斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

子「Undertaleでデバッグモードしたい」私「バイナリエディタが必要みたい」子「やる!」

この前の記事(子どもが人狼ゲーム『Among Us』にハマってITリテラシーがかなり向上したので紹介します)に続いて、今日もゲームを通して向上した子どものITリテラシーネタです。

これは去年の話。

当時、我が家では『Undertale』(アンダーテール)が空前のヒットになっていました。Undertaleは2015年にPC向けにリリースされたインディーズゲームです。トビー・フォックスという人がほぼ一人で作り上げていて、見た目は『MOTHER2』っぽい感じ。世界的に数百万本は売れているヒット作です。

※Switch向けのダウンロード版1500円。プレイしやすいけど後述のデバッグモードは当然できません

我が家では私がSteam版をセールの時に買っておいたものの、子どもはしばらく興味を持っていませんでした。

それが、声優の花江夏樹さん(炭治郎の声で有名)か誰かがゲーム実況しているのを見て興味を持ち、

ドはまりした結果、ノーマルルートをクリアーするまでに至りました。何でも倍速再生する我が子が生誕5周年コンサートを等倍速で2時間視聴していたぐらいです。信じがたい。

それで、その他のルートをやり直すのかなと思ったら、Undertaleはデバッグモードをプレイできるらしく、どうにかしてやりたいけれどどうも分からないところがあると私に動画を見せてきました。

xvi32というバイナリエディタを使ってPCに保存されたデータファイルを読み込んで、一部の数値を変更するところです。デバッグモードでプレイするための肝の部分ですね。

私はプログラミングはできませんが、概念的には理解できたので、「要するにデータをいじくるためのアプリをインストールすればできるよ」と、適当なアプリをインストールしてあげました。

ここまでしてあげればあとは子どもだけでもできます。動画を見ながら操作を完了し、デバッグモードで起動していました。ショートカットキーが使えるようになるのだけれど、これはgoogleって機械翻訳してましたね。

Undertale/Debug Mode/ja - The Cutting Room Floor

なお、Undertaleではデバッグモードでプレイされることを予測しているようで、デバッグモードだからこそ見れるテキストや場面があるらしく、我が子はそれを楽しそうに見つけてきては報告していました。

……というのが去年の話です。

「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、やはり本人がしたいやりたいということがあると、一見すると難しいハードルを次々と越えていくものだなと思った次第です。

ちなみに、ちょっと違う話ですが、複数人の子育てをしているとゲームの楽しみ方もそれぞれなのを眺められるのも結構面白いんですよね。

今回紹介したみたいにデータをいじるのが好きということもあれば、ゲーム自体のプレイスキルを向上させたかったり、テキストもそうだし、キャラにハマったりもします。当然、音楽もヘビーローテーションで聴いてたりする。トビー・フォックスさんには感謝してもし足りないですね。ありがとうございます。

せっかくなので、トビー・フォックスさんの最新作で、まだ完結しておらず、じわじわチャブタ―が公開されている『DELTARUNE』を最後に紹介しておきます。Switchでもダウンロード版が無料でプレイできますよ。

DELTARUNE Chapter 1&2 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

今日はこんなところです。ではでは!