斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

最初の曲がり角までは子どもの登校を見送る

我が家で、平日の朝に必ず行っている儀式として、子どもを一人ひとりギュッと抱きしめて「愛してるよ」と伝えて、ほっぺにキスをして、玄関から送り出した後に最初の曲がり角までは登校を見送る、というのがあります。

sweet_kiss

※逆もある

これは、自己肯定感を高め、子の愛着形成のために行っているという建前と、単に自分がしたいからしているという本音で行われています。

うちの姑は「家の外は辛いこともあるのだから、朝は必ず気持ちよく子どもたちを見送りたい」という方針で、同じようなことを私のパートナーに対しても行っていたようです。パートナーも最初の曲がり角まで手を振ってもらっていたことは今でも覚えているらしい。

実際見送られるほうは気分がいいものでしょうし、見送る私としても「自分のような人間が親やっているのだな」と感慨深い気持ちでやり続けています。

同じようにしていることとしては、子どもたちが寝た後に、お腹に布団を被せるというのもあります。よくホームドラマなんかで親が子どもの肩まで布団を被せるのがありますが、ああいう感じですね。全部被せると吹っ飛ばされて結局意味がないので、私は最低限お腹だけに布団を被せていますけど。あれも、子どものときから「親はこういうことをするものなんだな」と思っていたことなので、自分が子どもにしていると、「ああ、自分は親なんだな」と脳に刷り込みをすることができます。子どもがしっかり布団を被っていると、「良かった」じゃなくて「つまらない」と感じる。

好きでもなんでもないことを報酬なしに義務感で続けるのは苦痛ですから、こういう精神的なやりがいを持っている以上、私は子どもに布団を被せるのも、曲がり角まで子どもの登校を見送るのも、今後も続けると思います。

もう少ししたら、子どもがウザ面倒くさいという反応を示すことは容易に想像できますが、そのときはそのときでまたどうするか考えます。

以上、今日は愚にもつかない、惚気でした。