斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

カルロス・ゴーンが保釈後に家族で公園を訪れたのを、家族も撮影して「ノーコメント」というコメントを取るマスコミ

カルロス・ゴーンさんが保釈されて親子ともども本当に良かったと思いましたが(それにしても拘置期間は長すぎるが)、その後のマスコミの報道姿勢が酷い。

以下、マスコミへの批判なので、お好きな人だけどうぞ。

今朝、スマートスピーカーで今日のニュースを聞いていたら、NHKがカルロス・ゴーンさんが保釈後に家族で公園を訪れた際に取材をして「ノーコメント」というコメントを取ったというのがありました。

まさかそんなくだらないことをしているのかと思って検索してみてら、NHK含めて主要テレビ局はほぼすべて同じことをしているみたい。

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 ※上はゴーン前会長 問いかけには「ノーコメント」 | NHKニュース(NHK)から

ゴーン被告 公園を散歩 監視生活の“息抜き”? - FNN.jpプライムオンライン(フジ)

「ノーコメント」ゴーン被告 妻らと公園散策(テレビ朝日)

ゴーン被告が外出 妻と娘と手つなぎ散歩|日テレNEWS24(日テレ)

ゴーン被告「ノーコメント、サンキュー」制限住居近くで報道陣に - 産経ニュース(産経新聞)

※新聞社は今のところ産経新聞だけだった

これは本当に酷い。人権も何もあったもんじゃない。108日間身柄を拘束されていて、静養中としているのに、家を張り込んでいるだけじゃなく、外出先の家族と一緒にいる公園でまで取材するなんて。しかも、動画を見てみたら、家族も撮影しているし、家族の顔にモザイクをかけていないところもある。

非常に不愉快。報道機関は国民の代表という話があったけれど、少なくとも、こういう取材をする報道機関は、私の代表ではない。

民放は下賤なやり方でのお金儲けをしているだけと考えるとしても、NHKが取材をしていたり、もし取材をしていなくてもこれを報道したりするのは、信じられない。こんなことをするために、私はNHKに受信料を支払っていない。

今回の件は、検察と裁判所にも以前より失望したし、日経新聞も日産側から出た情報を好き放題流していて本当にどうかと思ったけれど、保釈後のプライバシーまで追い続けるマスコミにもうんざりです。