定点観測している厚労省によるインフルエンザ報告数です。
※インフルエンザは飛沫感染・接触感染で感染する
およそ一ヶ月前の2020年10月26日~11月1日の数字は昨年同期比で▲99%の減となっていましたが(記事:インフルエンザ報告数 前年同期比 ▲99%(2020年10月26日~11月1日) - 斗比主閲子の姑日記)、
最新の2020年11 月 23 日~11 月 29 日の数字では昨年同期比で▲99%の減でした。
もはや小数点第一位で比較しないと差が分からないので、この前のを計算し直すと▲99.3%で、今回のが▲99.8%です。凄まじい減少数ですね。
ちなみに保育園~高校でインフルエンザでの学級閉鎖が行われたところは日本全国で昨年同時期では714だったのが今年は2です。これも凄まじい減少幅。
前回の記事で、
今年の冬は児童の密室での集団での集まりは少なくなるだろうし、また、親も宴席の場が限定的になるでしょうから、私の仮説では、適正にインフルエンザの測定が行われたとしても、今後も例年に比べて減少傾向が続くのではないかと推測しています。
と書きましたが、今のところ仮説どおりの状況が続いているようです。昨年だって例年より多くはなかったのに、それよりも少ない水準。
通常は年末年始を皮切りに爆発的に激増するインフルエンザ感染者数は今年はもしかしたらまったく話題にならないかもしれませんね。