斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

2018年今年買って悪かったもの→Amazonで検索結果を汚染する中華グッズたち

今年買ってよかったものはそこそこあるんですが、特にめちゃくちゃお勧めというものでもないので紹介するまでもないなと思っていたところ、そういえば、買って悪かったものについてはちゃんとお勧めできないなと思って、この記事を書くことにしました。

2018年に私が買って悪かったものは、Amazonで現在でも検索を汚染している中華グッズとなります。今年は下半期で何回かネットで話題になりましたね。

7月 Amazonは、やらせレビューと星操作がひどすぎて、商品を探すのが厳しいと感じられるように - Togetter

8月 汚れたAmazonレビュー 数珠が家電に化ける時

10月 Amazonの商品レビューが翻訳臭スゴ過ぎてこれじゃもう使い物にならないよ、というお話「やりすぎ」 - Togetter

11月 Amazonの闇 - Togetter

私が気付いたのは今年の5月ぐらいです。それまではスマホのケースやフィルムぐらいにしかなかったはずの、明らかに中国製で、販売者も中国と思われる製品が、家電や服を中心に検索結果を汚染しはじめていました。Amazonのタイムセールでも、そんな商品が3割ぐらいを占めていた。

何か怪しいなと思って最初は買わなかったのですが、Bluetoothのワイヤレスイヤホンの使い勝手の良さに気付いたので、Amazonプライムの対象であり、Amazonのタイムセールに載っているものを試しに買ってみました。

結果、1週間ぐらいで壊れました。壊れる前の予兆として焦げた臭いを出していた。

同じような中華系商品の服の方は、家電製品と比べると使っていて怪我をするなんてことはなく、単に縫製が雑で、素材がペラッペラということぐらいなので、なかなか日本の普通の店舗では売られていない商品を試しに買って、返品したことが何度かあります。

結論としては、プラスチック製や服は安ければ買ってもいいかもしれないけれど、家電製品は絶対に買わないことにしています。安物買いの銭失いならぬ、安物買いの健康失いになりかねないので。

だいたい、私がこの種の粗悪中華商品を見分けるポイントは、大きく5つです。

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  • タイトルが無駄に長くて、スペースで区切られている(検索で引っかかるように)
  • 販売者はマーケットプレイス(≠Amazon)
  • 質問への回答の日本語が怪しい
  • レビューで星5が多すぎる
  • 画像がしっかりしすぎている(大体モデルが白人)

タイトルが無駄に長くて、販売者がマーケットプレイスで、レビューが星5ばかり……というところで判断しちゃってもいいですよね。最近はレビューでも星4つけたりして、小癪な小細工が行われてきています。私が挙げた以外でも、人それぞれ、色んな判別方法があると思う。

Amazonで商品を検索すると、これらの粗悪品がずらっと並びますから、マーケットプレイスが販売者の商品を検索から外さないとまともに商品検索ができない状態になってきています。安心できるのは、本と日本ブランド品と食品ぐらいかな。Kindle本はカオスなのは前提として。

amazonの検索結果からボッタクリ価格業者を消す方法 | N-Styles

最近は、Amazonで商品を検索するのが手間になって、楽天とか、Yahoo!ショッピングとか、ヨドバシカメラとか、他のショッピングサイトで先に検索するようになりました。その検索で出てきたものをAmazonで買うかも判断するみたいな感じ。

このような惨状が、ネットで話題になって半年もAmazonが解決していないので、Amazonは気付いていても対策する気がない(対策の方法がない)のでしょうね。さすがに、気付かないはずがないから。

私はAmazonを15年ぐらい使ってきて、最低限のネットリテラシーはあるからまだ何とかAmazonでの商品購入ができているけれど、両親や義理の両親には、今回紹介したようなテクニックで粗悪品を回避することを求めるのは無理なので、Amazonでの買い物は極力しないように推奨しています。

インターネットはよくなり続けると思っていたんですけどね。なかなかそうでもないのは残念だけれど、面白いところでもあります。