この日記は、もともと、姑に子供を預けられるまでの、それまでの姑との思い出を語るものでした。最近全然書いていなかったのですが、何人かの方からご要望頂いていましたので、久々に姑エピソードを投稿します。前回はこちら(姑とウナギ)。
先日、姑からこんな質問をされました。
姑「あなた、ライ麦パンって好き?」
topisyu「かなり好きですね。食感が硬く、麦の風味が強いので」
姑「そう、美味しいわよね」
topisyu「特に、京都に行くと必ずドイツパンを買いますね。また買いに行きたいなぁ」
姑「そうね……」
という感じのやりとりで特に盛り上がらず会話は終了しました。
後になって、横で姑との会話を聞いていたパートナーに質問しました。
topisyu「お義母さんがさっきライ麦パンの質問したのなんだったんだろう?意図がよく分からなかったんだけど」
パートナー「あそこで、ライ麦パン嫌いって言ったら、あの人、『ライ麦パンの美味しさを知らないなんて、美味しいパンを食べたことない人ね』って言ってたと思うよ」
topisyu「えー、そういう話の振りだったの!?」
パートナー「そうそう。経験則では、ライ麦パンを嫌いと言った人にはいつもそう言ってる」
topisyu「その感じって、あの人そっくりじゃん」
パートナー「隣の性悪ばあさんね」
topisyu「お義母さん、お義祖母様のことが嫌いなのに、なんでそういうことやっちゃうかな」
パートナー「本人は無意識だと思うよ。指摘したら凄く嫌がるだろう(笑)」
topisyu「身近に強烈なお手本がいるから気付かぬうちに染み付いてしまったということか。なんにせよ、くぐり抜けていて良かったわー。仮にお義母さんがライ麦パンを嫌いって言ってたら、『ライ麦パンが嫌いなんて、自分とは味覚が違いますね』とたぶん言っていたと思う」
パートナー「それはそれで喧嘩売ってる」
という感じで少し盛り上がりました。
topisyuは、ご飯はつや姫の玄米:白米の2:8ブレンドにしていたり、ライ麦パンと同じような比較的食感が強めのものが好きです。姑は雑穀米が好きで、食の好みは共通点が多いんですよね。お互いの料理は「その食材の使い方は新しい」と褒め合う仲ですが、何とかやれているのは、同族嫌悪にならない範囲で好みが近いところだと思います。
以上、姑とライ麦パンでした。
姑に子どもを預けるまでにはまだまだ長い道のりがあります。