斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「あなたたちは友達に親の学歴、仕事、年収、資産、そして、ふるさと納税の有無を話してはならぬ」

私は子どもの頃から、他人の家庭を観察するのが好きでしたから、大人になって視野と知識を広げた結果、わずかな会話から他人の家庭の状態を推察できるようになってしまいました。

そんな小町脳の私からすると、何を話していいか話してはいけないかを判断できない、子どもというものは格好の餌食というか、私は別に聞き出しておらずとも、勝手に家庭の情報を流してくる存在です。私の子ども経由で他人の家庭の事情を知っちゃうことも結構ある。

私の目には世の子どもがそう映っていることから、うちの子どもたちが外で誰かに下手に我が家の情報を流しているのではないかと疑うのは当然のことであり、タイトルの子どもへの指示に繋がるわけです。

「あなたたちは友達に親の学歴、仕事、年収、資産、そしてふるさと納税の有無を話してはならぬ」って指示ですね。タイトルが長くなるから省きましたけど、児童手当を受け取っているかどうか、どのくらいの期間どこに旅行しているか、きょうだいの通っている学校なんかも、他人に話さない方がいいと伝えています。

Okinawa

※夏によく行ってる

他人に話してはいけない理由も説明しています。ざっとこんなところです。

  1. 誘拐やたかりなどの犯罪に巻き込まれるかもしれない
  2. 自慢話と受け止めて、嫌な気持ちになる友達(とその親)がいるかもしれない
  3. 害はないかもしれないが、子ども経由で我が家の事情が流されるかもしれない

特に2は強調してますね。

そもそも聞いた相手がどう受け止めるか分からない、または、他人に聞かれたら思わず話してしまうような成長度合いにある子どもには、我が家では、親の懐具合は一切教えないようにしています。

ただ、まったく知らずに生きていくのはつまらないと思っていて、本人が不用意に漏らさない分別を身に付けていると分かれば、積極的に親の情報は伝えるようにしています。

やはり、親がどんなところで学び、過ごしたかという学生時代の話は、子どもが学びを深めようとするのにめちゃくちゃ効きますしね。子どもからは私に対して「旧帝大ってどんなことを勉強するの?」と聞かれるので、数学がヤバいとか、臨床心理学が楽しかったとか、原体験をそのまま伝えています。

懐具合にしたって、金銭感覚を身に付ける上では、かなり重要です。下手をすると、自分でアルバイトをしないと、労働でお金がどれくらいもらえるかを知らないで過ごす子どもってかなりいますし。

まあ、私がこういうことを教えなくても、最近は、Youtuber(ヒカキン)が個人情報をしっかり管理したり、オンラインゲームで自分の住所を晒しちゃっている子どもを見かけたりして、子どもたちは、自分たちで個人情報の管理の仕方を学んでいるようですけどね。

以上、短いですが、今日はこんなところです。ではでは!