斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

お勧めの○○

「個人の経験談の寄せ集めはデータではなく、エビデンスでもありません」(『「原因と結果」の経済学』から)

中室牧子さんの『「原因と結果」の経済学』を読みました。 「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法 作者: 中室牧子,津川友介 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2017/02/20 メディア: Kindle版 中室牧子さんといえば、話題になった『…

大人になった今でも、現実の人々の物語と同様にフィクション作品を楽しみ、影響を受けています

昨日の記事で少年ジャンプに触れたので、せっかくなので連載されている作品のうち、私が好きな『約束のネバーランド』について書きます。

「息子には少年ジャンプは読ませない」という親の中には「私には性教育の正しいフォローができない」という不安がある人がいると思う

週刊少年ジャンプのとある漫画が話題になっています。 ジャンプお色気♡騒動。【法律家版】 - Togetterまとめ ざっくりまとめると、 巻頭カラーで主要女性キャラが少年誌で許される範囲で全裸で恥ずかしそうな顔で掲載 これを見た人が「女性をモノとして扱っ…

「買い物がド下手なんですがどうしたらいいですか?」

今日は読者からのお悩みに簡単にコメントします。

他人の攻撃から自分を守るために、相手に質問する、無視する、逃げる、反論する

引き続き、虐待の連鎖絡みの本を読んでいます。今読んでいるのは、こちらの本。 愛される親・愛されない親―虐待の連鎖を断ちきる方法 作者: ルイーズハート,Louise Hart,Disk Potato House 出版社/メーカー: 径書房 発売日: 2001/08 メディア: 単行本 クリッ…

「子どものスポ少が負担です。コーチは家族旅行より練習を優先するべきだと言い、土日は必ず練習。辞めさせるのは親失格でしょうか」

今回は読者からのモヤモヤと私の返答です。 内容は、「スポ少でコーチや周りの親が本気すぎて、当番などがかなりの負担になっています。子どもがやる気があることを考えると我慢したほうがいいのでしょうか」というモヤモヤです。 ご存じない方にお伝えして…

虐待の連鎖を断ち切るにはどうしたらいいのか ~虐待の連鎖のエピソード集から~

ブログの読者から「虐待された子が成長して両親となる際に、何を学んでおくべきか」を相談したいとメールがありました。 メールの返信には私がこの分野のプロではないことをお伝えしていますが、以前から、虐待の連鎖に興味があったので、この際、研究やら、…

誰かのレビューと「答え合わせ」がしたくてその作品を見ること、ありませんか?

この前、この小説を読みました。 〔少女庭国〕 (ハヤカワSFシリーズJコレクション) 作者: 矢部嵩 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/03/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (17件) を見る 読んだきっかけは、購読しているブログで紹介されてい…

日常の一つ一つの会話・出来事で勉強が好きな子・できる子が培われていく

先日、子ども絡みのイベントで、とある親子と仲良くなりました。子どもが遊んでいるとき、教育の話になり、お母さん(Sさんとします)のほうが子どもが勉強をできないことに悩んでいるということでした。 以下は私とそのお母さんとの会話のざっくりとした内…

あるあるな「元カレ気持ち悪い現象」と「元カレとやっちゃう現象」がなぜ並立しうるのか

鳥飼茜さんの『地獄のガールフレンド』を読んでいて、こんなシーンがありました。 ※『地獄のガールフレンド』3巻、55ページより 創作上の登場人物三人があるあるだと語っているものですが、元カレを生理的にムリだという考え方は割とよく見かけます。一方で…

「あなたにとっての未来は誰かの現在であったり過去だったりするんだから」

このセリフは、逃げ恥の漫画の最終巻で、若さを強みと考えている女性に、みくりの伯母のゆりちゃんが言ったもの。 ※『逃げるは恥だが役に立つ』9巻65ページより 若さと老いの呪いにかかっていたゆりちゃんが老いへの思いを言語化することで、その後、自分自…

「同居であれば実子の動きが大事だというけれど、夫が調整するとこじれることが多くて困ってる」

今回も読者からの簡単なモヤモヤにコメントします。

貴志祐介『ダークゾーン』と米澤穂信『満願』(の中の柘榴)を読みながら結婚を考える

色んなことが一段落ついて、気持ちの余裕ができたら猛烈に小説を読みたくなりました。

「彼氏いない歴5年。好きになる人はみな既婚者。男性ウケはいい。でも、好きになれる独身者と出会えない」

今回も読者からもらったモヤモヤに軽めにコメントします。

「何度言っても反省できない子どもと、妻がキレて子どもをしばき倒すのにモヤモヤ」

今回も読者からもらったモヤモヤに軽めにコメントします。

「DeNAのキュレーション事業(MERYのペロリ、iemo等)で38億円の減損!」の簡単な解説とまとめ

エゴサーチしてたら、 WELQの嘘やデマを批判するなら、WELQを嘘や間違った情報で叩いてはならない - この夜が明けるまであと百万の祈り そのあたり、詳細は多分らくからちゃさんかtopisyuさんあたりがまとめてくれるでしょう。 こんな言及を見かけました。 …

原発事故で横浜市に自主避難していた男子生徒への「いじめ」に関する第三者委員会の報告書を読んで思ったこと

センシティブな内容も含まれるので、私がどういうスタンスでいじめを捉えているか、他の記事を読んでから、この記事を読むことをお勧めします。 いじめた側がいじめられる『聲の形』 少子化に合わせて先生の定数は削減しつつ、それとは別に学力対策・いじめ…

「10歳になる息子が扱いづらくて困ってる。もしやこれが10歳の壁?」「10歳の壁はありません」

まだ本調子ではないので、今回も読者からの軽めのモヤモヤを紹介します。

「いい子だと言われるのが辛い」

まだ正月休みのボケボケから立ち直ってないので、今回も読者からの軽めのモヤモヤを紹介します。

「父親がクズなのがホントのことだとして そのグチを子どもにぶつける行為はクズではないの?」

年明けの準備体操として、読者からいただいた比較的軽めなモヤモヤを紹介します。 母親による10歳ぐらいの子どもへの愚痴にモヤモヤ 私は北関東に住んでいます。一昨日、東京に買い物に出かけて夕方5時ころ特急列車で帰りました。その車内で、母親と10歳ぐら…

2016年買ってよかったもの

phaさんのこの記事を読みました。 買ってよかったもの2016 - phaの日記 私も書きたくなったので、紹介しておきます。一般向けではありません。

「我が子が通う小学校で先生によるいじめが発生!?週刊誌でも取り上げられて右往左往」

紙の本の出版を記念して送る、秘蔵のモヤモヤ特集の6日目は、『我が子が通う小学校で先生によるいじめが発生!?週刊誌でも取り上げられて右往左往』というお話です。 炎上や週刊誌ネタというのは自分とは縁が遠いものだと思っていたのに、それが身近なとこ…

ナマハゲ、女子会へ行く

昨日流通し始めた紙の本ですが、すでに読み終えた方がチラホラいらっしゃいます。許可をいただいたので公開します。あと、購入者向け特典の詳細書いています。

「三人の愛人がいるバツイチな彼と遠慮なく話せる年の近い彼。どちらを選ぶべきか」

紙の本の出版を記念して送る、秘蔵のモヤモヤ特集の5日目は、『経済的に安定しているが遊び相手が多い彼と、感性の近い同業の彼と、どちらを選ぶべきか』というお話です。 非常にあるあるなやつですね。ただ、この種のモヤモヤは、私がメールでもらったのは…

「シェアハウスで"かわいそう"な人を助けたら依存されて困っている」

紙の本の出版を記念して送る、秘蔵のモヤモヤ特集の4日目は、『シェハウスでナチュラルボーントラブルメーカーに依存されてしまい、自分も大変な状況なのに困っている』というお話です。 誰が本当に問題なのか、どうしてトラブルに巻き込まれたのかという観…

「昨年母が死亡。実家で一人暮らす父(70代)に対して今から僕ができることは何か?」

11/21発売予定の紙の本の出版を記念して送る、秘蔵のモヤモヤ特集の3日目は、昨日に引き続いてお父さん特集ということで、『飛行機の距離の実家に住んでいる父親の介護問題』です。 親の介護問題は今どき当たり前ないんですが、相談者さんが男性であり、まだ…

「乳がん発覚後の私に『気功で治る』という頭の痛い父。感情的でモラハラ気質なイメージが抜けず、会うことを想像すると疲弊する」

11/21発売予定の紙の本の出版を記念して送る、秘蔵のモヤモヤ特集の2日目は、乳がんを期に人付き合いを見直すようになったアラサー女性による『幼稚な父親とどう付き合ったらいいか?』というモヤモヤです。 今、アラサーとかアラフォーの人だと、男親に対し…

キレイゴト抜きのモヤモヤ解決本を"紙"で出版します。『私って甘えてますか?』

去年の12月にKindleで電子書籍を出版しました。おかげさまで大体5000部ぐらい購入いただいたのですが、この電子書籍を読んだ出版社の方から「本にしませんか?」と声をかけられ、なんやかんやがあって、今月出版するに至りました。 正式な発売日は11月21日。…

Googleで名前を検索すると"離婚"とか"再婚"がサジェストされちゃう人の初婚・離婚・再婚本

ちょっと前だと一番上が離婚だったんですけど、今は再婚の方が上に来ていますね。 この、Googleで名前を検索すると"離婚"とか"再婚"がサジェストされちゃう水谷さるころさんが初婚・離婚・再婚本を出されました。

『オタクが私にくれたもの』とそのアンサーが実は全然関係ない説が一番好き

久々に、はてな匿名ダイアリーについて解説するよう依頼がありました。 クソ女にクソみたいなプレゼントを贈った事を増田に書かれた話 [!!] 久々にトピシュさんの解説待ち案件 2016/08/31 21:20 id:Falkyさんの依頼は久々ですね。解説しますというか、すでに…