斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「アラフィフで元彼から結婚しようと言われた。一度ぐらいは良いと思うものの、気ままな生活を失うのが怖い」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。結婚のモヤモヤ。

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Q. アラフィフで元彼から結婚しようと言われた。一度ぐらいは良いと思うものの、気ままな生活を失うのが怖い

※太字はtopisyuによるもの

斗比主閲子さま

こんにちは。初めてメールさせていただきます。いつもブログを楽しく拝見しています。

今悩んでいることがあるのですが、誰かに相談したいけれどなかなか聞きづらく、占いにでも行こうかと思っていたところ斗比主さんの一人小町を思い出しました

すでに家庭を持たれているト斗比主さんにお聞きしてもいいものかしら、とも思いつつ、ifな気持ちでお答えいただけると嬉しいです。

私はいまアラフィフで、気ままな独身暮らしをしてまいりました。氷河期真っ只中でしたが、少しはお給料をいただける仕事に就くことができ、そこから仕事に邁進してきました。

結婚を考えなかったわけでもなかったのですが、アラフォーの時に結婚を考えていた彼に振られました。

子供を持つことへの考え方が違っていたのと(私はいらない、彼は欲しい)、仕事が双方忙しいというすれ違いからだったかなと思います。

別れた後も定期的に会って食事などはしていたのですが、今頃になって、その時に別れた元彼が結婚したいと言い出しました

老後が近づいてきて(同世代です)、この先一人で過ごしていくのが寂しくなってきたんだそうです。元気なうちにいろんなところに旅行がしたいけど、一緒に行けるのはやはり奥さんだろうと。

私はすっかり独り身でいるつもりで40半ばにマンションを買って、仕事や趣味を楽しみながら、仲のいい男友達はいつつも特定のパートナーは作らずにきました。

結婚が嫌というわけではなく、人生1度くらいしてみてもいいかなあという思いもあります

子供という双方の気持ちの食い違いも、時間が解決してしまいました。

しかしいろんな人と気兼ねなく出かけられる、この気ままな生活を失うのも怖い

実は男友達の中には、別の元彼がいて、結婚となると傷つくかしら、それも面倒そうだなと想像したり。

別の元彼とは特に性的な関係はなく、共に好きだったライブなどに今も一緒に行っています。

いい年して子供じみたことを言っていますよね。

そしてアラフィフが結婚に悩んでいるなんて周りにも相談しづらくメールしてしまいました。

10年前なら喜んで結婚したのになあ。

つらつらと取り止めのない書き方で申し訳ありません。

斗比主さんなら、何を基準にどう判断されるでしょうか。

ご意見お聞かせいただけると幸いです。

一読者より

A. 私なら同居から試します

メールありがとうございます!

占い感覚で、モヤモヤエピソードを送ってもらえるのは嬉しいですね。どうぞ、他の人もそれぐらいの感覚でメールをしてもらえるといいと思います。お勧めは、王様の耳はロバの耳の、穴ぐらいの感じ?

それで、私だったら何を基準にして結婚するかですが、ゴールが法律婚で、自分の勝手気ままな生活を失うのが怖いというのが条件なら、まずは、同居をしてみて、法律婚をするに足るか、自分の生活をおびやかさないかを確認するはずです。

法律婚は、法的に婚姻状態であることを証明できて、色んなメリットがあるんですが、逆に、制限も大きいんですよね。特に、いざ合わなくても一方的に離婚できないし、財産分与も考えないといけない。解除が面倒なんです。

長い付き合いではあるものの、いざ結婚して一緒に時間を過ごしたら嫌なところもあるかもしれない。そうであるならば、別に急いで結婚しないといけない理由があるわけではないのだから、まずは、お試しで同居をするところから、私なら始めます。

また、夫婦の関係性という意味では、別居婚というのも選択肢としてはありますよね。彼のゴールが夫婦で旅行に行く程度のことであれば、同居している必要もありません。

そういう意味では、今は、色んなパートナーの在り方がありますから、どの形態が二人にとって居心地が良いのかを、一人で悩まずに、二人で擦り合わせができるかどうかというのも、私だったら結婚する上での基準になるはずです。

ちょっと意地悪な話ですが、日本人女性は日本人男性と比べて、平均的には健康寿命も平均寿命も長いですから、配偶者の男性が同年代または自分より年上だと、女性は自分が介護をしたり、看取ったりする側になる確率が高いんですよね。要は、女性側が損しちゃう。

だから、余計に、「そもそも何で結婚するんだっけ?」というのは、私だったら事前に確認、擦り合わせをするはずです。

以上、今日はこんなところでしょうか。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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