子どもと一緒にシェアして読んでる漫画に少年ジャンプ連載の『Dr.STONE』(ドクターストーン)があります。
人類が謎の現象によって石化してしまった3700年後の、原始時代みたいな世界で、科学の知識(もっぱら化学とちょっと物理)を使って、サバイバルするみたいなお話です。(最初はサバイバルかと思ったら、人間同士のバトルになっちゃうんだけど、バトルでもちゃんと科学は使われる。)
この作品、『はたらく細胞』(もっぱら生物)と同じく、漫画としても面白い上、科学ネタが豊富です。というか、科学自体がテーマの漫画です。
※スピンオフの『はたらく細胞BLACK』はシェアしていない。
公式に試し読みができるので、どれくらい科学科学しているかは、試し読みを読むだけで分かります。
ついでに『はたらく細胞』の試し読みも。
100万部『はたらく細胞』1話完全試し読み──強敵・アニサキスに挑む細胞たち!|今日のおすすめ|講談社コミックプラス
もともと、原子とか分子とかは、確か最初は電子レンジでなぜ温まるかということをきっかけにして、科学実験系の動画を見たりして、ちょくちょく子どもとの話題にのぼっていたんですけど、『Dr.STONE』をきっかけに、元素への興味を子どもが持っているのが分かりました。元素と化学の知識を先取りして、『Dr.STONE』で何が紹介されるか、ある意味ネタバレ知識を得たいみたいな感じですかね。
そこで、図書館で、子ども向けの元素の本を図書館で大量に借りてきて、読み聞かせしてみたら、どれも興味を持って聞いてくれました。しばらく読み聞かせは化学中心になりそうです。
あとは、元素周期表を覚えたがっていたので、文科省が提供している科学ポスターから元素周期表を選んで印刷して、ダイニングテーブルの子どもの席のテーブルマットの下に、日本地図の代わりに引いておきました。ご飯を食べているときに、じーっと眺めています。
※画像は文科省から。文字がかなり小さいのが難点だけど、ハイクオリティで無料。
こうやって、子どもが興味を持ったことの深掘りする材料を提供していて思うのは、子どもは好き勝手に成長するものの、子どもの興味関心の芽を植えたり、育てたりするするときに、私たち親(≠親一般)ができることはたくさんあるなということです。
私自身は親に何か教えてもらった記憶がないんですが、親自身に知見があって、しかも、子どもに適切な知識の材料とチャンスを提供できれば、そりゃ、自然と知識は身に付くわけで。
やるかやらないかでいえば、我が家としてはできるのでやるわけですが、こういうのが世の中的には教育の格差として顕在化していくんだよなと考えています。
そんなこんなで、とりあえず我が家でやっていることのお裾分けでした。どなたかのお役に立てれば幸いです。