子どもが夏休みに入って忙しくなりました。
子どもの夏休みといえば、どうやって宿題とかを取り組むかというのが親の懸案としてありますよね。Twitterでも紹介した次の記事だと、計画的に夏休みの宿題に取り組めている子どもは3人に1人ぐらいのようです。
私が子どもの頃を思い返すと、夏休みの宿題を計画通りに終わらせた記憶はありません。そもそもまともに計画を作ったのかも疑わしいし、夏休みの宿題を提出したかも怪しい。3人に1人も計画的に宿題ができているのは凄いという感覚です。
それで、自分の子どもの夏休みの宿題にどうとりかかっているかといえば、私の家事・育児として、朝起きたときにその日にやる夏休みの宿題を子どもに提供するようにしています。
前提としては、夏休みの宿題の全量を子どもと一緒に把握すること。その上で、どの宿題をどう細分化して取り組むかを一緒に決めること。
で、細分化したものを「今朝はここまでだよね」と朝に子どもに提供する。宿題が終わったら、タブレットで好きなゲームを決めた時間やって、朝ご飯を食べる。これが朝のルーチンとなっています。私の家事育児の範囲。朝やるのは、頭がすっきりしていて、気温が低く、遊び疲れていないから。
先ほど紹介した日経の記事のソースになっている、明光義塾の調査では、夏休みの宿題に上手く取り組めなかった理由として、計画を立てていない、自宅での学習習慣がない、親はやっていると思ってた、宿題の量が多かったというのがズラズラ並びます。
※画像は明光義塾の調査から
夏休みの宿題をまともにやっていなかった私からすればどれも納得できる理由です。
そもそも、大人になっても、しっかり管理された仕事以外は計画的に取り組むなんてことはほとんどしていませんしね。ちゃんと業務の定義があって、どうステップバイステップで取り組むかが確認されて、誰かに週次ぐらいは報告する仕組みがあるから、仕事に計画的に取り組めているわけで。
夏休みの宿題の計画を子ども自身に作らせて、子どもに遵守させるのなんて相当ハードル高いというのが私の感覚です。我が家では、親がプロマネとなって、子どもの宿題に取り組んでいるみたいな感じにしています。
計画的に取り組んで欲しいとする夏休みの宿題に、ほとんどの子どもが計画的に取り組んでいないのは明光義塾の調査を待たずともたぶんみんな知っていますよね。子どもに計画的に宿題をやってほしいなら、子どもに任せっきりじゃなくて、親などの保護者がプロマネになるという一つの解決策(≠完全な解決策)は、もう少し一般化してもいいんじゃないかと思う次第です。
参考
次の記事はしんざきさんのプロマネ術です。プロだ。