そろそろインフルエンザの予防接種の時期ですね。今年は私の周囲だと予防接種を受ける人は例年と同じか、少し多いぐらいの印象です。
インフルエンザに罹患しにくくなるためには、予防接種を受けることも一つだし、毎日の手洗いの徹底もあります。ただ、それよりか大事で、でも自分ではコントロールできないのが周囲のインフルエンザ罹患者数です。
当たり前ですが、罹患者が周囲に多く、その人たちと接する機会が多ければ、自分がどれだけ予防していても罹患することはありえます。
※インフルエンザは飛沫感染・接触感染で感染する
今年の3月に日本国内でのインフルエンザ患者数が激減していることを紹介しましたが、
新型コロナウイルス(2019-nCoV)対策でインフル患者数が減ってるかも。あとキャッシュレス決済が普及しそう - 斗比主閲子の姑日記
では、今年の状況はどうなっているだろうと数字を見に行ったら、
直近の2020年10月26日~11月1日の数字は定点あたりの総数は32で、昨年同期比で▲99%の減となっていました。
ちなみに、保育園~高校でインフルエンザでの学級閉鎖が行われたところは日本全国で1つで、昨年同時期は91とのことです。
インフルエンザの感染者数は通常1月~2月にピークとなりますから、今の時期の数字ですべて語れるわけではないし、そもそも病院にかかっていないから観測数が減少している可能性もあるでしょう。
ただ、今のところは、過去と同様の計測方法だとインフルエンザはかなり抑えられているようです。
今年の冬は児童の密室での集団での集まりは少なくなるだろうし、また、親も宴席の場が限定的になるでしょうから、私の仮説では、適正にインフルエンザの測定が行われたとしても、今後も例年に比べて減少傾向が続くのではないかと推測しています。
私の仮説通りになるか、はたまた違う傾向となるか、引き続き観測していくつもりです。
関連
新型コロナ後のJTB、HIS、近ツリ・クラブツーリズムの取扱高≒客数が前年同期比約2%(98%減)の衝撃 - 斗比主閲子の姑日記