斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「近距離別居の義両親・義妹との関係にモヤモヤ。近距離が問題か、私が神経過敏なのか、相性の問題か、文化の違いか」

家に引きこもりでみなさん辛いでしょうから、他のみなさんのほっこりエピソードでも共有できればと思いまして、

こんなTweetをしましたら、早速いただけました。第11弾です。

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読者からのほっこりエピソード

斗比主閲子様

はじめまして、いつも楽しくニヤニヤ読ませて頂いております。4/10のエピソードを読んで思い出したことがあったので、エピソード応募します。

「アラフォー子持ち専業主婦。友人二人から立て続けにマウンティングされたのですが、縁を切るべきでしょうか」 - 斗比主閲子の姑日記

※※

既婚子持ち、育休中、都市部出身の会社員です。

近距離別居、地方出身の義母のあれやこれやがほっこりしてる気がするのですが、斗比主様は客観的にみてどう思われますでしょうか。単なる地方と都市の文化的な違いでしょうか。私が産後のため、神経が過敏なのでしょうか。

相性が悪いのかとも思うのですが、こうすればもっと上手くコミュニケーションとれるよ的なアドバイスあったら教えて下さい。ちなみに私たち夫婦も、義両親一家もごく普通の収入の家庭です。

【具体的なポイント】

  1. 義母は義父、義理妹(フリーター)とともに住んでいるが、義理妹には家事を一切やらせず、外食を夫にねだるが義理妹も連れてきて当然、支払いも夫に任せて当然と思っている(1人単価5000円以上、頻度は1年に2〜3回)。しかも、食べ終わった後に義母は「何か困ったことがあったらいつでも言いなさい」とドヤ顔でいうのですが、本当に我が家が言いたいこと(なぜ義理妹が外食に一緒にいるのか、義理妹分をいつまで我が家に出させるのか)は言えてません。
  2. 義母は夫に「義理妹の将来の面倒を見て欲しい」と言ったことがある。本気か冗談かは不明。また、義理妹を独立させるか結婚させたくて夫の同僚(名指し指名)を義理妹に紹介してほしいとラインで頼んでくる。
  3. 頼んでもいないのに義母からの「産後、手伝いに行ってあげるから」と押し切られ、来ていただいたのですがあまりやる事もなく、本を読んだり生協のカタログに目を通していたので、むしろこっちが気を使って「生協に頼むものがあったら頼みますよ」と言ってしまい、お正月用品を含めた12品を頼み、お金については何も言わず届いた品を夫に持ってこさせました(その後、代金は回収しましたが)。
  4. 私の妊娠中、臨月間近かつ切迫早産の時期に、私の夫に「旅行に連れてって」と言い、夫がそのまま私に「義母が旅行に連れてってと言ってるから、来年行こう」と言う
  5. 産後、義母が赤ちゃんに会いにうちに来たのですが、赤ちゃんの首のしわ部分に指をツーっと通し、「ここが臭くなるからちゃんと洗ってあげないと」といわれ私がひきました。ドラマとかでみたふすまの枠を指でなぞり、あらホコリが!的姑みたいと思って笑
  6. クリスマスに「孫を産んでくれてありがとう おばあちゃんにしてくれてありがとう」という手紙が来て引きました。なお、私の子どもは義母にとって初孫ではありません。
  7. 夫が義両親宅に家事の手伝いに行ったとき、義母手書きのメモ書きが柱に貼ってあり、「私は好きな人と住み、好きなものを食べて好きなところに行けて幸せ」というような内容が書いてありました。そんな文章を書いて貼る義母にも、それをスマホで撮って私にみせる夫にも引きました。

以上です。

義母につきまして、最初は朗らか(というか無邪気?)でいい方々だなと思っていたのですが、コミュニケーション能力に難あり?かなぁと思ってます。むしろ私のコミュニケーションが悪いのかとも思ってもいます。

上記エピソード以外にもいろいろ振り回されてます。一番の問題は間に入ってうまく立ち回ってほしい夫が、全く機能していないことです。あとは、近くに住んでしまってることが問題だなと思ってます。

上記ポイント1つ目につきまして、子どもが産まれたことを期に夫と話し合い、やっぱり義理妹の分までだすのはおかしいと意見が一致、LINEにて産後の手伝いを断る文面で「父さんと母さんにお礼に食事を〜」と夫からわざわざ名指ししてラインで義母に送ったところ、なぜか義父から「義理妹はいついつなら空いてます」と返信が来ました。

もうコミュニケーションが上手くとれないので、コロナと子どもが小さいことを理由に外食はやめてうちでおもてなしさせてくださいと夫から伝えたら、「また、今度みんなで出掛けましょう」という返信がきました。

こういう方々とは(今もそうですが)極力距離を置いて、コロナと子どもが小さいことを理由に外食を避ける以外、何か解決法がありますでしょうか。

また、4/10のモヤモヤへの回答で、

自分から友人にわざわざ幸せアピールするというのは、本人が日々の生活で幸せを実感できていないと考えられるからです。 

と書かれていらっしゃいましたが、上記義母の手紙とメモ書きの件は寂しいがゆえの行動なのでは?と思っているのですがいかがでしょうか。

ちなみに、義両親は近々故郷へ帰ることが予定されているため、そこまでの辛抱かなとは思います。義理妹の件でこちらを頼ってきそうで、極力首をツッコまないでほしいと夫には伝えてあります。

※※

スマホでだだだっと書いてしまったので、読み辛かったり、脈絡なかったりしますが、読んで頂いてありがとうございました! お身体に気をつけて、ご無理なさらないようにしてください。今後もブログ楽しみにしております!

一読者より

斗比主閲子からのコメント

メールありがとうございます!

シリーズが長くなってきたこともあり、過去のモヤモヤに誘発されて他の人もモヤモヤを送ってくれる循環ができてきたみたいですね。みなさんも同様に「あ、自分にも関係あるかも?」と思ったら、どうぞ気軽にメールしてください。

それではさっそく本題に。

近距離別居の義両親及び義妹との距離感にモヤモヤすることが多いということですね。求められているのは、

近距離別居、地方出身の義母のあれやこれやがほっこりしてる気がするのですが、斗比主様は客観的にみてどう思われますでしょうか。

相性が悪いのかとも思うのですが、こうすればもっと上手くコミュニケーションとれるよ的なアドバイスあったら教えて下さい。

客観的に見てどう思うかと、どうすれば上手くコミュニケーションを取れるかの2点になります。

まず、1点目の客観的に見てどう思うかについてですが、送ってもらった7つのエピソードにそれぞれ以下コメントしていきますと、

  1. 外食奢り →(義妹だけでなく義両親分も奢っているなら)義実家がおかしい。ただ、これは夫の距離感の問題
  2. 義妹の出会い →夫の問題
  3. 産後の手伝い&生協のお正月用品 →ほっこりしますね!
  4. 臨月間近の旅行提案 →夫の問題
  5. 産後の首ツー →ほっこりしますね!
  6. クリスマスレター →割とよくあるほっこりかな?
  7. メモ書き →夫の問題

以上の通りです。ほっこり半分で、それ以外はパートナーさんの義実家との距離感の問題だと私は思います。ご自身の、

一番の問題は間に入ってうまく立ち回ってほしい夫が、全く機能していないことです。あとは、近くに住んでしまってることが問題だなと思ってます。

ご認識で私は違和感ありません。パートナーさんが機能していない。

1についてもなぜ義妹に限らず義両親に外食を奢るのかがよく分かりませんし、2も4も7もパートナーさんが一人で抱えていたらいいことですし。読者さんが求めているならまだしも、伝書鳩のように伝えるのがおかしい。

2点目のコミュニケーションで上手く対処する方法としては、自分が辛いときには他人からの申し出を断ることを覚えることと、華麗なスルー力を鍛えることかなと思います。産後の手伝いを断ってしまえば、3と5は発生していませんし、別に断って駄目ということはありませんから。1も読者さんの不参加OKです。後は、2,4,6,7もスルーできます。これもコミュニケーションです。

ですから、対処としては、

こういう方々とは(今もそうですが)極力距離を置いて、コロナと子どもが小さいことを理由に外食を避ける以外、何か解決法がありますでしょうか。

これで大丈夫だと思います。願わくば、パートナーさんに義実家対応はすべて丸投げして、一切の情報を遮断することをお勧めします。LINEも読者さんが関与しなくてOK。

最後に、

上記義母の手紙とメモ書きの件は寂しいがゆえの行動なのでは?と思っているのですがいかがでしょうか。

これは、紹介したエピソードのように第三者にアピールしていたわけではなく、義母さんは家にメモを貼っていただけですから、あいだみつをのカレンダーを貼っている程度で考えればいいと思います。自分が幸せを自覚するために書き出して見えるところに置いている。読者さんへの接し方だけ見るに義母は暇を持て余しているとは思いますが、寂しいとまでは行かない印象です。

いずれにせよ、

義両親は近々故郷へ帰ることが予定されているため、そこまでの辛抱かなとは思います。義理妹の件でこちらを頼ってきそうで、極力首をツッコまないでほしいと夫には伝えてあります。

ということですから、パートナーさんがシャットダウンさえしてくれれば、これからは残念ながらほっこりエピソードが量産されることは減ってしまうのではないかと思います。残念ですね!

今回は以上です。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。