斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

先週末、家族で投票行って外食してきました

先週末は衆議院議員選挙があったので、家族で投票しに行った後で外食しました。恒例行事です。下の記事は5年前のもの。

選挙では小学生以上の子どもと一緒でも投票ができます - 斗比主閲子の姑日記

家族で選挙に行って外食するのは、子どもに選挙に行くのは当たり前の動作であることを知ってもらいたいなという狙いがあります。

18歳になっていきなり選挙に一人で行けと言われても、今は期日前投票もできるようになって随分ハードルは下がってはいるとして、それなりに抵抗感はあるものでしょうから。

親と投票所に何度も通った経験と、セットで外食して美味しいものを食べた記憶がセットになれば、投票行動を自然にする感じになるかなと考えています。

我が家の投票のルーチンはいくつかあります。

まず、投票日当日に最寄りの投票所まで歩いていって、道々に投票所に向かう人を子どもと一緒に観察します。目の前にいる人たち一人一人が投票する権利を行使しにいっているんだというのをリアルに認識するわけです。老若男女みんなが同じ目的で同じ場所に向かうのを見るのはなかなかない機会です。知り合いに会うこともあります。

あとは、投票所の近くの選挙ポスターのチェックです。当日投票先を決める人がいるのでちょっとした人だかりになってたりしますよね。あそこを見ながら、子どもの「パパ、ママは誰に投票するの?」という質問に、子どもの耳元で答えています。親は投票先を事前に決めていますが、子どもにとっても擬似的に選ぶ感覚を味わってもらいたいなと思って、意図的に投票所近くの選挙ポスターの前で足を止めます。

投票所の中では特別なことはしていません。一緒に入って一緒に出るだけです。今回は投票所で子どもたちが親の投票表紙を投票箱に入れたいと言ってきたので、ちょっと困りました。記名前の投票表紙の材質を触ってもらうのと折り曲げてもらうので勘弁してもらいました。

選挙が終わったら外食するわけです。外食先は子どもに選んでもらっています。今回はファミレスでしたね。私は子どもの頃に選挙の日には近所の中華料理屋さんで、ラーメンと炒飯と餃子を食べるのが好きだったので、何となく中華料理屋さんに入りたくなります。

帰ってきたら、親による今回の選挙の予想結果を披露します。自分たちの投票先はここで、選挙結果自体は全体でこんな感じになるんじゃないかって話です。合ってても外れてもよくて、そういう推測をして投票しているんだというのが子どもに伝わればいいなって考えています。

当日の投票結果は見ないで寝るのが普通だったんですけど、子どもも大きくなったので選挙のときのお祭りムードをもう少し味わえるといいかなと思い、今回は姑の世帯のリビングに行って選挙特番をテレビで見ることにしました。最近の選挙特番は各社が色々趣向を凝らしているので、子どもでも楽しく見ていましたね。

で、翌日になってネットで選挙結果を確認して、子どもに簡単に紹介して終わりって感じです。我が家では、子供新聞と中高生新聞を定期購読しているので、子どもはそれも読んで選挙結果を理解しているようです。

こういう地道なことを衆参両院選挙、補欠選挙、地方選挙で繰り返し続けているので、たぶん、この人たちが大きくなったときには選挙への抵抗感はかなり薄れているんじゃないかなと考えています。親とのイベントの一つとして記憶に残ってくれるといいですね。