斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

持ち家有り、金融資産2億円以上でFIREをしない理由

持ち家有り、金融資産2億円以上の一見すると経済的に余裕がある私が、FIRE(経済的自立と早期リタイア)をせずに、仕事を続けている理由は大きくは2つあります。1つ目は子どもの学費分を考えるとまだ心もとないこと、2つ目はFIRE後の準備が済んでいないからです。

結論は以上で、ここからもう少し詳細を書いていきます。お好きな人だけどうぞ。

資産を築くのはFIREのため?

投資をする背景としてFIREをすることがゴールとされることがしばしば語られますが、資産があるからといって仕事を辞めるかどうかは人それぞれです。

私の場合は、若いころに過労死基準を満たすような働き方をしていて、お金に縛られないようにしたいと思ったのが投資をし始めたきっかけですから、

※詳しくは本に書きました。

仕事を辞めることは、常に頭の中の選択肢としてありました。

子どもの学費分を考えるとまだ心もとない

だから、持ち家もあり、金融資産2億円以上もある状況からすると、もうFIREをしてもいいと言えなくもないのですが、ちょっと決めきれないところがあります。

一つは子どもの学費です。

「2億円もあるのに、学費の心配をする必要ある?」と思うのはごもっともなのですが、私の子どもの進学先が海外の大学・大学院というのが有力な選択肢としてありまして。

例えば、カナダのトロント大学に留学すると、年間の学費と生活費の合計は1千万円ぐらいを見ておくことになります。

【知らないと損】トロント大学と利用可能な給付型奨学金の紹介(2025−2026年

子どもが全員海外の大学に進学し、毎年この支出をするとなると、資産2億円では心もとないと考えている次第です。

さも当たり前に海外大学の進学費用をすべて親が賄うように書いていますが、私もまったく葛藤がないわけではありません。正直、ちょっと高すぎる。子ども一定程度負担した方が本人のためになる気もする。

ただ、本人たちが万が一希望したときに、経済的な理由でお断りするのは、私がもうちょっと我慢して働けば済むことと比較したときは、別にもう少し長く働くことにそこまで嫌ではないので、許容できるかなと考えていまして。

FIRE後の準備が済んでいない

実際、仕事をするのはそこまで嫌ではありません。

お金があるからこその余裕もあって仕事では結構やりたい放題できてますしね。労働時間も法定労働時間ぐらいです。仕事は難しくても、能力も上がっていますし、ストレスは昔ほどではない。人間関係の不満もない。子どもも大きくなってきたから、育児の時間も僅少。

とはいっても、「仕事をするのとしないの、どっちを選ぶ?」と言われたら、仕事をしたいとは思わないぐらい、そこまで積極的でもない。だったら、FIREするかというと、まだ準備ができていないんですよね。

さっきの子どもの学費の話と関係ないこともないんですが、子どもが進学するときに、親が何をやっているかちょっと分からない状況だと、育児の最終盤面で悪い影響はあるだろうなとは思っていて。

具体的には、私がFIREして、昼間からVRゴーグル付けて、Uberで宅配された食事だけ食べて生活をしていたとして、それを子どもがずっと見る機会があると、人生の価値は一体何にあるのかという疑問が生じてもまったくおかしくないかなって。いや、あくまで一例だし、シャンフロ的な生き方を否定しているわけでもないんですが。

子どもが働くぐらいまでは、親が何か社会に関わっていた方がいいかなって思うんですよね。

一応、FIREしたら、まずは大学院に通おうというのは本の中でも書いているし、目星もつけてはいます。公共交通機関が止まったときに災害ボランティアに行けるように自動車免許も取得したし、自治会含めて地域の活動も少しずつ手を出してはいるんですが、ちょっとまだ足りないかなって。

究極的には、残りの人生30年ちょっとをどう生きるかってことですからね。30年分の暇つぶしの用意というのは容易ではない。

締め

などなどと考えていて、いまいち踏ん切りがつかず、FIREしていないというわけです。

もちろん、子どもの進学を国内限定にしたら金銭面のことは考えなくてすむし、FIREしてから何をするか考えてもいい。

ただ、組織に属し仕事をしているからこそ手に入る情報やネットワークなんかもありますし、私の場合は、「子どもの学費を稼ぐ」というお題目を持ちながら、もう少しFIREの準備をしてもいいかなって。

こういう葛藤をしている人のプロセス自体が言語化されているのはあまり多くないかなと思い、今回書いてみました。

以上、今日はこんなところです。ではでは!

みんな、『アンナチュラル』はいいぞ

Netflixで、日本のテレビドラマ『アンナチュラル』を見ました。一回目は一人で見て、二回目はパートナーを誘って二人で見ました。とても良かった。

どれくらい良かったかというと、この一週間、主題歌の米津玄師さんの『Lemon』を毎日口ずさむぐらい気に入りました。

この記事は、ネタバレにならない範囲で、私が『アンナチュラル』をお勧めするものです。この時点で興味を持てた人は、記事は読まなくていいので、見ちゃってください。現在は、Netflix、Disney+、U-NEXTで配信されているようです。

アンナチュラル

※このサムネイル、ドラマ放映当時にTwitterで見たことあったかも

『アンナチュラル』は2018年にTBS系列で放送されたテレビドラマです。法医学での不自然死を扱った、もう7年前のドラマ。

私は普段は日本の実写映画やドラマは見ないんですが、子どもがNetflixでしか配信されていないアニメを見たいというので契約することになり、せっかくだからと、邦画を何本か見ました。結果、Netflixは私の傾向を学習して、『アンナチュラル』をお勧めしてきて、見るに至った次第です。

正直に言うと、見る前は特に期待はしませんでした。日本のドラマは役者押しで、設定の詰めが甘く、脚本がつまらないという思い込みがあったからです。

実際、『アンナチュラル』も、上のサムネイル画像の通り、役者押しをしていたようですが(右端は、作品の趣旨に沿うなら、薬師丸ひろ子さんではなく、飯尾和樹さんとするところでしょう)、不必要なところに不必要な役者が配置されるようなことはなく、スペシャルゲスト含めて出演する役者さんがとにかく全員ハマっていました。強いて言えば、葬儀会社のキョウリュウレッドが格好良すぎるぐらい。あれは、反則なぐらい格好良かった。

役者がしっかりハマっていることに軽く感動しつつ、一話目を見たら、脚本が凄くいいんですよね。全10話のうち、「ん?」と思う回はないわけじゃないんですが、話がさくさくテンポよく進んで、話が二転三転どころか、四転する。

話の展開は、主人公たちが、法医学的見地から、「これって普通に見るとこうだよね」が、「あれ、こういう風に考えられるのでは」になり、「あ、これが真実だったんだ!」と、見解を深めていくことで起きるものなので、無駄なドラマ要素によるものでなく、見ていて納得感がある。

好きな回は1話、4話、8話、10話(最終話)ですかね。1,4,8は私が感情移入して泣けるところで、10話はそれまでの伏線が全部奇麗に回収してスッキリした。

医療・警察・司法関係者からすると噴飯ものな場面がたくさん登場するけど(職業倫理的にはアウトで、下手をすると懲戒解雇もの)、そこは、まあ、フィクションとして目を瞑って見てました。

だって、二話では主人公が犯人に監禁されるんだけど(ネタバレ)、さすがにそれはないだろうと。逆に、二話で過剰にフィクションっぽさを出してくれたから、以降の仕事的にありえない展開も納得できたかなという気もします。

あと、必ず、泣けるシーンがあるんですよね。私は、パートナーに「絶対に泣けるから!」って期待値上げたにも関わらず、しっかりパートナーは泣いていましたし、私も二回目でも何度か泣きました。泣けるシーンは同じBGMが掛かるから、ちょっと過剰なんだけど、万人受けするよう分かりやすい作り。『Lemon』が挿入歌として掛かるところは、大体泣ける。印象に残るから、私が『Lemon』を毎日口ずさむようになったのも当然です。

ちなみに、なんで私が二度目をパートナーと一緒に見ようとしたのかというと、ミステリー的な観点で一話からあった伏線をもう一度確認しようとしたというわけではなく、Netfilixが、2020年の同じくTBS系列の刑事ドラマ『MIU404』をお勧めとして紹介してきたからです。

この『MIU404』は、『アンナチュラル』と同じ、野木亜紀子さんの脚本なんですよね。しかも、Wikipediaを見たら、この二作は世界線が共通らしい。そして、『MIU404』もとても評判が良い。となると、夫婦で『MIU404』を見るためには、まずは、『アンナチュラル』をパートナーに見てもらった方がよく、せっかくだし、もう一度作品を愛でようと、私も一緒に見たわけです。で、一緒に泣いてました。

ちなみに、ドラマは韓国ものしか見ないパートナーは「日本でもこんなドラマが作れるんだね」と言っていました。私も同感で、食わず嫌いはよくなかったなと反省しました。

というわけで、次は、『MIU404』を見て、同じ枠のTBSの金曜ドラマで良さげなものをつまみ食いするはずです。読者の皆さんで、私にお勧めの日本のドラマがあれば、教えてもらえると嬉しいです。

今日は、こんなところです。ではでは!

「職場を自己都合で辞めたことにさせられた。納得できないが、自責の念もありつつ、人間不信に陥りそう」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。仕事関係のモヤモヤ。

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Q. 職場を自己都合で辞めたことにさせられた。納得できないが、自責の念もありつつ、人間不信に陥りそう

※太字はtopisyu

斗比主閲子様

いつもブログを興味深く拝見しております、一読者です。今後のわたしの行動について、どのようにしたら良いかをお聞きしたいため、メールを差し上げました。

斗比主様ならどのように行動するか、現実的なアドバイスをいただくと共に、わたしが置かれている状況についての個人的なご意見をいただき、ひどい仕打ちだと思われたら慰めを、よくある普通のことだと思われるなら、叱咤をいただきたく思います。(叱咤は優しめでお願いします)

フェイクについては、全面的にお任せいたします。

【家庭状況】

・夫婦二人暮らし、子どもはいません
・わたしはアラフィフ、配偶者は60代後半で身体障害者です。
諸事情により貯蓄はほぼ無く、生活のためには、わたしが働くという選択肢しかありません

【相談内容】

去年から、法律事務所で事務員として働いていました。

面接では、様子見のために最初の一年は3ヶ月ごと更新の契約社員としてほしい、その後、正社員採用とするという説明でした。

勤務半年が過ぎて、有休付与されてから、体調不良により2日当日欠勤をしました。雇用主の弁護士の要求により、医師の診断書も提出しました。

当日欠勤の翌日、雇用主である弁護士から、「今後も当日欠勤をされるのは困るので、正社員としては採用しません。決定です」と断言されました。

土日祝は休みで、残業もほぼ無い勤務状況なので、体調管理も仕事のうち、体調管理が出来ない人は採用出来ないというのが弁護士の主張です。それまでにも午前休をしたり、早退したりしていたのも関係しているようです。

わたしの体調不良もそうですが、前述の通り、配偶者が障害者のため、いつどのように
健康状態が急変するかわからず、当日欠勤の可能性は今後も高いと思われるため、「決定なら仕方ありません」と了承しました。

この間、勤務期間は9ヶ月です。

その後、ハローワークに失業給付の手続きをしに行き、職員から「自己都合で契約更新を希望しなかったということで間違いないですか」と聞かれたので、びっくりして、「いえ、会社から契約更新しませんと言われました。自分から退職意思は表明していません」と異議申立て書を書いて提出しました。

その後、ハローワークが弁護士に異議申立て書のことで連絡をしたところ、「本人から辞めると言った。無断欠勤を繰り返された」と弁護士が激怒しており、ハローワークから退職経緯の理由書の提出を求めても、弁護士は拒否したそうです。

「離職票の離職理由は会社が決めるため、不服なら労働審判を起こしてください、ハローワークとしては、これ以上のことは出来ません」と連絡がありました。

当日欠勤も含め、勤怠は全て連絡しており、わたしは無断で休んだことは一度もありません。退職届も出しておらず、もちろん口頭でも退職意思を伝えたことはありません。

自己都合と会社都合では、失業給付の期間が倍以上も違うため、気持ちとしては納得いきません

しかし、今後も法律事務で転職活動を進めていきたいと思っているので、ここで労働審判を起こして、業界内に噂が広まり、転職活動に支障が出るのではないかと思うと、躊躇してしまいます。

加えて、勤めていた事務所には雇用主の弁護士の他にも数名の弁護士が在籍しているため、労働審判を起こすと、他の弁護士にも迷惑をかけてしまうのではないかとも考えてしまいます。

また、突然の雇用契約打ち切りだったため(通告から契約満了日まで1ヶ月ありませんでした)、弁護士との信頼関係が構築されていなかったという自責も強く、今後も別の事務所に勤めても、また弁護士との信頼関係が築けるのか不安に思ってしまいます。

法律事務所という職場上、労基法など法律は他業種よりも厳しく遵守すると思っていましたので、今回の件で、弁護士というか、人間不信に陥りかけています

斗比主様でしたら、どのようにお考えになり、どう行動するか、アドバイスいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

一読者より

A. 大変ご苦労様です。まずはゆっくりお休みください

メールありがとうございます!

今回のモヤモヤは内容自体は残念ながらしばしば起きてしまうことですが、私への指示が、現実的なアドバイス、個人的な意見、または慰め、または叱咤を求められているのが珍しいですね。

それで、まず私の個人的な意見+アドバイスをしますと、労働裁判はしない方がいいんじゃないでしょうか。これは、泣き寝入りをした方がいいというわけではなく、ご自身として転職活動への支障と、他の弁護士への迷惑と、自責の念があると感じられているからです。

私は弁護士でもなく、労働裁判も経験したことがありませんから、実態としてこれで勝てるとか、または、転職活動への支障がないことや、迷惑をかけるかどうかは、一切判断できません。ただ、ご自身として、労働裁判をどうしてもやりたいというようには読み取れませんでした。だったら、やらない方がいい。

また、貯蓄がほぼないとしたら、失業給付は受けられるだけ受けた方がいいとしても、次の仕事が見つからないと困るわけで、残念ながら、気持ちを切り替えて、次の仕事を早く探すことに集中したほうがいい。

とは言っても、そんな簡単に気持ちを切り替えることはできませんよね。そうでなければ、赤の他人の私にメールなんて送るはずがないわけで。

ということで、慰めの言葉をかけますと、相手がヤバい人で相性が悪かったと考えた方がいいと思います。だって、無断欠勤を繰り返したと事実と異なる話をした上で、激怒するなんておかしいですよ。しかも、試用期間1年とか長すぎるし。どれだけ労働者を舐めているのかと。

だから、次の仕事を見つける意欲を保つためにも、読者さん自身が悪いと思う必要はなく、いまいちな人に当たってしまったと思うぐらいがちょうどいいかなと。労働裁判やろうとしたらこんな程度の整理では戦えないけど、自分の気持ちの整理なら、これで十分。

ということで、私だったら、友人知人に呪詛と愚痴を流しまくり、失業給付期間中に傷を癒しつつ、次の職場探しをするための英気を養うはずです。読者さんも、大変お疲れ様でした。まずはゆっくりお休みください。

以上、今日はこんなところです。お役に立てれば幸いです。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

X(旧Twitter)もやっているので、

ブログの関連Tweetとかを読みたければフォローしてやってください。

私が悩める20代の会社員に投資を始めるのをお勧めしている理由

※この記事は金商法上での特定の商品への勧誘や投資助言・代理をするものではありません!

職場で若い人から、「これから何の勉強をすると、仕事や人生に役立ちますか?」と質問されることがあります。

大抵こういう質問が出てくるのは、仕事で何か課題があったり、周囲からフィードバックがあったり、周りとの比較であったりで、「何かしないといけない!」という焦りから来ていることが多いです。

なので私の方も、「じゃあ、これを勉強しよう!」とすぐに言うのではなく、「何かきっかけがあって、勉強したいと思うようになったの?」と最初に背景を確認するようにしています。別に、勉強することだけが解決策じゃないですからね。誰かにモヤモヤを吐露するのも意味があったりするし。

後は、そもそも学ぼうとする意識があれば、何か始めているわけで、私みたいに年齢も心の距離も離れた人間に話を聞いているということは、何から手を付けていいか分からないという状態もありえます。こういう時は、本人が一体何をできるようになりたいかを丁寧に聞き取りながら、お勧めの分野をまずは概念として伝えた上で、簡単な参考文献を紹介するようにしています。

紹介する分野は個人個人で変えるものの、共通してお勧めするのが「自分のお金で投資をすること」になります。(注:特定商品への勧誘、投資のアドバイスはしていません!)

「投資をするって、それは勉強ではないのでは?」と疑問を思う人も多いことでしょう。確かに、投資をするというのはただの行動です。ただ、投資行動をすると知っておくと良いことに気付くきっかけを持てるのです。

例えば、社会の情勢。

働き始めの頃は、目の前の仕事で手一杯で、社会の情勢に興味を持つのは難しいところがあります。また、知ろうと思っても何から手を付けていいかも分からない。

それが、投資をしていると、「トランプ関税の影響で、鉄鋼株が値下がり」というニュースが耳に入って、「アメリカのトランプ政権は一体何をやっているのだろう?」と興味を持てるかもしれない。

私は20代で投資をし始めて、日経新聞の一面からマーケット総合面(商品のところ)までを全部何が書かれているかを理解できるように自分に課して、大体3年ぐらいで、ほぼ内容が分かるようになりました。

たった一つの出来事でも、こういったものが積み重なっていくと社会への理解が深まっていきます。

例えば、企業の動向。

株式投資で利益を得ようとすると、「これから事業が成長する割安な会社はないか?」という目線で、企業を見ようとし始めます。これ自体は、株式投資の沼のようなもので、素人が割安・割高を判断するのはまったくお勧めしませんが、企業を知ることには意義があります。

何しろ、私たちの日々の生活で企業との接点はたくさんあります。マクドナルドや吉野家といったファーストフードチェーン、すかいらーくやサイゼリヤといったファミレス、衣服を買うユニクロやしまむらも、すべて上場企業です。

消費者を接点にしている企業というのは、客数×客単価が売上の構成で、それに客別の粗利を考えたら、おおよそ儲けの構造は分かります。

こういったことは、株式投資をしていなくても勉強しようと思えばできますが、「自分がどうにかして儲けてやる!」という正しい邪な欲望を持っていると、学ぶ意欲が違ってきます。

発展形として、自分が働いている企業や自分の仕事にも目が向くともう完璧です。「私の会社はあまり成長しないな」「私の今の仕事は儲けが少ないかも」と分かれば、転職だったり、自分の技能を磨こうとしたりする意識も芽生え始めます。私自身も、自分が働いていた企業が将来的には衰退産業であるというのを確信し、年齢性別等での差別があったりで、転職をしました。

他にも、投資をしていると金利や為替にも少しずつ関心が持てるようになります。どちらもローンを組むときや海外旅行をするときぐらいしか、本来は接点がないのに、複合的に興味を持てるようになる。

投資をする人が全員が同じレベルで同じ知識を持つようになるなんてことはありませんが、少なくとも投資をし始める前よりかは、社会に対して多角的な視点を持てるようになる人は多いはずです。

そんなわけで、私は、成長意欲がある若者には、彼ら彼女らが自分で学習する意欲を持てるように、投資をお勧めしている次第です。学習というのは、誰かに言われてやるよりも、自分でやろうとした方が大抵は身に付くものですからね。

ちなみに、投資する金額は一か月分の給料ぐらいを目安にしています。この辺は人それぞれでしょうが、さすがに100円とか1000円ぐらいだとどうでもいいと思いがちだし(社会に興味も持てないだろうし)、いきなり大金過ぎると違う意味で気になり過ぎちゃうし。

先日出版した私のお金の本でも、私が投資をして社会に興味を持ったことは触れています。投資の副次的効果もありますので、ぜひ若い人にも本著を手に取って頂き、投資の勉強をしてみるのはいかがでしょうか。

今日のところは以上です。ではでは!

【宣伝】感想レビューを書いてくれた人には特典記事を送ります

本の感想レビューをAmazon、楽天、個人ブログで書いてくれた人には、特典記事を送ります。レビュー投降後に、「このレビューは私です」とリンクとかで分かるようにして、etsuko.topisyu@gmail.comにメールください。

特典記事は2つ用意します。

①私が日々お金の知識を身に付けている具体的なやり方②お金の知識を仕事で使えるまでに引き上げる方法、です。本の中でも①と②は簡単に触れているものの、ページ数や引用の制限等から必ずしも丁寧には書けていなかったものです。①は本からもう少し背伸びした内容が欲しい人、②は仕事でお金の知識で無双したい人向けです。

今月中(3/12~3/31)にレビューを書いてくれた奇特な方には①②の特典記事を二つとも送ります来月中(4/1~30)にレビューを書いてくれた方は、①②のどちらの特典が良いかメールの中で指定してください

私が物忘れが激しくなるようなことがなければ、①②の記事ともにブログに書いたり、有料記事で配信するようなことはありません。ぜひ、レビューを投稿いただき、etsuko.topisyu@gmail.comまで忘れずにその旨をメールください。

二冊目の本、『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』(幻冬舎)が3/12に発売されます!

私の二冊目の本が3/12に発売されます。出版社は幻冬舎、タイトルは『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』で、最初から最後までお金の話しかない、私のお金記事大好きな人には垂涎の内容になっています。

この記事では、なぜこの本を書こうと思ったのか、どんな内容なのか(あなたにとって役立つか)、そしてレビュー特典を紹介します。

 

本を書くことになった経緯

この本を書くことになったのは、編集者である羽賀千恵さんに声を掛けられたのがきっかけです。

以前から私のお金絡みの記事を読まれていたようで、ざっくり言うと、「人生観とお金の姿勢が興味深いので、それを本にすれば他の人の支えになるのではないか?」というメールを頂きました。

ちょっと話が変わりますが、私の読者であればご存じの通り、私のライフワークは家庭内トラブルを摂取することです。そして、多くの家庭内トラブルを見聞きしていると、そのトラブルの原因にお金が足りないこと、お金の不安があることは分かってきました。

読者のニーズもあるし、私自身がお金に詳しいということで、家庭内トラブルを解決する方法として、お金の記事を10年ぐらい前から散発的に書き続けてきたのには、そういう背景があります。

書き物としてまとまっていなかったので読者向けにまとめを作っておこうかなと思ったり、子どもにも自分のお金の知識を体系的に教えたいなと思ったりしていたので、羽賀さんからメールを貰ったときには、非常に良い機会だと思い、二つ返事で執筆を了解したのでした。

前提として資産2億円=金融資産だけで2億円です

ちなみに、本を書くにあたってはタイトルは決めずに、私がお金のノウハウについて書いてもいいかなと思ったポイントをリストアップして、それに編集者の羽賀さんがありやなしやをコメントしてもらうところから始まりました。

タイトルにあるような2億円という資産規模は最初は詳細に書くのはどうかなと思っていたのですが、「やっぱり、いくら持っているか分からない人の話って、私なら信じられないな」と思い、家計簿アプリの我が家の資産水準の画像のスクショを羽賀さんにも共有し、本の中にも明示することにしました。

ちなみに、資産2億円という表記は分かりやすさいからそうしているだけで、正確には金融資産だけで2億円です。金融資産は現金に加えて株や債券等の投資資産の合計金額になります。金融資産1億円以上が富裕層。また、私個人の金融資産ではなく、我が家の金融資産の合計です。主に、夫婦二人分ですね。子どものジュニアNISAも含みます。

我が家は二世帯住宅ですが、家の価値は含めていません。また、不動産投資もしていません。持ち家や不動産投資をすると、借入が使えるので、実は資産は比較的簡単に増やせるというマジックがあります。

また、資産はすべて夫婦の労働からの収入を投資をして増やした金額です。相続財産もありませんし、スタートアップの経営陣で株式報酬でガツンともらったというものでもありません。

タイトルにある通り、普通の会社員である私が、金融リテラシーを身に付けて、資産を増やした経緯をこの本では書いています。

お金の増やし方、投資の始め方・続け方を徹底的に書いています

肝心の本の内容は、こんな感じです。

これからの時代を生き抜くための金融リテラシー80

<目次>
はじめに
・私はどのように「資産2億円」を築いたのか
・日本の富裕層は20年で2倍に!なぜそんなに増えたのか
・みんなが幸せになるようなお金の増やし方

第1章 家計簿も付けられなかった私が資産2億円を達成するまで
・「お金の話、大好き!」な私も昔は「お金は汚い」と思っていた
・ブラック労働で気付いた「お金があれば自由になれる!」
・投資を始めて「見える世界」が広がった
・「経済的な自由」を得てストレスフリーな日々に

第2章 「お金を増やす方程式」を実践する方法
・お金を増やす方程式は「(収入-支出)+(貯蓄×利回り)」
・年収が上がる資格&生活を豊かにする資格
・いまの会社で給料を上げる「二つの方法」
・「持ち家VS賃貸論争」のファイナルアンサー
・老後も収入を絶やさないための「リスキリングのすすめ」
・幼児教育は「コスパが良い」
・「もういつ死んでも大丈夫」――私が生命保険を解約した日
・子どもに「メルカリ名人」と揶揄される私のネットフリマ攻略法
・ポイント還元率を最大化させる「カードの使い分け」
・私が「推しの店」ではクレジットカードや電子決済サービスを使わない理由

第3章 投資の仕組みから新NISAまで投資徹底解剖
・「老後2000万円問題」は嘘だった?
・100万円貯まるまで投資をしてはいけない理由
・投資をするのは誰のため?
・インフレ下では「現金より投資」
・株価が下がった時は「ケーキと紅茶」
・新NISA徹底解剖
・iDeCo超解説

第4章 お金が増えていく過程で気になること、教えます
・資産が増えたら生活水準を上げていい?
・なぜ私たちの賃金は株価ほど伸びないのか?
・寄付をすると節税できるのは本当?
・増えたお金、どうやって家族に相続したらいい?

ざっくり4つに分かれていて、第1章は私の人生の物語、第2章は収入を増やし支出を減らす方法(flow)、第3章は投資(stock)、第4章はお金が増えた後の話になります。

私のブログのファンなら第1章は比較的楽しめると思います。ゴミ屋敷で暮らしてた話とか、家計簿を何度も放り投げたこととか、赤裸々に書いています。

第2章の収支編で気を付けたのは、単なる節約術の紹介にならないようにすることです。雑誌の特集だと分かりやすい節約術が取り上げられますが、節約って長続きしないんですよね。節約術を書くとしても長続きできるようにしつつ、そもそもの収入を増やすことにもかなりページを割いています。昨日の運転免許の話のようなリスキリングであったり、どういう資格・スキルを身に付けるといいかみたいな、そういう話は類書ではあまり見かけない気がします。

第3章は、投資の話です。私は執筆時に何度か、「このページ数で、投資の一般的な知識に加え、新NISAやiDeCoを紹介するのは無理がありますよ」と音を上げたのですが、羽賀さんから「いや、ここは絶対ニーズがあるので、分かりやすく、でも短く書いてください!」という暖かい無茶ぶりをされながら、何とか仕上げたところになります。どの証券会社を選ぶか(どの金融機関はダメか)、具体的にどの金融商品がありかなしかを歯に衣着せず書いています。基本的な内容から書いていますので、投資初心者にお勧めできますし、上級者も楽しめるはずです。

第4章は、お金が増えた後のリアルな話を書いています。例えば、友人知人に自分の資産の状況を話すべきかとか、どうやって資産を売っていくかとか、寄付とか、相続とか、そういうやつです。羽賀さんからは「これはちょっと応用編ですかね……?」とコメントされましたが、「本書で金融リテラシーを身に付けて、資産を実際に築けた後に、絶対に気になる内容です! 長く本書を愛してもらうために、必須です!!」と説得して、入れてもらいました。「ふーん」と思いながら読んでもらえればと思いますが、いつか役に立つ日が来る内容にしています。とりあえず、寄付は大事!

そんなこんなで、結果、300ページを超える分量になり、お値段も1870円になってしまいました。一瞬高いと思われるかもですが、その価値はすぐに回収できるはずです。ぜひ、付箋・赤ペン多用して活用してみてください。

今月~来月に感想レビューを書いてくれた人には特典記事を送ります

本の発売日は3/12ですが、発売後に、感想レビューをAmazon、楽天、個人ブログ等で書いてくれた人には、特典記事を送ります。レビュー投降後に、「このレビューは私です」とリンクとかで分かるようにして、etsuko.topisyu@gmail.comにメールください。

私としてはいい本に仕上がったと思っていますが、得体のしれない人間の書いた資産2億円という本を喜んで読む人がいるかというと疑問はありますから、本書の価値(があるか)を理解してもらえるように、(良い点悪い点含め)レビューを投稿してもらえるのは執筆者としてはありがたいです。

特典記事は2つ用意します。①私が日々お金の知識を身に付けている具体的なやり方②お金の知識を仕事で使えるまでに引き上げる方法、です。本の中でも①と②は簡単に触れているものの、ページ数や引用の制限等から必ずしも丁寧には書けていなかったものです。①は本からもう少し背伸びした内容が欲しい人、②は仕事でお金の知識で無双したい人向けです。

今月中(3/12~3/31)にレビューを書いてくれた奇特な方には①②の特典記事を二つとも送ります来月中(4/1~30)にレビューを書いてくれた方は、①②のどちらの特典が良いかメールの中で指定してください

レビュー投降の文面から個人を特定し、私から勝手に特典を送るというのは不可能ではないですが、さすがに限界がありますので、レビューを投稿された方はお忘れなく、etsuko.topisyu@gmail.comまでメールください。

締め

以上、私としては久々の二冊目の紙の本の紹介でした。

編集者の羽賀さんのおかげで、ありそうでなかった切り口で、分かりやすさを大事にしつつも、中身が濃いという絶妙なバランスに仕上がっています。

ぜひ購入してみてください。私は今後折に触れて子どもに読み聞かせするつもりです。

※タイトル、『ふつうの軽音部』みたいと思ったのは私だけでしょうか?

余談1

ここからは余談です。

編集者の羽賀さんから声を掛けられたときは、当然名前を検索しました。本の制作って編集者さんとの共同作業だから、編集者さんが私を知っているだけではダメで、私も編集者さんを知っている必要があるから。

検索すると羽賀さんへのインタビュー記事が見つかりました。色んな思いが書かれているのですが、

狭く深く掘り下げた話ほど、普遍的な共感を生む:telling,(テリング)

2年くらい、いろいろ思考錯誤をした結果、

① 多くの読者にとって気になる、パイの大きな題材を
②目新しい舞台や背景、エッジのきいた切り口で語り
③本で伝えたい裏のテーマがあること

この3つがセットで見通せた時に、ヒットにつながるのではないかと感じるようになりました。

ヒットのポイントを言語化しているのは興味深く、一緒に仕事をしてもいいなと思いました。

本書でも、①最近新NISAとかで話題になっているお金のテーマを、②斗比主閲子がちょっと特殊な切り口で書く、という内容になっています。そして大事な③は、「単にお金が増やせればそれでいいわけではない」という一見すると矛盾する裏テーマにあります。

株式投資の根源である資本主義は、社会の成長の原動力であると同時に、貧富の差を生み出し、時には誰かの不幸を起こす装置にもなります。昨今は、投資においてもSDGsが求められてはいますが、持続可能な社会を作るという観点は忘れずに、拝金主義的な内容にはならないよう、気を付けて書きました。お金で解決できる問題はたくさんある一方で、お金があることで起きる不幸もありますしね。

とにもかくにも、羽賀さん、お世話になりました!

余談2

本書のイラストは、水谷さるころさんにお願いしています。私のイメージキャラクターを作ってくれたのもさるころさんです。私の髪型、眼鏡の有無、服装は一切情報提供していないのに、こういうキャラを作れるというのはさすがプロですよね。アホ毛がピンと立っているのも、とてもいい。私もゴミ屋敷を作り出したり、人生で色々やらかしはしている、完璧超人ではないので……。

以下、さるころさんのお仕事紹介と本のレビューです。

3月のカレンダー&お知らせ - さるプログ

トピシュさんのサイトにいるナマハゲ…が、一般向けにおめかしをしてみなさんに地道な金融教育をしてくれるというコンセプトでイラストを描きました。

(中略)

秒で億を稼いだりしません。

でも、コツコツ、真面目に地味にちゃんとやっていけばお金は増えます。
という内容でした………。
でも…それがさ〜〜…一番めんどくさいんだよね〜〜って、思いました…。

人生設計、Excelで組んだりしないでしょ!?
普通は!!!

トピシュさんは、人生設計をExcelで組み、美容も真面目にコツコツUV対策して、スタバには行かず、飲むならコンビニのコーヒー。

クレカのポイントをきっちり貯める。
「50円安い」とかの理由で他のスーパーに行ったりしない(費用対効果に合わないから)。

でも夫婦での外食とか使うときはちゃんと使う。
とにかく書いてあることが一貫して「真面目でコツコツ」かつ合理的なのです。

これ全部できなくても、10個あるうちの半分でもやれば今のずさんな生活よりはマシになるかも。みたいな…そんな気持ちになりました。

確かに、そんな感じですよね……。普通は人生設計をExcelで組みませんよね……。

私も最初から全部できてた・やってたわけではなく、約20年の間で、一つ一つ生活を改善していったら、気付いたらお金が増える体質になってしまった感じです。

一気に全部やろうとすると確実に破たんするので(脳みそと身体が付いていかないので)、本書の内容の実践は一か月で二つか三つぐらい出来ていたら上出来ぐらいの心持が良いと思います。

逆に、まだまだお金の知識が乏しい若い人には、本書がある種の一つの正解だと思って活用すると、無理なくお金が増える体質を作れるので、働き始めの若い人へのプレゼントとして贈ってもらえると嬉しいです。

「転籍先の子会社で私を追い出そうとするグループが複数ある中、業務を遂行するにはどうしたらいい?」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。今回も仕事のモヤモヤ。

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Q. 転籍先の子会社で私を追い出そうとするグループが複数ある中、業務を遂行するにはどうしたらいい?

※太字はtopisyuによるもの

トピシュ様

はじめまして。いつもブログを拝読しており、トピシュ様の頭脳をお借りしたく、初めてご連絡しました。モザイク済みです。

お伺いしたいのは最適な動き方です。望みは

1. 上司が私を信用し疑わず、仕事を任せるようになること(邪魔をしない、と同義)
2. 業務妨害をする他部門の管理者や、業務指示に従わない自部門の従業員の行動改善(業務妨害をしてこなくなる業務指示に従うようになる

です。

私は外資系企業の管理部門で働いています。今いる日本法人は社員100名位の中小企業で、数十年前の創業時からいる人の半数弱が残り、その時々の社長のワンマンで存続してきた比較的ドメスティック、またコンプライアンス意識が低い社風です。私はグループ内転籍で今年から在籍しており、ただレポートラインは親会社である元の会社のままです。

最近、社内のいくつかのグループが私を追い出すために動いている事実を知りました。

一つ目は数名からなる女性陣で、それぞれが不満なことをグループ会社のコンプラ通報窓口に通報しているとのことでした。私が知るのはその人達が自ら通報や内容について口外した内容が回り回って耳に入ったからで、内容には合理性がなく、以前から続くカルチャーであること、また調査部門は信頼できる組織なので、心配はしていません。

二つ目は部下と、また他部門ですがなぜか私の部門に当初からストーカーのような干渉を続けてくる管理職の人間で、二人とも就業規則違反や管理ができないような問題が多々あるような方々なのですが、口頭説明だと承諾を覆すことがあるため、誤読しようがない丁寧な説明を添えたメールを出していたところ、最近この部下が発した問題行動やそれに対する私の対応(管理職として常識の範囲内)をきっかけに、それらメールを私の上司(在米米国人)へ転送し、脅迫された、精神疾患があると言われた、上司にチクるなと言われた、など誤読も難しい内容の苦情がありました。

三つ目は社長で、私がいるとコンプラを無視した形で組織を動かせない不都合さから、一つ目や二つ目の情報と合わせて不満だ、どうにかしてくれ、という内容の連絡を私の上司にしたそうです。近しい社長部下に「あいつをどうにかしたい(辞めさせたい)」と発言していたとの情報もあります。

さて、これだけならば想像の範疇なので問題ないのですが、問題はこの上司が二や三の内容を鵜呑みにしており、私が背景や理由を説明し、メールについては上司が信じた機械翻訳ではなくプロの翻訳を利用するように進言しても実施せず、特に二については他部門管理者の嘘(恒常的に嘘をつく異常人格者的な人で信用されていないものの、社長に取り入っていることから一応耳を傾けられる立場を保っています)を鵜呑みにした状態で私に対する改善策とやらを提案してきたことです。

間違った情報をもとに判断をくだしていることが実務上問題なら、精神的にも非常に不愉快です。

これらは比較的最近の動きなので具体的内容については引き続き話す予定ですが、上司は正確には同じ領域でも分野が異なることや、リーダーシッププログラム育ちで実務理解が弱いことから(知識のみならず理解力が弱い、がリーダーらしい振る舞いには長けている)、私に無駄な時間を費やさせる提案になっています。

上司としてはクレームを生じさせないように事前理解し、特に前述の部下の動きが怪しいため事前対策を練られるようにしておきたいようなのですが、役に立つとは思えないため、引き続き一任を希望します。

しかし前述の通りなぜか私を信用できない人で、私への疑惑が丸わかりな表情や口調で詰問的に確認されることが、転籍後一年未満の間に何度もあるぐらいでした(転籍前後で上司が変わっています)。親会社は超優良企業なので人種差別的な要素はない筈ですが、何かしらのバイアスはありそうな感じです。私が日本の関連法について説明したところ、本国のリーガルアドバイザーに確認してようやく信用する、という例も何回かありました。

業務運営上非常に迷惑ですし、私の分野の組織管理においては私の方がシニアなので無礼で不愉快です。

なお、事を面倒にしている要素が一つあり、それは部下の組織内公式レポートラインです。部下は昔からこの会社で同じ業務範囲を担当しているのですが、本人が入社した数年前はグループ全体で大編成があった時期で、その際本当なら業務内容に即した部門に登録されるべきところ、ある思惑から前述の管理者の部門に登録されてしまっており、その経緯から同管理者がこの部下を自組織のメンバーだと吹聴、また当部門の業務内容に干渉し続けるという問題行為を取り続ける結果になっています。

同管理者にもその上司である社長にも何度も止めるよう伝えていますが、実行されません。

より正確には、同管理者の干渉は私の転籍時にも生じており、私の領域が分からなければ自部門の管理もできない人間ならば、何より私のレポートラインは完全別であるにも関わらず、私をアシスタントとして使おうとするような異常行為があり、社長の上司である親会社の事業責任者と私の上司で注意をするようなこともありました。私については停止しましたが、部門や部下については直りません。

なお部下はこの一名のみで、その同僚によると、もともと慌てたりヒステリックになる面があり、実務の上司と公式レポートラインの上司が違う(それも公式上司が自分に干渉し続ける)状況にずっと混乱し続け、集中を妨げられている状態のようです。

今春、一年強の休職から戻ってきたところ、前の上司や先輩が休職中に退職してしまっていたことから環境が変わり、しかも「二人が私を取り合っている」みたいな状態(部下同僚談)で、精神的困惑があるかもしれません。

長くなりましたが、冒頭の望み1と2を実現するにはどのような手段が考えられるかートピシュさんならどう動くか、をお伺いできればとてもありがたいです。

ご不明点ございましたらご連絡ください。

どうぞ宜しくお願いいたします。

一読者より

A. 親会社の他のルートにアプローチします

メールありがとうございます! なかなかハードな状況で、ワクワクしますね!!

まとめると、コンプラに問題があるグループ会社に転籍、一人しかいない部下は理由不明で他部門と兼務状態、他部門の管理者が嫌がらせあり、グループ会社社長は読者さんに問題があるとし、レポートラインの真の上司は業務・問題を理解しないまま読者さんを疑ってくるという状況と理解しました。

この整理で、まず一つ目の、

1. 上司が私を信用し疑わず、仕事を任せるようになること(邪魔をしない、と同義)

については、私だったら、私の業務内容(私がこのグループ会社で果たすべき役割)を理解している、上司以外の親会社の部門・社員にアプローチするでしょうね。

外国人の上司からしたら、長く続く日本の子会社でのいざこざが起きているとして、日本の子会社の社長含めた複数人から、読者さんへのクレームを受けたら、私一人の言動・証拠を信用してクレームを対処しないという判断は難しいでしょう。

たった1名で、レポートラインは変わらずに、コンプラゆるゆるな子会社に転籍しているという状態は相当特殊ですから、本当は上司が変わったとしても読者さんをサポートするよう、適切に引き継ぎが行われているべきですが、それが上手く行かなかったんでしょう。

だとしたら、この上司の考え方が変わることを期待するより、(読者さんが信頼している)親会社の調査部門等、他部門の関係者に状況を共有し、そのラインから上司の理解・対処を変えさせることを私なら考えると思います。例えば、社長の上司である親会社の事業責任者ラインとか。

続いて、二つ目の、

2. 業務妨害をする他部門の管理者や、業務指示に従わない自部門の従業員の行動改善(業務妨害をしてこなくなる業務指示に従うようになる

こっちは、私だったら、1の対処が進んでからじゃないとどうにもならないと考えて、一旦は静観する(何もしない)と思います。部下だけならまだしも、他部門の管理者や日本法人の社長まで自分を敵視している状況だと、親会社からのアプローチがないと自分での対処は限界がありますから。

ちなみに、私だったら、仲間が誰もいない状態で、自分に与えられた権限が限定的で、異なる組織に所属することになったら、まずは業務遂行よりも人間関係作りを最優先します。一人はシンドい!

もし、業務遂行にスピードが求められるなら、権限を与えてくれるようにお願いします。権限がないのに、周囲に嫌われる仕事をやるのはキツい!

以上、今日はこんなところです

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

X(旧Twitter)もやっているので、

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最近怒りやすくなった気がする

最近、怒りやすくなった気がします。具体的には、

  • お金を払ってサービスを受けているときに、自分が伝えている意図が伝わっていないことがやけに気になる
  • 部下や家族が結論を言わずに喋り続け、私の時間を拘束することにモヤモヤするタイミングが早い
  • 一度沸点が上昇し、お怒りモードになると、冷静に落ち着くまでに5分ぐらいかかってしまう
  • 怒りの限界を超えると、普段は出さない大きな声を出したり、机を叩いたりしてしまう

こんな言動をすることが増えました。いわゆる「キレやすい中高年」状態に自分がなっている気がします。

他人への期待値が高すぎることに原因があり、高い期待値に対して応えてくれない事象に対して、攻撃だと考えて反撃をしてしまっているというのは頭で理解できています。

ただ、理路が分かったとしても、最初の期待値が高すぎるというのがどうも調整が上手く行きません。年齢相応に敬ってもらって当然という思いがあるような気もするし、さらに言えば、脳みその働きもイマイチになっている気もします。

これ以上悪化すると、自分も気分が悪いし、他人にも申し訳ないので、医療機関を受診してみることにします。ホルモン注射で解決する可能性あるし。

「#みんなの更年期」 - NHKスペシャル - NHK

最近、五十肩になるし、風邪の治りも悪いし、近いところはボヤけて見えるしで、年を取ったと自覚する機会が多いですが、このメンタルの不調も年齢による可能性が高い。

若い時には遭遇しない健康上の問題が今後ずっと続くのは気分の良いものではないものの、一つ一つの問題の対処法はあるので、地道に解決していくことにします。

今日はこんな感じで! ではでは!!

「定年退職間近。今の職場に体力的な限界。仕事を断る? 早期退職? 介護休暇? どうすればいい?」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。仕事のモヤモヤ。

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Q. 定年退職間近。今の職場に体力的な限界。仕事を断る? 早期退職? 介護休暇? どうすればいい?

※太字はtopisyuによるもの

斗比主閲子様

こんにちは。初めてメールさせていただきます。いつもブログを楽しく拝見しています。この数年のの悩みを聞いていただきたくメールさせていただきます。

・フェイクに関しては全面的にお任せします

斗比主様が以下の状態であれば、今後どう動かれるますか? 立ち回りとしてのアドバイスはありますか? いい年して恥ずかしいですが、あと、自分をちょっと褒めて欲しい気持ちがあります。

属性:

定年まで後4年(延長の予定なし) 大手JTCの支店勤務。ADHD傾向有。夫・子(新卒同居)有り、昨年末に父が急死。自宅から2時間の距離に軽度認知障害でサポート必要な母が一人暮らし。

悩み内容:

勤め先の現状に不満があり。精神的にも体力的にも限界だが退職するのが不安。部署の本部方針が支離滅裂で、実務が拡大傾向にあるのに人が減らされすぎて仕事が回っていません。管理部門且つ支店勤務で整備の全くされていない下請け業務の仕事ばかりが回ってくることも不満です。

今年は自分の体調に加えて昨年父が急死したためにプロジェクト的な仕事から外してもらっているため、余計に雑務が多い状態。部署そのものがカスタマーセンターのようになっていることもあり、問い合わせの対応多し。そのレベルが年々下がっているのも地味にストレスです。

周囲は420時間超の残業をしているメンバーも。上司にも面談のたびに訴えてきたが全く改善されない。しかし、見渡せば励まし合い助け合いながらやってきたメンバーがアラ還暦ばかりで3年前後で退職予定。一緒に仕事をしたくない同期と2人残されることになります。

仕事そのものが嫌いなわけではなく、収入も良く、末端雑魚扱いとはいえ大手企業に勤めていることで自己肯定感の低い自分の拠り所になっていることを重々自覚しています。よって辞職したくはないが、現在の業務を続けていくことに体力と精神的な限界を感じています

支店も閉鎖したいのかどの部署もプロパー社員は減員で異動できる場所はほぼ皆無と思われます。もともとの勤め先が倒産しそうになった際に現在の勤め先に吸収合併されたのですが、10年以上経過しているのに社風になじめないところもあります。(愛社精神皆無で完全に実益のために勤めてますね。笑)

1 60歳の定年までの4年、仕事できない社員を貫いて来る仕事の多くを断る

割と生真面目なのと無駄なプライドも持ち合わせているので無能と思われることは辛いし 他の人が大変そうなのに余力を残すのは良心がとがめる。

2.退職して第二の人生を歩む

尊敬する先輩が退職されるのであれば同時に辞めてもいいかなという気もあります。共働きが長かったので世帯的には一応富裕層ですが、心配性なので継続収入は欲しいです。パート・アルバイトする気持ちはあるか雇ってくれるところはあるのか? 母のことがあるので表向きの理由はつけられます。

辞めたら、なにか自信のもてそうな資格を取ったり大学の聴講生になったり、遊んだりそれなりにやりたいことはありますが、辞めたらやる気がどこかに行って、だめ人間にならないか。属性のない人になる不安。(友人・知人に専門職多く、いまでも引たまに引け目を感じる)

3、介護休業を取る

実際に母を近くに呼び寄せる話も浮上しており上長にそのうち取得する可能性もあると耳打ちはしてありますが、その間の業務負担が周囲? 誰ができるの?(キャパの問題で)って感じです。戻っても悩みがスタートに戻りそう。一気退職にならずじっくり考える時間になるのはよいのか

長くなりましたがよろしくお願いします。 

一読者より

A. 長い間お勤めご苦労様でした! 定年後の準備を始める時期です

メールありがとうございます!

恐らく銀行の支店でお客様係をされているのかなと推測します。長い間お勤めご苦労様でした。銀行は支店が儲からず、人員削減を続けていますから、必然的に業務負荷が上がっているんでしょうね。

それで、私が同じように56歳で定年間近であれば、自己都合での退職金がどの程度になるか計算し、手元に十分な現金があるかどうかを確認した上で、退職するか、もうしばらく働くかを冷静に見極めると思います。仕事が面白ければまだ働き続けることはあるのでしょうが、完全にスポイルされているし、労働時間も長いとなれば、わざわざ残り短い時間を使って働き続けることはしないでしょう。

ただ、私がお金の余裕があることを確認したらすぐにでも退職の決断をするのは、退職後の人生設計(暇な時間に何をもって人生を埋めるか)が予想がついているからです。この読者さんのように、退職後の生活にイメージが沸いていないなら、まずは何をするかの整理を始めるはずです。

その観点だと、すぐに辞めるのではなく、介護休暇等の取れるだけの休みを使うのがいいですよね。労働時間が長いと、余裕がないから、なかなか考えにくい。

会社への愛社精神がないことを自嘲気味に書かれていますが、はっきり言って、会社側は読者さんに対して高い忠誠心は期待していないはずです。60歳となればもう辞めるのは目前だし、現在重要な業務に従事させていないわけですし。ここまで仕事を頑張って続けてきたから、しっかりやり切りたい矜持があるのは理解できるものの、どうせ後僅かの関係ですから、「立つ鳥跡を濁す」の気持ちで、せいぜい会社を利用して、退職後の人生設計を考えるのに時間を使いましょう。

……と、私ならこんな風に立ち回るはずです。

長く仕事を続けていると、仕事以外でどう時間を使ったらいいかは多くの勤め人の共通の悩みです。まっとうな企業の正社員としてのステータスが外れた後の自分自身が不安になるのも当然のことです。

一方で、ここまでしっかり仕事を続けてきたのだから、仕事を辞めてもいきなりダメ人間になるなんてことはないはず。いきなりハードランディングするのは向いていないようなので、退職後にやりたいことを少しずつ先に手を付け始めるといいですね。例えば、大学の聴講生は今からでもなれます。

以上、今日はこんなところです。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

X(旧Twitter)もやっているので、

ブログの関連Tweetとかを読みたければフォローしてやってください。

部下に話しかける時は、雑談か、お願いか、情報共有かをはじめに伝えるようにしてる

こんなTweetを見かけました。

どういう意図で話しているかを理解せずに、それと違ったコメントをする人っていますよね。この件だと、そもそも話しかけられてもいないのに話しているので、たぶん、会話をしたい(あわよくば自分を認めてもらいたい)だけなんでしょうが。結果、話し手の心が離れていっているのは、悲しい。いや、自業自得だから悲しくないけど。

それはそれとして、誰かの話を聞くときは、聞き手の方で、一旦は傾聴気味に聞いておいて、話の方向性が見えたところで、このまま聞いているか、はたまた何かコメントをするかを考えるというのが王道です。

Discussing

※一方で、「ポーズとして傾聴してる」って思われると話す気を失う話し手もいるので、あからさまに傾聴してる風にも割れないように聞くのもテクニックとして重要

ただ、我慢して他人の話を聞くというのは結構疲れます。私は疲れている時に話しかけられたら、「今、私は疲れていて、自分が何を求めているかを理解するまであなたの話を聞いていることが難しいから、最初に、どういう方向性かを教えてくれる?」と、話し手に私に何を求めて話しかけているかを教えてもらうにしています。

また、自分が話し手となった時には、基本的に何を目的に話しているかは冒頭に伝えるようにしています。わざわざ貴重な時間を使って私の話を聞いてくれる人に、できるだけ快適に過ごしてほしいからです。

特に、仕事での部下に当たる人には、「これから話すことは雑談なんだけど」「情報共有として聞いておいてくれる?」「お願いがあります」と、明確に話の目的を伝えた上で話しかけるようにしています。

自分が部下の立場だと、上司の話は一言一句真剣に聞こうとするんですよね。それだけで部下は結構体力を使っちゃう。重要なのは、話した内容を受けてのアクションをどうするかなのに、話を聞くだけで疲れちゃうのはよくない。そういうわけで、私は上司として部下に負担を掛けたくないので、どういう目的で話しているのかはあらかじめ伝えるようにしています。

お互いに心理的安全性が確保されている関係だと、別にこの手の会話の前提を伝えなくてもいいんですが、上司と部下の関係だったり、付き合いがまだ浅かったりする時は、こういうことを気を付けています。

以上、今日はこんなところです。ではでは!

「転職も、引越しも、人付き合いもすべて上手く行かない。八方塞がりでどうしたらいいか?」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。自己肯定感が絡んだ複合的なモヤモヤ。

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Q. 転職も、引越しも、人付き合いもすべて上手く行かない。八方塞がりでどうしたらいいか?

※太字はtopisyuによるもの

斗比主悦子 様

初めまして。いつもブログを楽しく拝見しております。

以前とある方のブログで紹介されていた斗比主様の自己肯定感についての記事を拝見してから、ずっと斗比主様のファンで、不安に押し潰されそうな時などに見返しては元気をもらっております。

今回は、八歩塞がりな自分の境遇についてのモヤモヤを聞いていただきたいと思い、メールを送らせていただきました。

フェイクは自分でも入れておりますので、この内容はそのままブログに掲載していただいても、斗比主様の方で読みやすいように改編していただいても何でも大丈夫です。

現在、以下の3点についてモヤモヤと悩んでおります。

前提として:

関西在住の30代前半の独身女性です。現在は週4日勤務の派遣社員をしていて月収は20万円程です。前職での貯金が約1,500万円程あり、とりあえず貯金するだけではもったいないと思い、数年前から始めたiDeCoやNISAは現在も続けています。

○仕事のことについて

実は一昨年末まで関西の某市役所で公務員として働いていました。

十年近く前に地元の市役所へ新卒で就職したのですが、どこに配属されても基本的に窓口や電話で接客しなければならないこと、またクレーム対応も多く怒鳴られたり罵倒されたりすることも頻繁にあり、ずっと仕事を辞めたい、接客がないもしくは少ない業種に転職したいと思っていました。

接客業務は苦手ですが、コツコツした書類仕事やパソコンは得意で性に合っていると思い、一度社会人3年目の時に同業他社(国家公務員)に転職を試みましたが、面接で落ちてしまい、そこから気力も削がれてそこまま市役所で働き続けていました。

ですがちょうどコロナ禍もあり、業務量も増えて残業続きだったこと、コールセンターなどでのイレギュラー対応も辛かったこと、当時の部署での人間関係も上手くいってなかったこと等々あり、十年近くずっと溜まっていたストレスが許容量を超えてしまい、不眠や慢性的な胃炎、湿疹、偏頭痛などの体調不良に悩まされるようになり、心療内科でうつ病と診断されて休職しました。

その後、復職して異動もしましたが、また接客・クレーム対応が多い部署に配属され、そこでも再度同じように体調を崩してしまい、結局市役所を退職しました。

数か月の療養の後、とりあえず社会復帰のリハビリのため、昨年春から週4日勤務の派遣の仕事を始めて、現在に至ります。

現在の仕事は、人間関係も悪くなくプレッシャーも少ないです。ですが仕事も簡単でルーティン仕事なため、一通りの業務に慣れた後は、その日分の仕事が半日で終わってしまうことも多々あります。今は他の人の仕事を手伝ったり、社内の掃除や整理整頓などをして、何とか定時までやり過ごすことが多いです。

そのため自分の中で仕事へ物足りない気持ちが芽生えてきたこと、前のようにフルタイムで働きたい、もっと収入を増やしたいと思うようになったことで、年明けから正社員への転職を目指して動き始めましたが、今のところ全く上手くいっておりません。

と言うのも、まず職務経歴書を作ったり自己分析する段階で躓いてしまいます。十年近く市役所で働いてたため、そこでの職務内容やスキルなどをアピールすべきだと分かってはいるのですが、市役所での長く辛い嫌な思い出、理不尽なクレームなどのトラウマを思い出してしまい、書類を作りながら頭がぼーっとしてしまったり、涙が止まらなくなったりしています。

それでも年齢を考えると、正社員に転職するなら早い方が良いと気持ちだけが焦り、何とか応募書類を仕上げたものの、客観的に見ても積極性や具体性に欠ける内容になってしまい、今のところ応募した数社全て書類選考落ちしてしまいました。

その後ハローワークの相談室へ行き、応募書類の添削などもしてもらいましたが、そこでも前職の話をしながら勝手にしんどくなってしまい、相談員の方から「大変でしたね」と労ってもらっただけで号泣してしまう始末でした。

そのため一旦転職活動をストップしていますが、毎日焦燥感と不安感でいっぱいです。退職してから少しずつ良くなっていた精神状態もまた悪化してしまい、薬の服用量も増えてしまいました。自分が一体何をしたいのか、どうすべきなのか分からなくなっています

○現在の住環境について

今までずっと実家暮らしだったのですが、元々父親と折り合いが悪かったこと、一人でゆっくり過ごす時間が欲しかったこと、また公務員を辞めた後ろめたさと居心地の悪さで、昨年夏より一人暮らしを始めました。

しかし、夢の一人暮らしもいざ始めてみると毎日騒音に悩まされる日々の始まりでした。マンションの壁が薄く、隣室の通話音やオンライン配信している声が深夜まで聞こえ、はたまた上の住人はかなりガサツな人のようで生活音がドッタンバッタン聞こえ、早朝でも深夜でもお構いなしに洗濯機を回し、掃除機をかけます。

半年以上我慢してきましたが、もはや騒音で気が狂いそうになっています。そしてこの歳になってようやく、自分に聴覚過敏の気があることに気づきました。

本当なら管理会社に苦情を伝えるべきなのですが、管理会社(というかオーナー一人でやっているところです)もまた曲者で、入居日時を忘れられてすっぽかされかけたり、入居時にも他の入居者への愚痴や罵詈雑言を延々と聞かされ続けたり、そもそも管理会社の電話がほとんど繋がらなかったりと、後から知りましたがGoogle口コミがオール★1のヤバい管理会社でした。

そんな管理会社とまたやりとりすることへの億劫さや恐怖もあり、結局騒音についての苦情を未だに伝えられていません。

それならば早々に引っ越そうと思い、昨年からずっと物件探しをして、先月にここなら平穏に暮らせそう!という物件に巡り合えたのですが、まさかの年収不足で審査落ちしてしまいました。

正直、ずっと実家暮らしでお金を使う趣味もなかったのとで貯金だけは余裕があったので、現在の年収は低くてもその情報を提出すれば問題ないだろうと甘く考えていました。(実際に現在住んでいる騒音ハウスもそれで審査が通っていたので深く考えていませんでした)

まさか自分が審査落ちを経験するとはという絶望感と、審査時に不動産屋の担当者から仕事や年収について根掘り葉掘り聞かれたこと、また年収について「本当にそれだけですか?もっと何か収入源はありませんか?」などと言われたことがかなりショックで、向こうは仕事だからしょうがないと分かっているのですが、その一連の出来事がかなりショックで、しばらく家にいる間は寝込んでしまう程でした。

そこから今に至ります。

騒音や管理会社のことが日々のストレス源になっているため、早急に引っ越ししたいのですが、念入りに調べて静かな物件を見つけてもまた審査に落ちることへの不安があります。

上記のように転職活動も上手くいっていないため、ここは夢の一人暮らしを一旦諦めて、父親との確執や居心地の悪さもありますが、実家へ帰ることも選択肢に入れるべきなのかとも思います。

○人間関係について

ここ最近ずっとショックな出来事があったり、ストレスが溜まったりしていますが、家族や友人知人にも誰にも相談できていません。実は今回相談したのは、斗比主様が初めてです。

家族にはうつ病になったことや公務員を辞めたことへの後ろめたさや申し訳なさがあること、特に母親には当時かなり心配をかけてしまったこともあり、このことを相談したり悩みを聞いてもらうことに気が引けてしまいます

ずっと優等生で物分かりもよく、大学までストレートで進学して公務員になったことを両親が誇りに思っていたので、この歳になってもその期待を裏切ってしまった罪悪感があります。

また、私自身は今まで彼氏がいたことがなく、結婚や出産願望もないのですが、そのことについても親に孫の顔を見せてあげられないという後ろめたさもあるんだと思います。

親しい友人知人にも病気のことはもちろんですが、仕事を辞めたことすら伝えてない人が多いです。今でも会った時は何でもない元気なふりをして、近況も当たり障りのないことしか話せていません。

前職で仲が良かったりお世話になったりした同期や先輩が、仕事を辞めた後も心配して連絡してくれていましたが、有り難く思いつつも、自分のこの現状を知られることが怖くて未だに連絡を返せていません。

皆、仕事が充実していたり忙しかったり、結婚して子育てが大変だったりとそういう話を聞いていると、自分がうつ病になり公務員を辞めて転職活動も何も上手く行ってないことを話すことが怖いです。きっとプライドが高いのに自己肯定感が低いので、同情されたり説教されたりすることを恐れているんだと思います。

うつ病になった後に色んな関連書籍を読みましたが、おそらく自分の本音や気持ちを話せる人が今までずっといなかったことが全ての問題の根本にあるのかなとは思っています。

ですが、やはり自分の現状や悩みを相談することへの恐怖や負担が大きく、なかなか心を開く勇気が出せません。

最近は趣味を楽しむ元気もなく、休みの日も騒音ハウスにいることが辛いため図書館で過ごすことが多く、あまりにも暇なため、資格の勉強を始めました。最近は簿記2級も取ることができたため、この後はまた何か資格でも取ろうかなとも思っています。

昔から勉強だけは得意で、コツコツとスケジュール管理して取り組むことも好きでした。高校・大学受験も公務員試験も勉強でどうにかなる部分が多かったので、今までやっていけたんだと思います。

ですが、転職活動となると面接や自己PRをしなければならず、そこにも苦手意識がかなりあります。客観的には人当たりや愛想も良く、外面を取り繕うことが得意なため、接客業や面接なども得意だと思われがちなのですが、自分の予想外の出来事へ即座に対応しなければならない環境が苦手なんだと思います。

長文になってしまい、申し訳ありませんでした。

ですが、文章にすることで何となくですが気持ちが落ち着いてきたように感じます

以前から斗比主様が取り上げるスモールステップのお話がとてもしっくり来ていて、自分も現状を一気に変えようとしているから躓いているのかなと思っているのですが、どうにもこうにも八方塞がりになってしまい、また誰にも相談する勇気も出せず、今回メールを送らせていただきました。(実はメールを送る勇気を出すのも数か月かかってしまいました

ぜひ、斗比主様からの視点で、まずは何から始めていけばいいかなど客観的なアドバイスや、今後の心持ち、このモヤモヤへの感想など何でも結構ですので(今はちょっと弱っているのでできれば甘口めなコメントで)いただけるととても助かります。

一読者より

A. まずは日記から始めましょう!

メールありがとうございます!

このモヤモヤを初めて人に話した相手が私ということで、大変ありがたいです。

それで、モヤモヤは、①転職したいが応募書類の作成段階で苦しんでいる、②引越ししたいが収入が理由で落ちたことがショックで次の物件を探す気力が生まれない、③親や友人・知人に自分の状況を話すのが怖いという複合的な内容で、どれから手を付けたらいいか分からないとのことです。

これについてはご自身で書かれている通り、

うつ病になった後に色んな関連書籍を読みましたが、おそらく自分の本音や気持ちを話せる人が今までずっといなかったことが全ての問題の根本にあるのかなとは思っています。

自分の状況を言葉に出して行くという行為が最優先だと思います。例えば、次のような内容を言語化してみるのがお勧めです。

  • 子どもの時から何をしているのが好きだったのか。一人ででも、誰かとでも、良い思い出を振り返ってみて、書き出してみる。
  • 前職で何が苦しかったのか。具体的な日時や人名等も記載しながら、エピソードを整理してみる。
  • 現職で転職をしたい理由を書き出してみて、どういう仕事をしたいかも書き出す。
  • 引っ越し先の優先順位を書き出してみる。
  • 上記以外に、誰かに伝えたいことを言葉にしてみる。例えば、お母さんへの感謝でも申し訳ないことでも、何でも書き出してみる。別に、その相手に伝える必要はなく、あくまで自分の中での整理に過ぎないので、遠慮は不要。

長い間、優等生的に振る舞うことに慣れてしまって、自分の感情を優先するのを忘れてしまってずっと我慢してきてしまっているわけですよね。たぶん、自分の中でもはっきりしておらず、また、他人に伝えるなんてもってのほかという状況でしょうから、まずは、日記形式でもいいので、紙に書き出してみるといいと思います。

現状が八方塞がりかというと、現在の仕事自体は苦しいわけではないし、住居環境も折り合いの悪いお父さんからは距離が取れているのは良いことのように見えますし、人付き合いもこう言ってはなんですが今に始まったものでもありません。何より、貯金が1500万円もある!

私の目には、本当に詰んでいて、いかんともしがたい状況にあるようには見えません。しかし、恐らくは、転職が上手く行っても、引越しが上手く行っても、私が思うに、また苦しいと思う状況は来てしまうように思います。つまり、自分の気の持ち方(感情の言語化、自分を大事にすること)を獲得しないと、環境が多少変わったところで、苦しいと感じる気持ちは変わらないのではないかということです。

ということで、とにもかくにも、自分の感情やしたいことを言語化することを優先するといいかと思います。

以上、今日はこんなところでしょうか。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

X(旧Twitter)もやっているので、

ブログの関連Tweetとかを読みたければフォローしてやってください。

「周囲と比較して仕事が遅く、上司とは必ず折り合いが悪くなる。もう少し自分を肯定できる、苦しくなく働ける仕事をしたい」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。仕事のモヤモヤ。

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Q. 周囲と比較して仕事が遅く、上司とは必ず折り合いが悪くなる。もう少し自分を肯定できる、苦しくなく働ける仕事をしたい

※太字はtopisyuによるもの

斗比主閲子様

こんにちは、はじめまして。いつもブログ、ツイッターを楽しく拝見しております。

ほっこりエピソードを気軽に送ってどうぞと記載されていたので、お言葉に甘えてお送りさせていただきます。

前向きになれる、率直なアドバイスを頂けましたら幸いです。

今、もやもやしているのは「仕事」のことです。

私は、アラフォー、女性の会社員です。人事労務関連の仕事に10年くらい転々としながら就いていましたが、この仕事が向いていないのではないかと思うようになりました。

理由は以下の通りです。

A. 周囲と比較して仕事が遅い
→昔から残業しがちな傾向がありました。でも、特に現職ではそれがひどく、日付が変わるまで仕事をすることが珍しくありません(自分だけ)

B. Aが原因でボスや直属の上司などと必ず折り合いが悪くなる

業務効率改善のため、PC技術向上のため通信教育のPCスクールに受講したり、時間の記録をつけてみたり、関連する資格を取得してみたりしましたが、結局あまり改善されていません。

斗比主さんの「ぼーっとしている人が「自分の人生と向き合う」ためのQ&A30」ので、「他の人がでどれくらい時間をかけているかを聞き、それをベンチマークとして、自分が他の人と比べて何に時間を取られがちなのかを確認してみましょう」とあり、試したみたのですが、時間の差はわかっても具体的に自分のどの作業が不要なのか細かいところまで相談できる人はおらず、具体的に解決ができませんでした。

ただ、なんとなく自分は考えて判断するのに非常に時間がかかる、状況を整理して言葉(メールや話ことば)にするのに時間がかかるのかと思いました

同じような職種で数社経験しましたが、結局うまくいっていません。もう、この職種が向いていないため、違う職種に転職した方がよいのではないかと考えるようになりました。

そもそもさかのぼって考えると、私はあまり机の上でじっと作業をするのが得意ではありませんでした。多分、集中力が続かない気がします。

とはいえ、社会人としては「事務職」の経験しかなく、大して学歴もなく、さらには仕事のできない自分が違う職種に転職というのは正直かなり不安があります。自分の考えは甘く、どんな仕事でも辛いことはあるのだから、頑張るべきではないかとも悩みます。

判断が遅いなんて、どんな仕事についてもやっていけないと思います。

ただ、正直今の仕事がつらくてたまらず(これまでの職場と比較して給与や条件はいいですが、人間関係が悪いです)、もう早く体調やメンタルを崩して誰にも文句言われずにゆっくりしたいという気持ちがわいてきます。

本当に体調やメンタルを崩すと大変だと思うので、そうなる前に見切りをつけて、元気なうちに新しい挑戦をした方が結果的に待遇を落とさずに転職できるのかなと悩みます。

とはいえ、特にやりたい事(やれる事)の見込みはありません

よく、「これまで褒められたこと、得意なことを洗い出してみましょう」なんて言いますが、褒められたことも人より何か優れていたことなんてありません。

強いて言えば、

・オフィスの家具の組み立てが上手と言われた
・本当に何も知識ゼロの人向けにマニュアルの整備が得意かなと思います。

結局、私は家族に負担を強いて、長時間労働をしていることだけが取り柄(でも成果は出ていない、笑えない)な気がします。効率よく仕事をこなしてもっと自分より家族と過ごしている子持ちの方と比べると自分がみじめでたまらなくなります。

他の人のように成功、とまではいかなくても(←仕事ができず悩んでいるくせに図々しい)、もう少し自分を肯定できる、苦しくなく働ける仕事があったらいいのになと思います。夢見すぎでしょうか。(とろいくせに…)

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

何卒宜しくお願い申し上げます。

一読者より

A. 定時上りと有給取得で心を休め、それから次の対応を考えましょう

メールありがとうございます!

ある特定分野の専門性を磨いてきたが、過去からずっと上手く仕事ができず、今もしんどく、苦しまずに働ける仕事に就きたいというモヤモヤですね。

前向きになれる、率直なアドバイスを求められているということで、率直に申し上げると、あまりに疲れて、後ろ向きになりすぎているという印象を受けました。個人が特定されやすいところ、冗長なところは、今回大分カットしますが、基本書かれていることがネガティブです。

ネガティブが悪いというのではなく、そういうのを口に出すのは良いことですが、長時間労働もあるせいか、心の余裕がないように見えます。こういうときに重要な判断をするとろくなことがないですし、そもそも、この精神状態が継続するのもよろしくありません。

となればやることは決まっています。休むことです。

文章を読むに、どうやら正社員で働かれているようですから、これからしばらくは、仕事を減らして定時上りを徹底し、有給も積極的に消化していきましょう。私はまったく気にする必要はないと思いますが、休むのが気になるなら、上司や人事に「メンタル面で不調があり、しばらく業務負荷を減らしてほしい」とも伝えていいですね。会社組織を上手く活用しましょう。

そうして、休んだ上で、次の仕事をどうするかを考えるといいですね。

で、どんな仕事をしたらいいかですが、私が文章を読む限りだとご自身では自分の特性を理解しきれない(評価しようとすると、ネガティブなフィルターを自分でかけてしまっている)ように見受けられるので、パートナーさん、友人・知人に、自分がどんな人間で、何を楽しみにしているように見えるかを聞いてみることをお勧めします。10人ぐらいに、1時間ぐらい聞いた内容をメモにして眺めてみるといいですね。

私は、私自身がどんな人間かはよく分かっていて、自分の得意・不得意を完全に把握しています。これは何も自分を客観視するのに長けているというわけではなく、自分ができること、できないことを定期的にチェックし、他者評価とのすり合わせをしているからです。

ただ、このような自分の特性の把握も、余裕がなければやってる余裕がないし、そもそも、せっかく把握した内容を自分に腹落ちさせることもできません。

なので、とにかく休むことをお勧めします。

ちなみに、実際に転職をするときには、給与水準が下がることは受け入れましょう。何しろ、今の優先順位は、楽しい仕事に就くことと、人間関係を改善することです。

以前からしばしば書いてますが、転職では3つの要素、仕事内容、処遇、人間関係のうち、2つが現在より改善すれば成功です。3つ全てが良くなることはなかなかありません。

とくに今回はこれまでと違う仕事にトライすることになるわけで、処遇はそれに合わせて下がるのは当然です。

以上、今日はこんなところでしょうか。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

X(旧Twitter)もやっているので、

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「説明が上手くなりたいが、どうしたらいいか?」→「相手の理解レベルに合った、求める情報を提供しましょう」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。比較的短めです。

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Q. 説明が上手くなりたいが、どうしたらいいか?

※太字はtopisyuによるもの

はじめまして。30代後半の女性です。

私は、説明がとても苦手です。説明が上手になりたくて本を読んだり、会社の研修を受けたりしましたが、改善されず今に至ります。

しかし、30代後半になり、状況を変えたいと思い相談させていただきました。

どのくらい説明が苦手かというと、適切な説明の仕方がわからないため、事前に説明する内容を決めていたとしても、資料の中身をかいつまんで話すだけになってしまいます
また、想定外の質問があったときも、回答につまります

さらに、自分では説明したいことの内容を理解しているつもりでも、実際に説明すると上手く行きません。例えば、システムの操作マニュアルは作れますが、そのマニュアルの要旨を説明するのは苦手です。

仕事で複雑な内容や聞いたことのない単語がたくさん出てくると、何を言ってるのかわからなくなり、すぐには理解できません。口頭ではなくレジュメがあれば、何度か読みなんとか理解できることもあるのてすが。

自己分析では、このように理解力が低く、伝えたいことを要約する力が低いことが、説明が下手な原因のひとつだと思っています

このような状況ですが、どうしたら説明が上手くなるでしょうか?オンラインの話し方教室を受講を検討していますが、怪しげな講座も多く、受講には消極的な気持ちです。

上手くならないまでも、普通に説明できるようになりたいです。アドバイスよろしくお願いします。

一読者より

A. 相手の理解レベルと求める情報を想定して、説明をしましょう

メールありがとうございます!

説明が上手になるのにはどうしたらいいか、ですね。

まず、「説明が上手」の定義をすると、「聞き手が自分が説明をしたことをよく理解できた」というのが、「説明が上手」となります。ポイントは、どれくらい相手が理解できるかどうかということです。

では、どうしたら聞き手は自分の説明をよく理解してくれるでしょうか。答えは、その人が理解できるレベルで、その人が欲している情報を提供することになります。

分かりやすいように例にしてみますね。

自分が、携帯販売ショップの従業員とします。次のような人が相談に来た時に、どう対応するでしょうか。

  • 70代の高齢者からの「娘と動画で話したいんだけど、どの携帯電話を買ったらいいか教えてほしい」という相談
  • 20代の若者から「MVNOで、端末割セットを購入する代わりに加入させられた、ウザい追加サービスは即契約解除をしても問題はないか」という相談

70代の高齢者に、「では、iPhoneを購入し、Facetimeを使ってください。端末代は48回分割払いだと●●円で、一括だと●●円です」といきなり言っても、たぶん、なかなか理解されないですよね。理解レベルに合っていないから。

20代の若者に、「では、端末割セットでどのような規約があるかを解説しますね。最初に、この動画配信アプリは・・・、次にこの音楽定額DLし放題アプリは・・・」と逐一説明したら、たぶん、相手は苛立ちますよね。求めている情報ではないから。

他の例だと、「性格の悪い、この業界の大物に対して、自分の新アイデアを説明する」のと、「純朴そうな、ずぶの素人に対して、詐欺まがいのサービスを説明する」のとでは、必要な説明がまったく違うというのは想像できますよね。

このように、説明を上手に行うには、相手の理解レベルと求める情報をある程度分かっている必要があります

でも、私が短いメールから察した限りでは、恐らく読者さんは誰に説明するか、相手が理解しているかをあまり意識していないように読みました。

例えば、

事前に説明する内容を決めていたとしても、資料の中身をかいつまんで話す

というのは、相手が自分の説明を理解できているか、相手の顔色・声色からの情報を得ないで、自分で勝手に説明を端折っていることが分かりますし、

想定外の質問があったときも、回答につまります。

というのも、相手がどんな人でどんな質問をしてくるだろうかを想像していなかったのが分かりますし、

自分では説明したいことの内容を理解しているつもりでも、実際に説明すると上手く行きません。

これも、先に説明したいことありきで、目の前の人が何を説明して欲しいかを意識していないように読みました

自己分析では、このように理解力が低く、伝えたいことを要約する力が低いことが、説明が下手な原因のひとつだと思っています。

というところでも、自分の話しか出てきません。

ですので、説明を上手に行うようになりたければ、説明する相手の理解レベルと求める情報を把握することに勉めるといいですね。

「理解レベルと求める情報なんて分からない!」ということだとすれば、今から説明する人に対して、それぞれを簡単に確認しましょう。

例えば、「お客様はAndroidスマホというのをご存じでしょうか?」という質問や、「すぐに追加サービスの解除を考えていらっしゃるんですね?」という質問で、ある程度察することができます。

上手な講演をする人は、最初にこれをやります。

「皆さんの中で、私の本を読んだことがある人はいらっしゃいますか?」「見た感じ、20代の人が多いようですが、今日はどうして講演に参加されたんでしょうか?」なんて質問ですね。人によっては、予め、事前質問を募っておいたりもします。

「相手のレベルと求める情報が分かっても、上手くできない!」ということなら、職場で、気兼ねなく何でも話せる人にロールプレイをしてもらうといいですね。

「今度、●●さんに▲▲の説明をしなきゃいけないんだけど、上手くできる自信がないんだよね。●●さんのつもりになって、私の説明を聞いてみてもらえるかな?」ってお願いしてみましょう。

一回目で上手く行くなんて考えずに、二回目、三回目とやって大丈夫。できれば、録画しておいて、後で見返しながら、どこが良かったか、改善余地があるかを指摘してもらうといいですね。

以上、今日はこんなところでしょうか。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.com まで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

Twitterもやっているので、

ブログの関連Tweetとかを読みたければフォローしてやってください。

「30代後半、子持ち、時短勤務。仕事が出来ない自覚はあるが、誰かに肯定して欲しい。どう対処したらいいか?」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。久々ですが、とても新鮮なモヤモヤです。いいですね!

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Q. 30代、後半、子持ち、時短勤務。仕事が出来ない自覚はあるが、誰かに肯定して欲しい。どう対処したらいいか?

はじめまして。

トピシュ様のブログやTwitterで、いつも楽しく世の中を勉強させて頂いております。

今回は私の仕事のことで一人小町をお願いしたく、メールいたしました。フェイク済なので、このまま掲載可です。

〘はじめに〙

私には、主観的・感情的に物事を捉え、かつ必要以上に悪く考える傾向があります。客観的・論理的な思考が苦手で、周りへの気配りも気遣いも下手です。

この状態で、色々考えてもマイナスのモヤモヤが膨らむだけで事態は改善しないと判断し、トピシュ様へメールを送ることにいたしました。

〘目的〙

①感情や思考のモヤモヤを吐き出したい
②モヤモヤを整理したい
③改善策を決め、行動するようにしたい

〘トピシュ様にお願いしたいこと〙

①モヤモヤの整理を手伝う
②問題点の洗い出し・改善策の提案
③前向きな気持ちになれるようなプラス寄りのコメント

〘補足〙

○第三者のお言葉が欲しいと考えています。トピシュ様個人のご意見・トピシュ様が考える一般常識をご教示頂ければ幸いです。

明らかに過剰で不要なマイナスだと判断してくださる場合は、その箇所をご指摘頂けると嬉しいです
※topisyu:ということで以降、過剰にネガティブなところを太字にしました。

〘私について〙

○性別・年齢:女性・30代後半
○家族構成:夫(会社員)・息子(未就学児)
○職業:会社員(正社員・平社員)、時短勤務、一般・営業事務

20代の頃に営業職で入社したが、ミスの連発等で精神的に体調を崩し休職しかけて、辛うじて他部署事務職にしてもらえた。そこでもミスや仕事の遅さが目立った。産休育休を挟み、育休前の部署は席がなかったので、復職の際に現部署事務職へ。

職種変更時、自信を無くし、再び体調を崩すかもしれないという不安から、前向きに仕事を取り組めず、キャリアを意識せずに過ごしてきた。後悔するなら、独身20代の頃に、仕事に邁進し、キャリアアップすべきだった。

【職場について】

○個人のお客様対象の営業
○子持ち時短勤務は私1人。過去にいたが、既に退職済で私とは接点が無い。
○事務職は他部署にいるが現部署には私1人。
○他部署の事務職がベテランで優秀でフルタイム勤務。この人がいるので、実際には私はいなくてもいい。
○勤務先等非常に配慮してもらっている。
○非常に気遣ってもらえている。言い換えれば、駒として含まれていない。
○在籍人数はあまり多くない。アットホームで穏やかな雰囲気の会社。

【モヤモヤについて】
※かなり乱雑な箇条書きです。ご容赦ください。

①仕事において、このままでは駄目なのに、何も改善出来ず、悪い方向に進み、会社にとって不要な人間になることが怖い

②事務で時短勤務正社員であることに負い目がある。この年齢で平社員でマネジメント経験がないことが、非常にみっともないことに思える。自分にワーママという言葉を使えない。使う資格がない。子どもも1人しかいないし。

③私なんかよりも、フルで派遣さんに入ってもらった方が会社にとっても良い。重い荷物に自分がなっている。

仕事が出来ない。遅い。ポイントを掴めなくて、非効率。効率の良い仕事が出来ない。手が遅い。

空気が読めない。相手に気を遣わせている。気配り目配り気遣いが出来ない。周りが見えていない。

⑥今の業務は業務ではない。仕事ではないと思い虚しくなる。誰にでも出来て当たり前なことしかしていない。金を生まない無価値なことばかりしている。何をやっても、評価にならない。やっても、やれなかったことだけがマイナス評価になる。

こういうことがしたい。出来るようになりたい、教わりたいが、言いにくい。周りは多忙で時短勤務の私の為に時間を取るのは申し訳ない。やらなくていいと言われる。

⑧営業サポートに直接関わらない書類整理をしたいが、時間確保出来ない。優先順位は低いとされ、こんなことで残業しにくい。書類整理をしていれば「お暇なんですね」と捉えられかねない。でも、やらなければ「こんな事もできない・何にもしない」になる。

何を求められているのか分からない。求められていることに対してどう行動すればいいのか分からない。分からないから、やりたくないから、やらない。

⑩私が年齢に対してあまりにもレベルが低すぎて、同じ場にいる営業職のストレスになっていると思う。私から別の人になった方が良い。

⑪会社の為、お客様の為、ということが出来ない。分かってない。自分のことしか考えていない

小1の壁が怖い。仕事は辞めたくないが、息子が心配。

⑬少し離れているが、実親のサポートは不定期でお願いできている。夫も息子の世話をしてくれる。そこまでヒーヒーしてないのに、仕事も出来ない自分が駄目に思える

⑭正社員として給料をもらいたい。自分の給料で買いたいものを買いたい。でも、仕事してないのに給料をもらってしまっている罪悪感もある。でも給料は必要。欲しい。

転職するにも、自分に市場価値は無し。今と同等は望めない。ハイクラス・ハイキャリア転職しかなく、求められていない。

以上が、今浮かんだモヤモヤでした。

自己否定的な言葉が並んでいますが、その本音は「違うよ」と誰かに言ってもらい・自分を肯定してもらいたいからです。心根ではそんなこと無いと思っている・思いたい。自分の落ち度を事実だと認めたくないのです。自分の非を認めて受け入れられない。怖い。大変恥ずかしく情けない限りです

〘終わりに〙

拙い長文をダラダラと書いてしまい申し訳ございません。ここまでが、「〘目的〙の①感情や思考のモヤモヤを吐き出したい」に該当します。

〘目的〙

②モヤモヤを整理したい
③改善策を決め、行動するようにしたい

については、先にトピシュ様のご感想等をお伺いしてから自分で取り組みたいと考えております。

このやり取りは叶っても一往復までと想定しておりますので、

〘トピシュ様にお願いしたいこと〙

①モヤモヤの整理を手伝う
②問題点の洗い出し・改善策の提案
③前向きな気持ちになれるようなプラス寄りのコメント

の、全てを求めることはいたしません。もしも必要な情報が欠けているという場合は、可能な範囲でお伝えいたします。

お忙しい中大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

一読者より

A. 仕事が出来ずとも責められず、時短勤務も継続できるのは良い職場。地道に、自己肯定感を高めましょう

メールどうもありがとうございます!

最初の方に、

○明らかに過剰で不要なマイナスだと判断してくださる場合は、その箇所をご指摘頂けると嬉しいです。

とあったので、過剰にネガティブだと私が感じたところを太字にしました。正確には一つ一つは軽いんだけど、それがこうも並んでいると、かなりネガティブに見えるという感じですかね。

それで、ご要望は以下の三点になります。

①モヤモヤの整理を手伝う
②問題点の洗い出し・改善策の提案
③前向きな気持ちになれるようなプラス寄りのコメント

まずは『①モヤモヤの整理を手伝う』ですが、すでにかなり書き出されているので、あとは分類するだけですね。①~⑮をざっくり分類してみました。

1. 会社で評価されていないのが辛い

会社にとって不要な人間になることが怖い

会社にとっても良い

仕事が出来ない

書類整理をしていれば「お暇なんですね」と捉えられかねない

同じ場にいる営業職のストレスになっていると思う

そこまでヒーヒーしてないのに、仕事も出来ない自分が駄目に思える

仕事してないのに給料をもらってしまっている罪悪感

2. 自身の能力が足りないのが辛い

非常にみっともないことに思える

空気が読めない

誰にでも出来て当たり前なことしかしていない

こういうことがしたい

何を求められているのか分からない

自分のことしか考えていない

転職するにも、自分に市場価値は無し

3. その他

小1の壁が怖い

一応、分類はしているけれど、根っこは同じというか、同じような内容を繰り返しているように見えます。とすると、その些細な違いが重要というか、それだけご自身の中で、仕事で評価されてないことや、自分の能力が足りていないことが辛いということなんでしょうね。

もう少し整理していのであれば、今回は身バレしないように具体的なエピソードは除かれているのでしょうが、ご自身で、それぞれの項目に該当する具体的な情報(誰に何を言われてたか、いつからそう考え始めたか)を付け加えていくといいかなと思いました。

次に、『②問題点の洗い出し・改善策の提案』について。

直接問題点の洗い出し、改善策の提案をする前に、3.その他と分類した、小1の壁に対する不安への、私の違和感を書きます。

知らない人のために解説すると、小1の壁は、保育園に子どもを入れていて、小学校になると学童になるけど、学童は保育園ほど手厚くできないから、子どもの世話が大変になるという現象です。共働き世帯が増え、保育園が充実したことで、目立ってきた、古くて新しい問題ですね。

子どもが未就学児であれば、もちろん心配するのはおかしくないけど、他の項目と一緒に並んでいるのは違和感を覚えました。まだ起きていないことを過剰に不安がっている印象です。

学童の状況は、保育園と同じで地域によって違いはあるにせよ、保育園と同様に共働き世帯のために、だいぶ充実してきています。保活が今はそれほど大変じゃなくなっているのと、少し似ているというか。地域によってはまだまだ小1の壁的現象は起きることはあるけど、この読者さんが住んでいる自治体でもそうかは分からないんですよね。

だから、この小1の壁への不安が、他の項目と同列に並んでいるとしたら、他の項目も、小1の壁と同じように、「実は本人が思っているほど状況は悪くないのを気にしすぎている」可能性はあるなと思いました。ご自身でも自覚があるように、事実と自分の主観がごっちゃになってるっぽい。

ということで、何かにモヤモヤしたら、「事実(ファクト)は何か。自分の主観で決めつけていることはないか」を、必ず整理するといいですね。自分では、事実と主観を分けられないようなら、パートナーさんに頼んで、「今から私が言う話を、事実と主観に分けてくれない?」ってお願いしてもいいし、紙に書きだしたモヤモヤに赤ペンチェックをしてもいいと思います。

最後に、『③前向きな気持ちになれるようなプラス寄りのコメント』をすると、私が思うに、この読者さんは相当良い環境にいるってことですね。

悩みは人の数だけあるので、環境が良いからって悩まないことはないというのは以前から何度か書いていますが、まさにこの方に当てはまるなと思いました。

結婚して、正社員で、子どもがいて、子育ては誰かがサポートしてくれて、職場は自分に配慮してくれて働けているって、事実だけ整理したら、相当揃ってるじゃないですか。事実として、いくらご自身が働けなくても、会社はクビにならなそう!

これって、確かに辛いかもだけど、次のステップに自分を持っていきたいとすると、準備期間にはとても良い環境と言えます。自己肯定感を高めるための時間はあるだろうし、職場では経験は積めずとも資格やスキルの獲得をする余裕もありそう。

私も時々仕事を真面目に考えて、仕事でもっと良い評価を得たいと思っちゃうことがあるんですけど、その度に自省して、危ない危ないと、克己心や向上心を敢えて抑えるようにしています。だって、仕事で多少評価を得ようが、周囲の人たちは私と今後10年20年と一緒に過ごすわけじゃなく一過性だし、自分の評価を上げようとするのって際限なくて疲れちゃうのは知っているので。

自分にとっては何が幸せな状態かを確認して、その状態をどう維持するかが、人生楽に生きるのに大切だと私は考えています。ご自身として、どういう状態を目指したいかを、今の余裕がある状況を活かして、試行錯誤されてみてはいかがでしょうか。

今日のところは以上です。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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仕事で大切にしていること → ポジションを取って発言すること

今日は一風変わって、私が仕事で大切にしていることを書きます。

人によって大切にしていることは違うでしょうが、もう若手ではなく、中堅というよりマネージャー層になっている現在の私の状況だと、ポジションを取って発言することはかなり意識しています。

ポジションを取るというのは、自分の立場(ポジション)を持つ=自分の意見を持つとなります。自分の意見を持つと言えばいいところを、なんでポジションを取ると表現しているかというと、この表現が直感的だからです。ある事象について、賛成を10、反対を1としたときに、自分は2の立場っていうと分かりやすいですよね。

で、「誰だって自分の立場で物を言っているのでは?」と思うかもですが、仕事で何かを相談されたときに自分の立場で意見を言う人は私が見る限りはそんなに多くはありません。玉虫色の回答・判断になりがち。

プライベートなら、「今日のご飯は何にする?」に「アジの南蛮漬けが食べたい!」と、自分の好みを言えばいいわけですが、仕事となると、何か自分の意見を言うことは、説得力を上げるための根拠を持っている必要もあるし、さらには発言の影響も自分自身の夜ご飯がどうなるかのレベルでは済みません。

結果として、説得できるほどの材料を持って語るのは大変、発言の影響で誰かに迷惑をかける・責任を負わされるのが怖いという意識が蓄積されて、私と同年代ぐらいになるとポジションを取らない人がかなり増えてきます。

そんな中、私がどうしてポジションを取るようにしているかというと、それはひとえに、

  1. ポジションを取っていると目立つ
  2. ポジションを取って他人を説得しようとすると、自然と頭を使う

というのがあります。

1つ目は簡単で、繰り返しになりますが、中年になるとポジションを取らずに曖昧な発言をする人が増えてくるから、ポジションを取って自分の意見を言っているだけで、相当目立つんですよね。

「目立っていいことないのでは?」というメンタリティの人からすると正気の沙汰ではないかもしれませんが、自分のやりたいようにキャリアを作っていく上では、目立つのは結構大事です。何かチャンスがあるときに、声を掛けられる頻度が明確に違いが出ます。

2つ目は副次的な効果なんですけど、ポジションをただ取るのはよくないんですよね。中年の人間がなんか言ってたら、それを周囲は聞かざるを得ない状況は発生しますし、結果として変なコメントが素通りしちゃったら良くない意思決定に繋がっちゃう。

あと、ポジショントークって言葉があるように、自分の利益に誘導する形でのポジションの取り方だと、そんな人の話は誰も聞きたくありません。

私も別にやたらめたら目立って、なんかヤバくて痛い人になりたいなんて思っていないので、ポジションを取って発言するために、それなりに理論武装をしたり、話し方のシミュレーションをしたりします。話はできるだけ分かりやすく、簡潔に、されど根拠があり、人に伝わるようにする。

周囲が納得し、かつ、自分の発言による影響が良い結果を生むことを目指して、ポジションを取って発言することをずっと続けていると、なんというか、かなり地力(じりき)がつきます。偉い人やたくさんの人がいる場でも、自分の『真っ当な』意見を言うのに抵抗が減る。

私は若いころに「大勢の人がいる前で発言・質問できる人は正気でないのではないか?」と思っていましたが、今となっては、私がそういう人になっていました。「誰か意見ありますか?」に最初に手を挙げて発言する人。

で、こういうことを続けていると、目立つと同時に、毀誉褒貶、色んな風に言われることも多くなります。そこはもう、中年の鈍感力みたいなもので、他人がどう思うかはその人自身の判断として尊重して割り切っています。

私が無根拠に、かつ、他人を切って捨てるように、自分の利益になるように発言しているならまだしも、かなり意識的に発言しているのを悪く捉えるとすれば、自分にはどうすることもできないですからね。

以上、今日はこんなところです。

途中でちらっと書いたように、私は子どもの時からずっと周囲に臆さず発言をし続けてきたというわけではなく、後天的に意識するようになって、結果として今では自分の意見を言うことが怖くなくなっています。

素養はあるにせよ、ある程度は再現性があると思うので、何か自分で実現したいことがある人は、意識してポジションを取って発言をするといいんじゃないでしょうか。

「職場の後輩二名が人間関係トラブルで相次いで退職。自分は傍観者で守ることができなかったのが苦しい。どうすればよかったのか」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。長めなので、ポイントと思うところを太字にしてます。

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Q. 職場の後輩二名が人間関係トラブルで相次いで退職。どうすればよかったのか?

斗比主閲子 様 

いつも楽しくブログ記事を読ませていただいております。この度、他の方々と同じく相談したいことがありましてメールいたしました。

私は30代前半の女で、関東在住の公務員です。

今回の相談は、ほっこりした内容ではなく、ジメジメとした暗めになります。

私の責任ではないのですが、ここ数年の間に同僚の女性が二人退職しました。私はそれを傍で観ていた者です。自分にできることは少なかったと思いますが、それでも彼女らの力になることができたのではという想いがあり、人生経験が豊かであられる斗比主さんに相談したいと思いました。

以下、相談内容です。まずは経過からお話しします。フェイクは自分で入れています。そのまま載せてくださって問題ありません。

大変申し訳ございません。二千字程度で終えられるはずが、当時を思い出すにつれて膨大な文章となってしまいました。

1年目夏

※登場人物:A氏(先輩職員、男)、Mさん(若手、女)、Kさん(新人、女)

ある年の夏頃でした。私がオフィスの机に座って仕事をしておりますと、違う階の部署の先輩職員にあたるA氏が階段を下ってきました。お互いに名前を知っている程度です。

それで、当部署に用があるというのは、財産に関する資料がほしいということでした。当部署ではそういった情報を多く持っていますので、よく他部署から資料の提供依頼があります。

それで、そのA氏が当部署の若手職員であるMさんに依頼をしたのです。ちょうど、彼女が『財産に関する資料』の印刷ができるパソコンの前に居ました。

Mさんは、普段は明るく溌剌としていて、悪くいうと若者っぽいというか。心が浮いたような感じで働いているのですが、A氏が「ここの場所の資料ください」と住宅地図をMさんに差し出した時に、見てしまったのです。まるで、叩き取るようなやり方で、A氏の手から奪い取るようにして住宅地図を取ったのです。

数分後、彼がほしいであろう資料を印刷すると、うわずった声で「個人情報扱いでお願いします」と資料を手渡しました。

Mさんがあんなぶっきらぼうなことをするのは見たことがありません。1年と少ししか見ていないけど、誰かを差別をするような人ではない。

その次の週に、なんとなくわかってきました。

A氏が再び当部署に資料提供の依頼に来た際、Mさんは自分のデスクに座っていました。資料が手に入るパソコンの一番近くにいたのは、別のKさんでした。

A氏は、今度は自分でシステムを操作しようとしたようで、向かいの席に座っていたKさんに手伝いを求めました。すると、Kさんが椅子から飛び上がるようにしてA氏のところへ行き、システムの操作説明を始めたのです。説明を始めてちょっと経つと、Kさんも一年目の新人職員だったためか、四苦八苦しているようでした。

すると、今度はMさんも椅子から立ち上ってそこへ行き、A氏を二人で挟んでシステムの操作方法を説明していました。

ここで、思い出したのです。ちょっと前にKさんが、A氏のいる階に何度か足を運んでいて、最後には相当嬉しそうな様子でニコニコしながら階を降りてきて、Mさんと何やら話をしていたのです。Mさんが澄ました顔でKさんの話を聞いていたのを覚えています。

それがA氏のことだとは知っていましたが、特段の感想はありませんでした。私は彼とは何度か行事的な仕事で一緒になったことがあるだけでしたが、別に普通の男性だったと思います。性格や雰囲気が暗いかな、とは思いましたが、仕事は一通りできますし、一応頼りにはなりましたし、飲み会の場でも人格的に問題のある発言はしませんし、特に目立つ印象はありませんでした。

MさんとKさんが職場で話していました。A氏と行事で一緒になった時に優しくしてくれたとか、廊下ですれ違った時にいろいろ会話をしたとか。コソコソと話しているのを聞いて、少し不安になりました。

Mさんはまだ未成年ですし、Kさんは短大卒でしたが経験が浅く、危ういところがありました。お客様からのクレームに弱いところも気になっていました。Mさんはクレームに強い方です。むしろ撃退までしてしまうほどでした。

1年目12月

その年の12月になって、A氏がまた当部署に来ることがありました。午前中でした。何やら丸めた図面を手に握っていて、長時間システムを操作したいということでした。当部署には、彼の操作したいシステムが入ったパソコンはふたつしかありません。ひとつは当部署の業務に使用しており、残りのひとつはKさんが大忙しでキーボードを叩いている最中でした(冬は繁忙期)。

A氏に気が付いたKさんは、ちょっと迷った後で彼に席を譲ろうとしていました。その場面で、A氏は「あれ。髪、切ったね」とKさんに言ったのです。

職場でそれを言うのはちょっと、と私が思いあぐねていますと、斜向かいに座っていたMさんが勢いよく立ち上がって、トイレの方に向かいました。でも、その時に私は見てしまったのです。彼女の顔が歪んでいたのを。女の子のあんな形相を観るのは中学生の時以来でした。大人というのは、もっと自分の感情を隠すものだと思っていました。

五分ほど経って、Mさんがトイレから帰ってくると、メイクや髪型を直した様子がありました。いや、直したというよりは、誰がどう見ても違っています。MさんがA氏が座っている真後ろにあるプリンタまで歩いて行ったところで、昼休みのチャイムが鳴ったのを覚えています。

その時に、ちょうどA氏の顔を見ることがあったのですが、Mさんがプリンタから印刷物を取ろうとしている時、確かにあの子の背中をじっと見ていました。撫でるような視線で後ろ姿を見詰めているようで、怖い思いがしたのを覚えています。

正直、この頃になると、A氏がどんな男性なのか気になっていました。そんなに面白い人なのだろうか、本当にそこまで魅力があるものなのか。それらが気になっていました。後は下世話かもしれませんが、社内での恋愛的な意味でのA氏の立ち位置的なものが。

私はその当時、当部署内ではベテランの域に入った頃で、若い女性職員のネットワークには参加していませんでした。若い子達の飲み会に行けるはずもなく、そうした情報を手に入れるには骨を折る必要がありました。

それからA氏は、二週間に一度は当部署に来るようになっていました。

本当にそんなに用事があるのかな、と思うこともありましたが、週に一度システムを触りに来る職員もいますので、違和感までは抱きませんでした。

ただ、A氏が彼女達に頼る頻度について、Mさん>Kさんになっていたのは間違いないと思います。やり取りについては、私の席には声が届かないのでよくわかりませんが、セクハラとか、挙動不審な様子とか、おかしな行動とか、そういうのはなかったと思います。

新年度が近づいたある時などは、Mさんの業務の都合でA氏のいる部署にデータを提供してもらうよう依頼に行くことがありました。

Mさんは、まごついた様子で私のいるデスクまで来ると、「一緒に行ってもらっていいですか?」と緊張した様子で言うのです。

その時、Kさんが「わたしが一緒に行こうか」と問いかけたのですが、Mさんは「私さんといっしょがいいです」と繰り返すのです。

それで、一緒に上の階に昇って行って、彼の職場に辿り着きました。これでMさんは、ほしい箇所の情報を見せて、仕事に必要なデータの提供やアドバイスをもらって……と思っていたのですが、彼女自身はほとんど喋らず、代わって私がA氏と話をすることになりました。

別に、普通の男性だったと思います。顔は普通、話し方も普通、マナーも普通、オフィスでの様子から仕事の実力があるというのはわかりました。でも、私の視点から見たら、若い子が取り立てて騒ぐような人間には到底思えません。私がA氏に興味があるかといえば、まったくありませんでした。

きっと、恋愛的な因子というのは人によってそれぞれ違っているのでしょう。おそらく。

2年目

次の年度に入った頃、Kさんの調子が悪くなりました

どうやらお客様への対応について苦慮しているようでした。Kさんは大変まじめな子で、どんな冗談でもそのとおりに捉えてしまうのです。それがストレスに繋がっているようでした。

職場で問題に挙がることはなく、上司も気が付いていませんでした。気が付いていたのは私と、近くのデスクに座っている年配の臨時職員の女性だけだったと思います。

ある日の夕方、KさんがA氏のいる部署にとある用事で出かけて行って、帰って来た時には涙目になっていました。「どうしたの」と聞くと、「もうだめかもしれません」ということで、すぐに上司に報告しました。

なんでも、A氏の職場にいる壮年男性から仕事の依頼をもらっていて、今回その結果を届けに行ったところ、細かいミスを怒られて、詰られて、委縮してしまったとのことです。その壮年男性は、当時の役所では指折りの問題職員であり、何でもすぐに怒鳴り散らすことで有名でした。重大な処分を受けることもなく年配まで勤め上げたおかげで、誰も対処することがなくなっていました。

蛇足は置いて、Kさんに「来週からもがんばろう。私になんでも言ってね」と伝えると、「ありがとうございます」とだけ言って定時間際の帰り支度を始めました。

翌週から、Kさんが職場に来れなくなりました

火曜日に行われた職場会議では、職場長から「うつ病で入院した」とだけ連絡がありました。それ以外は一切聞かされませんでした。

Kさんが居なくなった。周りの人達には訳がわからない。けど、とにかく居なくなった。私には理由がわかるけど、かといってどうにもできない。

その週のある日、仕事中にMさんを見ると机上で塞ぎ込んでいるように見えました。仕事中だというのにデスクに肘をついて、顔を斜めにして俯いていました。

日々が過ぎる度に元気がなくなっていくようで、どうすればいいのかわからなくなりました。Kさんがいなくなった分の仕事は、私とMさんで処理していました。毎日の帰りが夜八時を過ぎる中で、まだ一応は未成年であるMさんの肩に重いものが乗っているのがわかりました。

それでも、時折やってくるA氏と、そしてMさんが会話しているのを聞いて、Mさんが緊張しつつも笑顔になっているのを見ました。会話が終わる頃には、Mさんが「ちょっと自信を取り戻したかな」といった面持ちになるのを見て、少し安堵したのを覚えています。

Mさんも「ありがとうございます」と言って、自分の職場に帰るA氏の後ろ姿を見送っていました。それも数年前の出来事で、今ではMさんもKさんも役所を辞めています。今になって懐かしい想いが込みあげてきます。

あのふたりが夜当番の時に、お互いのチョコレートのお菓子を交換しながら仲良く話していたのを思い出しました。私も上司も、そんな様子を遠くから見守っていました。

どうしてこうなったんだろう。私にできることがあったのではないか。未だに夜、眠りに落ちる時、そんなことを思い出して、両目に涙が溢れてきて枕に落ちることがあります。

2年目半年後

それから時間が経ちました。

Kさんは、当初は1ヵ月で復帰すると聞いていたのですが、2ヵ月、3ヶ月と復帰時期が延びていきました。それでもようやく、半年が経つ頃に復帰がなりました

仕事ができる状態ではなく、事務スペースの隣にある書庫に籠もって書類整理をする毎日でした。職員が毎日交代で彼女のところに行き、当日の分の仕事を説明するという流れでした。私もKさんのところに行ったのですが、やはり元気がないようでした。

ある日、Mさんが当番の日でした。Kさんに仕事の内容を説明して書庫から出てくる時、大きな音を立てて扉を閉めました。ぶぜんとした表情で、そのままデスクに腰かけました。

どんなやり取りがあったかは知りません。でも、MさんがKさんを心配していたのは間違いないと思います。Kさんが休んでいた時も、月に一度は「早く復帰しないかな」と言っていました。心配事があるような面持ちになることもありました。数少ないティーンの若手ということで、職員全体の中でも目立つ存在でした。

ある時、労働組合の行事で仕事の割り当てのトラブルがあったらしく、廊下でMさんが年配の女性に怒られているのを見かけました。あとは、髪の色が公務員としては相当に明るい色だったため、上司から指導を受けている光景があったのも覚えています。

2年目冬

その年の初冬でした。Kさんが退職するという連絡が入ったのは。職場会議の時、職場長が正式なお知らせとして述べました。

・どうしても体が動かない
・不十分でも働き続けてもいいとは伝えたが、本人が納得しない
・人事もそろそろ厳しい視線になってきた
・先週、当人の母親が辞職願を持ってきた

という内容でした。Mさんの方を見ると、冷たいまなざしで会議机の上を見つめていました。隣に居る私が、泣き出しはしないかとハンカチの用意をしていると、マスク越しでもわかるほどの歪んだ表情で、ただじっと机の上にある会議資料を睨んでいました。

Mさんが職場に来なくなりました

Kさんの時と違って何の連絡もなく、ただ無断欠勤が続きました。上司が何度も電話をかけるも通じないとのことです。Kさんと違って一人暮らしだったので心配しました。

翌日、上司から依頼を受けた私も電話をしてみましたが、やはり通じず、ショートメッセージで「家に行く」と伝えたところ、職場に電話がかかってきました。

「もう働くことができません。辛いです」

電話口で泣いていました。それがMさんの最後の言葉でした。病気休暇という扱いになり、経過を見て人事課がMさんと話をしたようですが、年度末の3月で退職となりました。

どうしても腑に落ちませんでした。Mさんは強い子だったと思います。少なくとも、私があの子くらいの年齢の頃は、あんなに強くはなかった。高校を出てすぐに働こうという気概はありませんでしたし、役所の試験に合格するだけの能力もありませんでしたし、大学生の頃は世の中を甘くみていました。

何が起きていたのか

できるだけ、調べてみようとしました。Mさんの名誉のために。

とはいえ、若い子だけの集まりにはこの年齢では到底参加できません。ですので、労働組合の行事や、年に一度の新入職員歓迎会など、数少ないチャンスを狙ってMさんの情報を集めてみようと思い立ちました。

それが半年前のことです。掻い摘んで結果を説明します。

Kさんは朗らかな性格だったため、先輩に可愛がられていた。逆に、Mさんは本来は優しい性格だが、見た目が怖そうなのと、言葉や行動に幼いところがあるため女性職員に嫌われていた。
Mさんは他の職員から辛い目に遭っていた。特にKさんが退職してからは、直接本人に対して呼び出しがかかり、昔でいうところの『シメる』行為が行われていた。LINEグループは地獄の様相。
A氏は、若い職員からは概ね「落ち着いている。男らしい。頼りがいがある」というところで人気があり、MさんやKさん以外に狙っている人がいた
・Kさんがうつ病になった後に、都内でA氏とMさんが仲睦まじい様子で歩いているのが激写され、SNSで共有され、Mさんへの風当たりが激しくなった。

多くの人から話を聞いて情報を集めていく度に、嫌な思いになりました。自分自身の不甲斐なさにです。

Mさんは雰囲気が変わった子だとは思っていました。理由は述べませんが、ある時本人から特殊な事情を聴いた時に合点がいきました。そういうことだったのか、と。「話してくれてありがとう」と彼女に伝えました。

相談内容

私は後輩を守ることができなかった人間です。あれから何度も枕を濡らし、反省したつもりですが、若い職員を見る度にあの当時のことが思い出され、胸が苦しくなります。

長くなって申し訳ありません。斗比主様。私は二度と過ちを犯したくありません。あの当時、私はどうしていればよかったのでしょうか。あのふたりの様子がおかしいことに気が付いたのは、A氏が当部署に来るようになってすぐのことですが、何かを気にして動いていればよかったのでしょうか?

人生経験が豊富である貴方様に相談したく筆を認めました。何卒ご助言をくださいますようお願い申しあげます。

一読者より

A. 当時はどうすることもできなかったでしょうが、今できることはあります

メールありがとうございます!

ざっくり要約すると、職場の後輩二名が、ある男性を取り合う形になり、また、周囲の女性職員もその男性を狙っていたので、結果的に、後輩二名とも居辛くなって職場を退職したということですね。

それで、私への依頼は、「①二人が退職する前に何かできたか」、また、「②二度と同じようなことが起きないために何ができるか」、と理解しました。

それぞれお答えすると、「①二人が退職する前に何かできたか」は特にどうすることもできなかったと思います。これは、何もできなかったと思っている読者さんをなぐさめるものでなく、純粋に、何もできなかった(退職しない状況を作ることはできなかった)だろうというのを客観的に申し上げているものです。

文面から推測するに、読者さんは二名の職場上での様子は一定程度把握しているようですし、また、何かあったときに声掛けもされているようです。加えて、読者さんは二名の上司でもないわけですよね。そして、二人の事情については、年齢差もあり、把握できる状況ではなかった。かつ、退職は1年以内に短期間で立て続けに起きた。

とすると、読者さんが当時プラスアルファで何かできていたかというと非常に厳しかったと思います。禅問答みたいに聞こえるかもですが、どうにかしようがあったのなら、どうにかできていたものです。

何しろ職場内恋愛にしたって、職員の間でのLINEのやり取りだって、仕事とは関係ないですからね。そこに介入するのはかなり難易度が高い。

では、「②二度と同じようなことが起きないために何ができるか」については、これも同じかと言えば、今からできることはたくさんあります。ご自身が望むのであれば。

できることを簡単な順に列挙すると、

  1. 同僚が困っている状態はできるだけ具体的に上司に伝え、チームでフォローするのを基本とすることをチーム全員で確認する
  2. 新人社員には暗黙知の存在(職場内恋愛は容易に噂になること、目立つと時には同僚から有形無形の攻撃をうけることなど)を必要に応じて伝える
  3. 労働組合や歓迎会で常に同僚が苦境に陥っていないか、情報を入手するようにする
  4. 怒鳴り散らす壮年男性職員や周囲に人がいる中で怒る年配女性職員などはパワハラをしているため、この手の職員を認知する度に周囲を巻き込み改善をするよう働きかける
  5. 後輩二名が退職した背景を整理し、陰口を行う陰湿な職場風土があることを、労働組合及び人事に対してレポート形式で提出する

以上が考えられます。

私の印象では、そもそもこの職場は、鈍感力が相当高く、また、他の職員と一定の距離を保っている人でなければ長く働けないように思います。顧客だけでなく、同僚にも、鬱屈とした、問題のある人が一定数いるようなので、職場が根本的に変わること(要は5)がなければ、この二名に限らず、一定の退職者は出続けるはずです。

しかし、5みたいなことは、ある程度の役職であったり、自分自身がダメージを受けても問題ない状況でなければ、多くの人は実行できないでしょうし、私もしなくていい(それは一人の労働者として職場に必要以上にリソースを割きすぎ)だと思います。

一方で、1や2ぐらいのことは比較的お手軽にできます。もちろん、上司の協力や新入社員のニーズがあってこそですから、上司や新入社員とは一定の信頼関係を築いた上でのほうが上手く行きます。

3は好きであればですね。4は労働組合で偉くなるとやりやすく、5みたいなことをやらずとも4をやり続ければ職場の風土は多少は改善するはずです。

繰り返しになりますが、過去のことは退職自体を避けることは困難で、しかし、職場の同僚として一定の対応はしていたように見受けられます。そして、同じことを繰り返さないためにできることはそれなりにあるので、何かしたいのであれば徐々に実行していくといいかと思います。

以上となります。

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なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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