先週末、映画『シン・ウルトラマン』を家族で観に行ってきました。恐らく、家族全員で観た初めての映画です。
ちなみに、事前情報は一切なしです。上に貼った予告も見ていません。庵野秀明さんが関わっているぐらいの情報だけです。
以下、我が家のそれぞれの感想です。
私の感想「面白かった」「女性隊員の〇〇化は……」
私は随分昔に初代ウルトラマンとウルトラセブンとウルトラマンタロウを見たことがあります。特撮映画は平成ゴジラシリーズ、平成ガメラ三部作、シン・ゴジラぐらいしか観たことがありません。あと関係するとすれば、学生時代にDAICON FILMの帰ってきたウルトラマンも友人に見せてもらったことがあります。
怪獣の名前は20体ぐらいしか言えず、あまり詳しくはないままシン・ウルトラマンを観たのですが、全般的に面白かったです。特に、前半で、怪獣が次々と出てくるのはワクワクしましたね。シン・ゴジラが変態するのに興奮したのと同じ感じ。
ただ、中盤に女性隊員が〇〇化するシーンは顔の表情がのぺーっとしすぎていて、急にチープな感じがしてあまり楽しめませんでした。また、後半は若干間延びした印象を受けました。
それでも、全般的に面白かったですね。良い娯楽作品でした。
パートナーの感想「意外と面白かった」
私のパートナーは、特撮作品をシン・ゴジラしか観たことがなく、ウルトラマンの知識は皆無です。ウルトラマンの怪獣を一体も知りません。M78星雲さえも知りません。
そんなパートナーもシン・ウルトラマンは楽しめたようでした。私に対して「ウルトラマンってあんな体形なの?」「ウルトラマンってたくさん種類があるの?」というピュアな疑問を投げかけるぐらい、興味を持ったようです。
ちなみに、私がまったく反応しなかった米津玄師さんのエンディングテーマの歌詞をちゃんと聞いていて、「歌詞が内容を反映していたね」と子どもたちに教えてあげたりしていました。
総じて楽しめたようです。
子どもたちの感想
私の子どもたちは、ウルトラマンは今まで一度も触れてきておらず、シン・ゴジラも観たことがありません。映画館で映画を観るのも一年に一本程度です。ネット配信されている映画は最近よく見るようになりました。
子どもたちのリアクションはおおむね良かったです。
個人的に面白かったのは、子どもがそれぞれで違うリアクションをしていたことですね。例えば、
- ウルトラマンの正体を会話シーンですぐに気付く子もいれば、映画の中で明らかになってから気付く子もいる
- ちょっと恥ずかしいシーンで共感性羞恥心から目を塞ぐ子もいれば、難なく見ている子もいる
- 途中で再生速度を早くしたがる子もいれば、遅くしたがる子もいる(当然、映画ですから再生速度は変えられませんが、そういう感想を言っていました)
- 音が五月蠅くて耳を塞ぐ子もいれば、同じシーンでまったく問題なく視聴する子もいる
- 比較的悲しいシーンでしっかり泣いている子もいれば、無反応な子もいる
- 字幕の名前を全部チェックする子もいれば、目をつぶっている子もいる
といったように、受け取り方がかなり違っていました。映画を通して、子どものごとのものの受け止め方が全然違うというのを改めて認識できたのが、非常に楽しかったです。
ある子が「今は撤去されてるはずの公園の遊具が出てくるシーンは過去にタイムスリップした演出かと思った」と言っていたのは、驚きました。知識を使って仮説を持てるようになったのかと。
締め
以上、映画の感想でした。
映画自体面白かったのに加えて、家族の反応がそれぞれ違うところを見て取れたのが良かったです。また、映画を観に行きたいですね。
※この設定資料集?はうちの子どもたちは好きだろうな