今日も一人小町(発言小町の一人版)です。同じ毒親育ちで意気投合した友人が変わってしまったというモヤモヤです。今日は短め。
Q1. 毒親育ちという共通点があり戦友だと思った友人が変わってしまい、説教してやりたい自分が嫌いになりそう
トピシュ様こんにちは。
いつもブログを拝見しています。2回目になるのですがよろしいでしょうか。コロナ禍で外出できないときにスマホで片手間に読んでいただけると幸いです。
私は以前に『10年来の友達との縁を切ろうと思っていますが、正しいことなのかどうか悩んでいます。』という相談をさせてもらいました。
当時はありがとうございました。たまにメールを見返して自分を落ち着かせています。
その後はその友達(Aとします)とも特に連絡がくることもなくホッとした時間を過ごしています。
私のほうも以前はめちゃくちゃ悩んでいたAの子のキラキラネームを「そういう名前もあるんだな」と、ようやく受け入れることができております(しこりがないわけでもないですが)
今回は話をきいてもらいたくメールしました。
あれから時間をおいてたまにAと自分のことを分析していたのですが、前回のキラキラネームだけではなく、Aと過去にあったことがだいぶ尾を引いていたんだなということに気づきました。
その過去というのが毒親のことです。私とAはいわゆる毒親育ちで、学生時代はお互いに励まし支え合った戦友のような存在でした。ですがお互い社会人になってだんだんAが変わりはじめました。独立志向・海外志向があったのに、早く地元で結婚したいと言い出すようになりました。現在のAは前といっていることとやっていることが180度違うけど大丈夫なの?と言いたくなってしまうぐらいの状態になってしまいました。
余計なお世話だということはわかっていますが、それがAにモヤモヤしたというのが以前の相談でした。こういったモヤモヤを抱えていたので以前にあれだけごちゃごちゃしたことを相談してしまったのだなと今なら思います。
でも何年も前の友達の発言をいつまでも引きずるってあまりにもしつこいですよね。それにこんなAに説教してやりたい!矛盾を問い詰めたいといううるさい正義感の自分がでてきてしまって本当に自分が嫌いになりそうです。
そもそもそこまで私も偉くないし、Aの人生ですしね。こういうときってどうしたらいいんですかね。
たまたまSNSをのぞいていたらAと共通の友人のSNSがでてきてA関連の話題を久しぶりに目にしてなぜか不安になってしまいました。つい話をきいてほしくてメールしてしまいました。何か感想があったら教えてくれると嬉しいです。
ユミ
A1. モヤモヤを言語化できているだけで凄い!
今回はリピーターの方からのメールです。
前回のモヤモヤも今回のモヤモヤも受け取る人によっては、モヤモヤしている、このユミさん自体がおかしいと思う人はいるはずです。なぜならば、Aさんの子どもの名付けも、Aさんが変わったことも、ユミさんには何の関係もないですから。合わない友達がいたら付き合わないという選択肢はユミさんは持っている。
そういう発想は理解するものの、私は違う感想を持っていて、自分の中でなぜモヤモヤしたのかを言語化できているのがとても凄いことだなと思いました。特に、
でも何年も前の友達の発言をいつまでも引きずるってあまりにもしつこいですよね。それにこんなAに説教してやりたい!矛盾を問い詰めたいといううるさい正義感の自分がでてきてしまって本当に自分が嫌いになりそうです。
この辺が素晴らしい。説教したい、矛盾を問い詰めたいという気持ちを持っている自分を認識できている。人間が変わろうとする瞬間に立ち会わせていただけてとても嬉しい。
以前から何度も書いている通り、モヤモヤは心のなかにそのまま留めておくと、どう解決したらいいか分からないままで巨大化・複雑化していったりするものです。言葉にするだけで解決の糸口になるし、今回のユミさんは独力でモヤモヤの背景まで辿れてる。簡単なことではないですよね。
そもそもそこまで私も偉くないし、Aの人生ですしね。こういうときってどうしたらいいんですかね。
については、ご自身でこうやって言語化し続ければいずれはモヤモヤも晴れていくと思います。
直感的には、ユミさん自身がまだ毒親に育てられたことへのモヤモヤが解消しきっていないんじゃないのが根本にありそうな気がします。要は、Aさんの宗旨替えによって、自分の解決の糸口が途絶えたみたいに受け取って、Aさんを元に戻したい=自分の問題を解決したいと考えたみたいな?
毒親だろうが何だろうか、誰かへの怒りが発生するのは、相手の過失の大小関係なく、自分の心からなので、誰かに憤りを覚えたときは自分にとってどうしてそれが困るのかをよくよく分析していく(言葉にしていく)のがお勧めです。
今回は以上です。
これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。アドバイス希望でも大丈夫です。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。
なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。