私が毎年チェックしている数字に、交通事故での死亡者数と他殺での死亡者数があります。ご存知の方も多いように、交通事故でも、他殺でも、毎年、死亡者数は減少し続けています。
※画像は警察庁作成の統計資料から筆者作成
昨年の交通事故の死亡者数は過去最低で4000人弱、
交通事故死者数は過去最少3532人、65歳以上55%:朝日新聞デジタル
他殺による死亡者数も毎年過去最低を更新し続けています。300人弱。
死者数が減っている割に、世の中が安全になっている(死から遠ざかっている)という印象を抱く人は増えていないというのを聞いたことがあります。報道によるものか、数が少ないだけに起きたときへの恐怖が強くなっているのか、どうなんでしょうね。
ちなみに、こちらも皆さんご存知の通り、日本人の年代別の死因では、20代より前は不慮の事故での死亡が一番多く、20代~30代では自殺が一番多く、40代~80代ではガンによる死亡が一番多くなっています。
厚生労働省:死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
私のこれまでの人生を思い返してみても、この年代ごとの死因の推移というのは納得感があるものです。子どものときは、かなり無茶に水遊びなんかをしたりしていましたし、私の子どもは危なっかしいし、私が20代では辛くて死にたいと思っていましたし。アラフォーの今では健康に問題がある人を周囲に見かけるので、最近、筋トレをし始めたりしました。
2018年はじめて良かったもの→筋トレ - 斗比主閲子の姑日記
統計的に交通事故や他殺での死者数が全体的には減っているとはいえ、実際に、身近な人が亡くなられた方からすれば、その死というのは、簡単には受け入れられるものではないように思います。配偶者や親族や友人の死は結婚以上のストレス源となるとされています。
離婚は会社の倒産・親族の死・別居と並ぶ凶悪なストレス源。時にワンワン泣くの超大事 - 斗比主閲子の姑日記
もし、身近な人の死に接することがあり、辛い渦中にある人は、誰かに話したり、思いを手紙にしたりするといいですよね。
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悲しいことを悲しいと言葉に出し、誰かと悲しみを分かち合うというのは、癒やしの効果があります。
以上、徒然なるままに書いてみました。皆さんが、日々を心穏やかに過ごせますように。