斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

みんながみんな悪いことをしてるとは思わないんだけど

極わずかの事例でも、全体として悪い行いが蔓延しているんだろうなと思うことはあります。

例えば、この前の関大の選手を日大の選手が監督の指示で反則プレーで大怪我させたらしいというもの。日大はアメフトでは東日本で一番の名門らしいので、とすれば、この監督に限らず、この種の反則は常態化していたんじゃないかと疑ってしまう。

「監督の指示」日大関係者が証言、アメフト悪質反則で大けが TBS NEWS

レスリング女子で五輪を4連覇した伊調馨さんが選手強化部長からパワハラを受けていたもの。五輪を4連覇したという実績があってもパワハラを受けるのが当たり前とすれば、レスリング女子でのパワハラは公然の事実だったんじゃないかなと疑ってしまう。

レスリング協会長、スポーツ庁長官に謝罪 パワハラ問題 - 一般スポーツ,テニス,バスケット,ラグビー,アメフット,格闘技,陸上:朝日新聞デジタル

昨年11月に横綱日馬富士が貴ノ岩に傷害をした件。同じく横綱の朝青龍も暴行をしていたし、相撲業界のトップがこんな暴力をしているのであれば、相撲での暴力は普通のことなんじゃないかと疑ってしまう。

山陰中央新報社|元日馬富士、9月に引退相撲 貴ノ岩傷害事件で略式起訴

財務省は文書改ざんをするし、トップはセクハラしているし、文科省は天下り斡旋するし、厚労省は裁量労働制について間違ったデータを使うし、防衛省はイラクの日報を隠していた。これだけ続いているのであれば、日本の官庁にとって情報の隠蔽やコンプラ違反は日常茶飯事なのではないかと疑ってしまう。

官僚たちが「やってらんねぇ!」と悲鳴。「残業を月260時間したことも…」 | 日刊SPA!

ニュースを見ていると、それこそ毎日のように不祥事は発覚していて、不祥事が発覚すること自体は良いことだと思うのだけれど、

最新の企業事件・不祥事リスト | フジサンケイ危機管理研究室| エフシージー総合研究所

こう立て続けに、スポーツであったり、公的機関であったりのトップに属する人々の不適切な行為が表沙汰になるのを見ていると、何となく、その世界では不適切な行為というのは当たり前に行われている気がしてきます。

多くの不適切な行為は正されたほうがいいだろうし、物によっては知っておいたほうがいいのは分かるのだけれど、あまりに一つ一つの出来事を頭の中にインプットし続けると、心の負担になってきます。

私には私の人生もあって、そこでも心の負担になることはあり、優先順位は世の中より自分です。知っておいたほうがいいものがあるのは分かっているけれど、自分の心のキャパシティがときに限界を迎えることがあるのも知っているので、当分は意識的に不祥事ネタはシャットアウトしようかなと思い始めています。

疲れました。

Crazy clouds after the typhoon [Explore]

※沖縄、行きたい。