斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「夫は反対しているが、世の中の親は自分の子どもがPCを自作する事についてどう思うのか」

次のようなTweetをたまたま見かけました。

気になるということなのでサンプル数を増やすのにお手伝いしますと、私の子どもがもしパソコンを自作したいと言い出したら、

「へー、いいね。困ったことがあったら何かできることがあるかもしれないから言ってね。途中でもできたの見るの楽しみにしているよ」と言うと思います。

要するに子どもが何かやりたいと言い出したときの基本スタンスです。やりたいという気持ちを応援し、手助けの意思を示し、プロセス・結果に興味があることを見せるという動作。途中プロセスは適宜観察しつつ、実際に出来上がったらフィードバックもするはずです。

これは、子どもがパソコンを自作したいと言ったときに限らず、Youtubeでピアノ動画を配信したい、化学の実験をしたい、作りたい料理がある、一輪車乗りたいと言おうが、全部同じスタンスで反応するはずです。部下育てと同じ。やりたい気持ちを支援するのが上司の役割。

あ、ここまで書いてきて思い出したけど例外もあります。「電動スクーターを買いたい」と子どもに言われたときは積極的に応援できないことを伝えた記憶があります。あれは、私道でしか乗れないから。

似たような話だと次のような記事も昔書きました。

子どもから「実は、プリキュアなんだ」 と告白されたとき、親としてどう振る舞うか - 斗比主閲子の姑日記

プリキュアも犯罪行為をしていなければ受け入れるはず。子どもが自警団をやるのは、ろくなことがないと思うので、できれば警察に任せるべきだと思いますが。上の記事を書いた当時は、香港で民主化デモをするのも応援すると書いたものの、今では違法なので反対せざるをえないのは残念なところです。

ちなみに、さっき子どもにこの話題を振ってみたら、

子「パソコンって作れるんだ」

私「そうそう作れるよ」

子「ジャンク品とか集めて作るの?」

※ジャンク品はパーツ取りのため価値があることをメルカリを使って学んだことが影響している模様

私「ジャンク品で組み上げることもできないことはないけど、新品でパーツを集めて作るのが普通かな」

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※こういうのを買うというのを見せる 

子「へー、そんなに知っているってことは前に作ったことがあるってこと?」

私「あるよー、凄い昔のことだけど。将棋の藤井聡太さんも作ってたね」

※以下の記事を紹介

【やじうまPC Watch】藤井聡太二冠、「本当はZen 3のThreadripperが買いたかった」。そしてどうやら買いそうだ - PC Watch

と多少興味を持った模様です。

そういえば、最近、子どもからは「SwitchのFPSはスペック的に30が限界なんだよね」「マイクラの影Modとかたくさん入れたいけど、今使っているノートPCだとラグい」とマシンスペックへの不満を聞いているので、もしかしたら、PCを自作する導線はすでに出来上がっているかもしれません。

良いタイミングで良い話ができました。とりあえずPC自作系Youtuberの動画でも一緒に検索してみます。