斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

うちの子どもは予算委員会を争いの場所だと思ったみたいだけど、あながち間違いじゃない

参院の予算委員会が開催されているのをスマートニュースで聞いた我が子が「予算委員会って、知ってる! 罠をかけたりして戦うんだよね!?」と言い出しました。

何のことかなと思ったら、どうやら忍たま乱太郎での予算委員会のエピソードを思い出したらしい。忍たま乱太郎では、ときどき各委員による予算を勝ち取るための戦いが行われるんですね。忍たま乱太郎の数多くのエピソードの中でもファンが多い。

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※画像はAmazonの忍たま乱太郎 第17シーズンから

それで、私の子どもは、参院の予算委員会が開催されていることをニュースで聞いて、忍たま乱太郎と同じようなことが国会でも起きているのではないかと想像したようでした。

一応、国会議員は忍者ではないので物理的な罠をしかけるようなことはできないことは説明しておきました。ただ、予算委員会がまったく争いの場ではないかといえば、そうではないので、「落とし穴みたいな罠はしかけないけれど、国会議員の人たちは頭をよく使うから、言葉の罠はしかけることはあると思うよ。『その話は、これまでの説明と矛盾しますね』とか。もちろん、お金の使い道を決める議論はするしね。最近は、予算のことだけじゃなくて、問題が起きているときの、関係する人を呼んで国会で説明させることも多いかな」と伝えておきました。

知識の種をばら撒いておくと、いずれどこかで効果が出ることがあるんですよね。忍者のまきびしみたいなもので、忍たまの予算委員会で生まれたフックに今回のニュースが引っかかったみたいに。今回のフックがどこかで繋がることもあるかもしれない。

地方議会は公開されているので、機会があれば予算委員会が開かれているタイミングで、子どもを連れて行ってみようかと思いました。