斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

子どもが夕飯の一品としてだし巻き卵を作るようになった

親がやっていればまねをする & 子どもがしたいことをフォローするといういつもの子育てスタイルで、子どもが最近だし巻き卵を夕飯の一品として作るようになりました。

私は子どもの頃から料理を作っていました。理由の一つとして自分が食べたいものを食べたいというのがあります。親の料理が不十分というわけではなく、自分だけ食べたいものがあるなら自分のために自分で作ればいいという発想です。

私の子どもがだし巻き卵を作るのも同じ理由です。本人がおかずとして食べたいから作っています。もちろん、私が作ったほうが早いですけどね。でも、本人が作りたいと言っているものを止めるものでもないので、どうぞどうぞと作らせています。

だし巻き卵

※京都のだし巻き卵、また食べたい

我が家のだし巻き卵の作り方は、鶏卵を溶いて、めんつゆをちょびっと入れて、油を引いた縦長の卵焼き用フライパンに一回でじゃばっと入れちゃって、一巻きしたら終わりという超簡単なやつです。お店みたいに多層にはなっていません。油を何度も引くのが面倒なので。見た目は伊達巻に近いかも。

子どもに作り方を教えるも、最初は卵をずっと溶いていたり、めんつゆを入れ過ぎたり、油を引きすぎたり、火加減が弱すぎ/強すぎたり、巻くのが上手く行かなかったり、皿に上手く盛れなかったり、あっつあつのフライパンをプラスティックまな板の上に載せたりと、各ステップで均等に失敗をしていました。

今でも油を引きすぎたりはしますが、火加減はそこそこ覚えていますし、本人が食べて美味しいと思える料理はできているようです。私も食べましたが、普通に食べられます。

この子以外の他の子も食事の時間に独自のアレンジをするようになりました。冷蔵庫から自分で卵を出して卵ご飯にしたり、納豆やキムチを出してきたり。

別にだし巻き卵じゃなくてもよくて、レンチンでもインスタント食品でも、子どもが自分の力で食べるものを用意するようになるのを見ていると、いよいよ自立の日が近いなと感慨深くなります。

私が料理をしていると、子どもが「何か手伝うことない?」(意訳「何か手伝わせて」)とも言ってくるので、本人が望む限り、私の手(間)抜き料理を教えていくつもりです。

馬鹿げた話ですが、自立をさせたくなければ子どもの胃袋を握っていればいいんですよね。自炊に限らず、外食慣れもさせないでいたら、親がいないと食事もできなくなるわけで。そういう意味では、子どもが自分のお金で友達と買い食いしたりするのも自立のスモールステップなんだろうなと思います。

今日はこのへんで。