斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

以前と違って攻撃的になっていた子どもの友達を眺めていて思ったことを夫婦でつらつらと話す

ある日の夫婦の会話です。

Sheep Meadow - Central Park

 

私「今日、公園に子どもを連れてったんだけど」

パートナー(以下「パ」)「はいはい」

私「〇〇ちゃんに会ったのね。公園で。それでうちの子たちと一緒に遊んで」

パ「ああー、〇〇ちゃん。久々に聞いた、その名前」

私「〇〇ちゃん、前に遊んだ時とは全然違ってて。よく喋るし、人怖じをしないというか」

パ「へー、変わるもんだね」

私「ただ、気になるところがあって、攻撃的になってたんだよね。〇〇ちゃんは「私に一番についてきた子としか遊ばない!」って言って、それでうちの子が一緒についていったら急に方向転換してうちの子を振り払って、「あなたは二番になったから遊ばない!」って、そういうのを繰り返すの」

パ「嫌なやつだな(笑)」

私「後は言葉遣い。「ウザい」「死ね」とか、そういう言葉を連発していた。これはうちの子に限らず誰に対しても」

パ「確かきょうだいいたから、きょうだいの影響かな?」

私「確かあのうちのお母さんは先月からフルタイムで働くようになっていて、お父さんはこの前公園で見かけたときに子どもとほとんど会話をしていなかったから、察するに〇〇ちゃんは一時的にストレスを感じているのではないか」

パ「相変わらずよくそんなこと考える。公園でのたったの一コマでしょ(笑)」

私「まあね(笑) いずれにせよ、一時的なことであれば何か月かしたら落ち着くと思うけど」

パ「落ち着いてくれるといいね」

私「他人のうちのことは置いておいて、ちょっと考えたのは、そういう攻撃的な子どもを自分の子どもとどこまで接するようにするか」

パ「ああ、はいはい」

私「親が「あの子とは遊ばないように」と言わなくても、子ども同士の接点をなくす方法はいくらでもあるでしょ? 表面的に親が友達を選別したと子どもには思われなくても、手はいくらでもあって」

パ「怖い怖い(笑)」

私「学校は小さな社会とはよく言ったもので、恒久的に〇〇ちゃんみたいな大人はいくらでもいるわけだよね? 〇〇ちゃんどころじゃなく酷い大人が」

パ「そうね」

私「で、私たちはそういう不安定な、攻撃的な大人への対処法は分かっている。どこで学んだかといえばたぶん学校とかで」

パ「はいはい」

私「今この時の、点で切り出せば、〇〇ちゃんはうちの子どもたちにとって害の可能性はあるけれど、うちの子は〇〇ちゃんを嫌ってはいないし、嫌なことは嫌だと〇〇ちゃんにも伝えていたと思う。これぐらいの状況なら子ども同士に任せて、見守っているのが親の振る舞いだよね」

パ「難しいよね。あまりに酷いと、たとえ事情があったとしても加害者になるわけだから。少なくとも自分の子どもは守らないと」

私「そうね。話、聞いてくれてありがとねー。これからもよろしくお願いします」

パ「よろしくお願いします」

 

こんな感じです。

私が思ったことや感じたことをパートナーが聞いてくれて、反応してくれると、「この人と一緒にいて良かった」と毎回思います。