定点観測している厚労省によるインフルエンザ報告数です。
※インフルエンザは飛沫感染・接触感染で感染する
およそ一ヶ月前の2020年11 月 23 日~11 月 29 日の数字は昨年同期比で▲99.8%の減となっていましたが(記事:インフルエンザ報告数 前年同期比 ▲99.8%(2020年11 月 23 日~11 月 29 日) - 斗比主閲子の姑日記)、
最新の数字では昨年同期比で▲99.93%の減でした。
もはや小数点第二位までいってしまいました。この調子であれば例年1~2月に爆発的に増加するインフルエンザ感染者数は激減するでしょうし、毎年3000人ぐらいのインフルエンザによる死亡者数も激減することは確実でしょう。
ちなみに保育園~高校でインフルエンザでの学級閉鎖が行われたところは日本全国で昨年同時期では2618だったのが今年は0です。もはやインフルエンザという病気に感染した人を探すのが困難な水準ですね。
今の生活習慣は非常に極端ではありますが、毎年数十万人感染し、3000人程度と交通事故と同程度の死者を引き起こすインフルエンザという病は、ここまで対策していればほぼゼロにできるということが分かったのですから、日本人の健康意識からすれば、マスク着用と手洗いの徹底というのは今後は習い性となるのではないかと思います。
来年以降は、インフルエンザの秋口の予防接種は今ほど行われなくなり、代わりにCovid-19のワクチン接種が毎年の恒例行事になるかもしれませんね。