この日記は、姑に子供を預けられるまでの、それまでの姑との思い出を語るものです。
以前に希望頂いているエピソードを書こうと思ったものの、たまたまFacebookで拝見した方の日記を読んで、思いついたことがあったので、先にこの話を書かせていただきます。子供の話が一切出ないといつまで経っても、姑に子供を預けられませんし。(このブログを終えられないし。)
一般的に姑が孫の成長について必ずチェックする項目といえば体重ですよね。標準体重の範囲で下位にあれば「おっぱい足りてないんじゃないの?」「好き嫌いがあるのは料理に問題があるんじゃ」と言われ、標準体重より多ければ「インスタントみたいな脂っこいもの食べさせてるんでしょ」「マンション住まいだから子供の運動が足りてないんじゃない?早く家を買ったら」などと言われるものかと思います。そして、もう一つ姑が気にするのが学力です。さすがにIQスコアを気にする人は少数ですが、語彙が多いかどうか、敬語を使えるかどうかなど、話し方には厳しいチェックをしています。(たとえ、本人の前ではそうとは言わずとも。)
子供の話し始めは、喃語で口の動かし方を覚え、続いてパパママジジババなど身近な人物を指し示すようになり、マンマやブーブーやワンワンなど幼児語を覚え、自らの名前や年齢を問われたら回答できるようになり、二語文が使えるようになって……とある程度段階的なプロセスを経て発達していきます。
こういうことは別に今も昔も変わらぬ知識としてあります。うちの姑もかなり進んだ教育ママだったようで、この辺は豊富な知識があります。そうすると、自分の子供(つまりtopisyuのパートナー)と孫(つまりtopisyuの子供)を比較してくるんですね。
「○○さんはこの時期には自分の名前を言えたわよ」(ちゃんと私が教えこんだから)
「近所でも賢い賢いって評判だったんだから」(ちゃんと私が教えこんだから)
「○○ちゃんはまだ2語文言えないの?困ったちゃんだわね~」(あなたが教えこんでないから)
「少し語彙が少ない?子供の目線で話しかけてる??」(あなたが教えこんでないから)
※()内はtopisyuが頭の中で勝手に挿入している姑の心の声です。
姑がこの心の声を発することはありません。直接()内の言葉を投げかけてくる舅姑が世の中に存在していることは知っていますので、それに比べたら全然いいのではないか?と言われそうですが、それでも何度も繰り返し言われれば、言われた方の頭の中では葛藤が生まれます。自分の子育てに問題があるのではないかと。
姑から上記のようなコメントを言われて、ちょっと腹が立った時には、以下の様なことをさらりと言っていました。
「あれ?お義母さんがせっせと育て上げた、自慢の子供である○○さんも子育てに関わっているのに、どうしてうちの子は語彙が少ないんでしょうね」
喧嘩を売っているのは分かっているので、そう何度もやりませんでしたけどね。
子供の言語発達については姑には本当によくお話させて頂きました。一応の到達点として、
- 成長には個人差があること
- よく喋るからよい子になるということではないこと
- 子供の前で、子供を誰かと比較するような発言はしないこと
- 子供の成長に本当に何か問題があるとしたら、それを外野から指摘するだけではなく、一緒に解決する方法を考える姿勢を見せること
は、お互いに共有しています。こういうこともあって、今はあまり子供の成長を比較するような発言を聞くことはありません。言われたら、例の「あれ?お義母さんがせっせと育て上げた……」をやるだけです。
以上、姑と子供の話し始めでした。
姑に子どもを預けるまでにはまだまだ長い道のりがあります。