斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

本の選定に自信がなければ、図書館司書・ブックサポーターに相談すればいい

Twitterでこんな相談がありました。

あるあるですね。

ちなみに、私自身も本を選ぶ力はありません。なので、本を他人に選んでもらっています。このマンガがすごい!とか、このミステリーがすごい!とか、メフィスト賞とか、そういう賞レースで評価されたものや、世間で話題になっているもの、Amazonのレコメンド機能で紹介されたものを片っ端から読んでいます。今は、発声練習さんがお勧めした『探偵が早すぎる』を読んでいるし、中国で2100万部となり話題の『三体』というSF小説も読む予定です。

三体

三体

  • 作者: 劉慈欣
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: Kindle版
 

※今から超ワクワク 

子どもの場合は、まず、図書館に行くことです。児童書コーナーにいけば、司書さんによるお勧めの本が並んでいますから、そこから選べばいい。加えて、司書さんに「うちの子どもは○歳で、こういう本が好きなんですが、お勧めはありますか?」と聞いたら教えてくれます。

ただ、図書館司書さんは非常勤の割合が増えていることに起因しているのか分かりませんが、全員が全員必ずしも本の選定に精通しているわけではないので、「児童向けの本を探しているのですが、選んでいただける司書さんはいますか?」と質問したほうがいいかもしれません。

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平成27年度社会教育統計より

あとは、ボランティアで本の選定をしてくれるブックサポーター・図書館サポーターなんかもいることがあるので、そういう人に聞くのもいいですね。

可児市立図書館ホームページ

オレンジ色のエプロンをした人が「ブックサポーター」です。
図書館で研修を受けたボランティアです。どんな絵本がよいか、などご相談にのります。

ちなみに、我が家は、子どもたちが小さいうちは、家族全員の図書カードを使って、上記のような方法を使って毎週大量に本を借りてきて、その中から子どもが表紙やタイトルでジャケ選びしたものを読み聞かせしていました。何度も繰り返し読みたがるものは購入して、家の超お気に入りのラインナップを増やす。

司書さんやサポーターさんや絵本ナビみたいなところで紹介してもらった本が必ずしも子どもの直球ど真ん中でウケる本かは分かりませんので、「これは絶対に読んでくれる!」「喜んでくれる!」と期待するより、大量の本の中で、「どれか楽しんでくれるものがあるかも?」ぐらいの期待値のほうが、気が楽だと思います。ヨシタケシンスケさんやおしり探偵が得意じゃない子どもだっていますから。

りんごかもしれない

りんごかもしれない

 

※しかし、hit率は高い