我が家は大型液晶テレビにPCを接続して、リビングでパソコンを操作できるようにしています。テレビ番組は一切見ないので、我が家のテレビは液晶モニターみたいな扱いです。ゲーム機も繋いでる。
リビングPCの便利なのは、家でちょっとした調べ物をしようとしたときに、みんなで同じ情報を得るのが簡単なところです。旅行の準備のときにどこに行くかを大画面で一緒に決められる。
このリビングPCとして、Mini PCを導入しました。以前から、Mini PCは実験として買ってみたいなと思っていたところ、Amazonでタイムセールになっていたので、物は試しとして買ってみたわけです。
Mini PCを知らない人向けに紹介すると、主に中国企業が販売している、小型のデスクトップPCです。どれくらい小型かというと、大きさは手のひらと同じぐらい、厚みは5cmぐらいです。重さも数百gぐらい。
これぐらい小さいと持ち歩きも簡単だし、置き場所も選びません。VESA規格に準拠しているものが多いから、ディスプレイの裏に収納できちゃうぐらいの小ささです。
メーカーとしては、MINISFORUM、GMK、BMAXとか、色々です。値段は安ければ1万円で、高くて10万円ぐらいでしょうか。同じスペックのデスクトップPCを買おうとすると、1.5~2倍ぐらいの値段がするので、かなり割安感があります。
※私が買ったのと同じぐらいのスペック。メモリは16GBにしました
家に届いたとき最初に驚いたのは、PCが入っている箱の小ささです。ちょっとしたスマホの箱と同じぐらい。デスクトップPCとは比べ物にならない小ささ。しかも、箱が超軽い。
WindowsのOSはちょっと心配だったので、起動ディスクを作って再度インストールし直しました。中国企業の製品をすべて使わないというのはできないけれど、Mini PCのWindowsはライセンス的にも、セキュリティ的にもちょっと気になるところはあったので。
テレビに接続するための端子はかなり充実していて、HDMI端子はもちろん、USB端子は豊富だし、無線LANには当然対応していますし、Bluetooth接続もオンにできます。骨伝導イヤホンを使って、一人で映画を見るなんてのも簡単にできる。
CPUは正直非力で心配でしたが、YoutubeやAmazonプライムビデオを再生するぐらいなら全然問題ないし、Officeを使うぐらいなら不便さはないと感じました。
スタンバイモードにしたときの電力消費量も最低限で、静穏なのも気に入りました。場所も取らないので、掃除もしやすい。
結論としては買って大正解でした。同じものを日本企業が出してくれたらと思いましたが、たぶん色んな理由で難しいんでしょうね。
中身を入れ替えてある程度のカスタマイズもできるようになっているので、はじめてのPCとしてもいいなと思いました。
今日はこんなところです。ではでは。