斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「妹から欲しくないモノを渡され続け、自分が蔑ろにされている気がしてモヤモヤ」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。親族のモヤモヤ。

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Q. 妹から欲しくないモノを渡され、自分が蔑ろにされている気がしてモヤモヤ

※太字はtopisyuによるもの

斗比主閲子さま

こんにちは。

長くブログを楽しませていただいておりますが、初めてメールをしてみようと思い立ちました。

誰に相談しようにも適当な相手がおらず、ですがどうしても吐き出したいため、申し訳ありませんが聞いてください。また、ありふれた悩みであることも重ねて申し訳ありません。

私にはシングルマザーの妹がいます。非正規で収入はカツカツですが、各種手当と親の家に住んでいるため、何とかギリギリ生活が出来ています。

その妹が時折「いつもお世話になっているから」という理由で、モノをくれます。悩みは、それを非常に迷惑に感じることです。

くれるのは、アクセサリーや高めのノートなどで、年に数回なのですが、それも続けば数が多くなるし、趣味が合わず全く使いません。妹はセンスが良いですが、私は昔から、自分の選んだものを身につけたり使いたい方です。

再三「モノは要らない、くれるなら食べ物がいい」と言っているし、貰う度「はあ、どうも」という塩対応なのですが、やめてくれません。

先日もスカーフをくれたのですが、お礼を言うのも開けるのも面倒くさかったです。私はスカーフをすることは殆どありません。明らかに私が喜んでいないのに、モノをくれ続ける事が、自分が蔑ろにされている気になります。使わないモノを押し入れに投げ入れておくことも苦痛です。

妹があげたいのだから、貰う事も孝行と、フリマで売ってしまえばいいのですが、それも妹が少ない給料から買ったかと思うと躊躇われます。妹から、あげたものをどうしたかを聞かれたことはありません。子どもにこれからお金が掛かるので、お金を大切にして欲しい気持ちはありますが、正直なところ、そこはあまり気になりません

どうしたら、妹はモノをくれることをやめてくれるのでしょうか。それが難しいなら、私はどうすればよいでしょうか。モノを貰う度、妹にも自分にも嫌な気持ちになります。

掲載は全面的に斗比主さまにお任せします。あまり面白みのない悩みですが、どうしたらこの嫌な気持ちから逃れられるのかと、困っております。答えてもいいなと思われたらでよいので、よろしくお願いします。メールに吐き出させていただけただけで、大変助かりました。

今後もブログ楽しみにしております。

一読者より

A. 「欲しくないものを貰うと蔑ろにされている気になる」と伝えましょう

メールありがとうございます!

このモヤモヤは面白いですね。冒頭でシングルマザーで生活がカツカツな妹からのイヤゲモノ(相手を困らせるプレゼント)とあって、妹が余計なことにお金を使うのが気になるのかなと思ったら、

子どもにこれからお金が掛かるので、お金を大切にして欲しい気持ちはありますが、正直なところ、そこはあまり気になりません

明らかに私が喜んでいないのに、モノをくれ続ける事が、自分が蔑ろにされている気になります

(順序は入れ替えましたが)自分が蔑ろにされている気がするのがモヤモヤの原因ということでした。

確かに、

再三「モノは要らない、くれるなら食べ物がいい」と言っているし、貰う度「はあ、どうも」という塩対応なのですが、やめてくれません。

と間接的に欲しくないというアピールをしているのに、それでも欲しくないモノを渡してくるというのは、読者さんの発言をどうでもいいとみなしているからと考えることはできます。

確かにモヤモヤする。

それで、お望みの妹さんからのイヤゲモノを止める方法ですが、間接的ではなく、直接的に、「私が要らないというモノを渡してくるというのは、私を蔑ろにしていて、逆に嫌がらせのように思えて、あなたを嫌いになってしまいそう。モノを渡そうが渡すまいが、あなたとの関係を変えるつもりはない」と伝えるんでしょうね。

まずは「要らない」というのが伝わっていない可能性があるので、それを伝える。ただ、「要らない」だけでは相手からすると理由が分からないかもだから、「欲しくないものを渡されるのは私を蔑ろにしているように思える」と伝える。その上で、妹さんがモノを渡してくるのは、読者さんとの関係を維持するためだろうから、「モノのプレゼントの有無は関係性に関係ない(維持する)」と伝えてあげれば、もう付け加えることはないかと。

文面からはイヤゲモノがなければ妹さんとの接触は必ずしも嫌ではないように受け取れたので、最後の要素も入れています。

世の中には、とにかくモノを渡して関係性を維持しようとする人っているんですよね。私は大学生の時に、同級生の母親から安物のバッグをプレゼントされたのがきっかけで、その存在を認識しました。「1980円にしては良いバッグでしょ?」と言われて、どう反応していいか困ったのはよく覚えています。

これはある意味本人の悪しき成功体験によるもので、「モノをあげたから良い関係が築けている」と経験しちゃうと、モノをあげるのを続けちゃうんですよね。

友人知人ぐらいならどこまで直接的に伝えるか難しいところはありますが、親族で、自分も被害を受けているということなら、直接、嫌な理由を伝えてしまえばいいと思います。

まあ、それでも続ける人は続けちゃうんですが。

モノではなく手紙をやり取りしようとか、Amazonの欲しいものリストにあるものを送ってとか、ここからはテクニカルな対応で徐々に軌道修正していくことになると思います。

以上、今日はこんなところでしょうか。

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