特に最初からは見ていなかったんですが、これもたまたま見た8話が、ライスシャワーがメジロマックイーンの天皇賞春三連覇を阻止する回で。これ見てウルッと来ちゃったんですね。ほぼライスシャワーが主役の回。

ささやかな祈り

ささやかな祈り

  • 発売日: 2021/02/23
  • メディア: Prime Video
 

だってライスシャワーですよ。サイレンススズカと同じじゃないですか、当時の競馬ファンならこの後何が起きるかって知ってるわけです。テンポイント、ホクトベガと同じ。だから、この後のことを考えちゃって、寂しい気持ちになっちゃったわけです。

ウマ娘のアニメの中では予後不良は描かれないんですけど、馬体重の軽いライスシャワーが小さな体でウマ娘化して頑張っている姿を見て、悪くないなと思った。

それで、ようやく今年の2月になってゲームがリリースされたというのが分かり、だったら、そのウマ娘を育ててみたいと思ったって流れでゲームをし始めたわけです。

ゲーム要素はパワフルプロ野球のサクセスモード

ウマ娘のゲームは、無料で回せるガチャで育成できるウマ娘をゲットするところから始まります。分かっていたんですが、かなりデジタル。

特定のウマ娘を選ぶと、そのウマ娘を育成しながら、実際の戦績をほぼ再現していくことになります。サイレンススズカならなんやかんやあって宝塚記念、毎日王冠、天皇賞秋と。もちろん、天皇賞秋で故障するところは再現されていません。

その戦績を達成するとURA(≠JRA)ファイナルズというレースに出場する権利が得られて、予選→準決勝→決勝と3回勝つと、一応シナリオをすべてクリアーすることができます。

ウマ娘がレースに勝つために自分はトレーナーとなって調教(育成)をするわけですが、この要素が完全にパワフルプロ野球の育成モードと同じです。パワプロが分からない人のためにいうと、同じコナミのときめきメモリアルと同じです。要は休養を挟みながら、特定のステータスを上げていって、本番でミスらないとちょっとしたご褒美がもらえるという作りです。

レースはウマ娘が走るシーンを見ることになります。これはダビスタみたいな感じ。音声実況がフルに入る。

既読テキストをスキップしたとして、おおよそ30-45分ぐらいで一頭のウマ娘を育成できます。じっくり読む・見る人なら1時間ぐらいでしょうか。

50頭ぐらい育てた感想

ガチャで引いたウマ娘10数頭は一通り育ててみて、確か、ハルウララかサイレンスズカかサクラバクシンオーでURAファイナルズの決勝に一回勝って、今は延べで50頭ぐらい育てた状態です。

その上での感想としては、よくできているという印象です。50頭だから4日で10-20時間はプレイしているわけだから、他人から見たらハマっている状態でしょう。

ハマる要素は過去育てたウマ娘の能力を継承できるから、次に育てるウマ娘が徐々に強くなるところ。後は、単純にウマ娘が可愛いのと、細かいエピソードが豊富なのと、育成のギャンブル要素ですね。ダイジョーブ博士とか。

ちょっとした攻略情報としては、賢さは育てる必要はなくスピードが最重要パラメーターだということと、勝てるレースなら出しておいたほうがいいってことと、サポートカードが重要ってことでしょうか。詳しくは検索するとすでにたくさんの情報があります。

ウマ娘の性別は全員女性であるため、牝馬三冠も牡馬三冠もどちらも目指せるというのは不思議な感じですが、まあ、それはそれということでしょう。あとは、ダートのウマ娘が現状は少ないからダートレースが非常に少ない。

ひとまずURAファイナルズの決勝に勝てたのでこれからは少し控えめに、それぞれのウマ娘の戦績を再現する形で適度にプレイするんじゃないかと思います。

いずれにしても、私みたいな古い競馬ファンでも楽しめているし、これを無料でできるというのは凄いなと感心しています。大量課金するユーザーが支えてくれているんでしょうね。

以上、ウマ娘のゲームをプレイした感想でした。今日はこんなところです。

最後に、なぜかウマ娘の記事を書くとステルスマーケティングだと騒ぐ人がいるらしいので、ここまでの文章を読んでステマだと思う人はいないでしょうが、念の為、Cygamesからは何らの依頼を受けていないことを書き添えておきます。

面白いコンテンツなら、それを他の人に知らしめたいという人が出てくるもので、ウマ娘のゲームがそういう感じなんだと思います。