斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「親が死亡。相続で得た4000万円を手間をかけずにどのように運用するべきか」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。相続したお金をどう運用したらよいかとメールをもらいました。

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Q. 親が死亡。相続で得た4000万円を手間をかけずにどのように運用するべきか

topisyu さん。いつも楽しくブログを読ませてもらっています。

最近、親が亡くなり、4000万円と田舎の負動産を相続しました。相続で得たお金は投資に回したいと考えており、相談に乗っていただきたいです。

今は iDeCo、NISA 、ジュニア NISA を満額まで積み立ています。比率は全世界株式インデックス 50%、S&P500 50%です。

私の投資に対するスタイルは以下の通りです。

・投資について積極的に勉強するモチベーションはわかない。
 ・投資の超基本的なことは勉強しました。
 ・その上で投資について時間を割きたくなかったので、インデックス連動型の投資信託だけ積み立てて放置しています。
・20年〜30年単位で資産が増やすことが目的。
 ・少なくとも10年以内に多額の現金が必要になることはなさそう。
・今は賃貸に住んでおり、子育て期間中はこのまま賃貸に暮らし続ける予定。
 ・子供は未就学児が2人。
 ・子供が独立したら夫婦2人が生活できるくらいのマンションを一括で買いたいと思っています。

上記に書いたとおり、今は投資に時間をかけたくはないので、10年かけて4000万円を投資信託に積み増ししていくことを検討しています。一方で、もっと短い期間に集中して投資信託を買いますべきなのかと迷っていたりもします。

今後の投資方法について topisyu さんからアドバイスがあれば頂きたいです。

以上、よろしくおねがいします。

一読者より

A. 私ならリスク比率に合わせて短期間で投資をします

メールありがとうございます!

私からアドバイスということですけど、特に役に立つアドバイスはできそうにないですね。

何しろ、使える制度(iDeCo、NISA 、ジュニア NISA)は全部使っていて、投資先も分散させているし、お金をどれくらいの期間でどれくらい増やしたいかもはっきりしてそうです。私に聞かなくてもいいんじゃないかな!

と言っても、それじゃつまらないので、

今は投資に時間をかけたくはないので、10年かけて4000万円を投資信託に積み増ししていくことを検討しています。一方で、もっと短い期間に集中して投資信託を買いますべきなのかと迷っていたりもします。

この点について私の考えを書くと、まずは自分のリスク許容度を確認して、その水準までは比較的短期間で投資をするでしょうね。

例えば、今の資産構成が、株で500万円で相続した現金が4000万円でそれ以外に手元に500万円あるとすれば合計は、現在のリスク資産の比率は500万円/5000万円で10%程度になります。でも、相続する前は500万円/1000万円で、50%はリスク資産だったということ。

とすれば、投資資産が2500万円ぐらいになるまでは、もともと許容していたと考えてもいい感じです。で、この2500万円まで2~3年ぐらいで投資しちゃうと。

投資は複利の効果を楽しむものですから、投資タイミングはできるだけ早ければ早いほうがいいわけです。自分のリスク許容度が分かっていて、手元に現金が余っているなら、早めに投資しちゃっていい。

こんなところでしょうか。

ちなみに、他の選択肢として、家族で住める、売却可能なマンションをこのタイミングで買っちゃうというのもありですよね。長期金利が上昇局面にあるものの、良い金利で借りられるか分かりませんけど。ただ、これはご自身が投資の勉強に時間をかけたくないという話からすると考えにくいかもですが。

以上、今日はこんな感じです。

これを読まれたみなさんも、どうぞetsuko.topisyu@gmail.comまで、ブログにそのまま掲載してもよい、ほっこりエピソードをご気軽に送ってください。私が一言コメントを付けてブログに掲載します。

なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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