この前、子どもにこんなことを言われてしまいました。「ねぇ、ねぇ、どうしてそんなメルカリ名人になれたの!?」です。子どもは目を輝かせていました。
メルカリ名人ってなんでしょうか。
メルカリでの取引が上手いってことだと思うんですけど、中古品を個人売買するメルカリを使うのが上手いというのは、誉め言葉としては、かなりギリギリなところがあります。
しかも、それを親の立場で子どもから言われるというのは、なかなかくるところがあります。子どもは親の背中を見て育つと言いますから、子どもが見ているのは、私のメルカリ取り引きということになります。
これは、言葉通り、子どもも自分がメルカリ名人になりたいってことですよね。親としては、子どもが何かにハマってくれるのは嬉しいんですけど、自分の子どもがメルカリの利用に秀でてほしいかというと、まあ、悪いことではないんですが、ちょっと、複雑な気持ちがあるというか。
せどりとか、別に子どもがやってはいけないってことはないんですけど。ただ、少し仕組みを理解するとしても、私みたいに、メルカリ文化圏を子どもが完全に把握してほしいかというと、また学ぶものはちょっと違うなと。
確かに、私は、メルカリ名人です。自分で言ってて超恥ずかしいけど、事実そう。
欲しくなりそうなもので、普通では入手できないものを、検索ワードに入れておいて、何か月も待って、出品されてから5分で買うみたいなことを、しばしばやってますし。
いいね!がたくさんついているけど、しばらく売れてない品物を、「背に腹は代えられないとここまで値下げしてくれそうだけど、でも、出品者もいい感じで処分できたって思う値段はこれぐらいかな」と察して、コメント欄で金額提示して、買うこともしますし。
コメント欄で極端な値下げ交渉をしているのを見かけて、「これじゃあまりにも出品者が可哀そう」と、自分的にも高すぎない価格だし、さくっと横から買うこともしますし。
出品者の送料負担を加味して、他の出品物とまとめてこのぐらいなら売っても送料分得するところで値段を提示するのは基本ですし。
出品者が複数サイトで販売している商品をクーポンとかを考慮してどれで買うとお得かをすぐに判断できるし。
自分はいらないものがセットで売られているのを購入後にばら売りするのも別に手間だとは思わないし。
最近は、農家から野菜・果物も買ってるし。これは、ブログの読者さんから教えてもらった知恵。
売るのも、「これならこの値段で1時間・1日・1週間・1ヵ月で売れるかな」っていう価格設定が何となく分かるから、おかしな価格設定をすることないし。
出品物へのアクセス数、いいね!数がどれくらいになったら売れるかなって何となく推測がつくし。
……と、こんな風な知見が溜まっているぐらい、メルカリでの取引を楽しんでいるのだから、メルカリ名人って言われても、別におかしなことではないんだけど。
だけど、やっぱり、子どもからメルカリ名人って言われるのは、なんか、ちょっと違うなと、言われて、本当に衝撃的でした。
結局のところ、蛙の子は蛙ということで、私の両親がヤフオクに親しんでいるように、私もメルカリを親しみ、そして、私の子どもも似たようなサイトに将来親しむのでしょう。
皆さんのご家庭では、子どもからどんな言葉をかけられたことがありますか。メルカリ名人って呼ばれたことがある人は、ぜひ教えてほしいです。
以上、今日は軽い話でした。ではまた!