斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

問題の解決は自分だけでは難しいので、他人の話を聞くことや協力を得るのが大事だという当たり前の話

すごく当たり前のことだけど、みんながいつでも出来ているわけではなく、忘れがちな話を今日は書きます。私が私向けに後で読むための備忘録です。そんなの分かっている、not for meという人は、気軽にそっ閉じしてください。

問題の解決は自分だけでは難しいことは多々ある

人生では様々な問題が生じます。ゴミ収集所で我が家のゴミだけが回収されない、隣人の物音がうるさい、よく眠れない、会社の業績が奮わず給与が少ない、コーヒーが不味いなど様々です。

自身の問題の捉え方次第で、その問題が問題と見えなくなり、問題がない人生とすることは可能です。ただ、問題だと思え、解決したいと思うこともあるはずです。ゴミが回収されないとカラスが突きに来て地面に汚物が散乱しますし、コーヒーは美味しいほうが幸せでしょう。

問題への対処として自分一人でできることはありますが、えてして他人の協力を得る必要があります。

というのも、自分一人だと解決策が上手く思い浮かばないことがありますし、自分で思いついた解決策でも自分一人では時間やスキルやお金などが足りず上手く行かないことは多々あるからです。

ゴミ出しは実はふざけたことに町内会費を払っていなければ回収されないということは引っ越したばかりで地域住民から教えてもらっていなかったかもしれないし、美味しいコーヒーの淹れ方は自分が一から学ばずとも優れたノウハウを持つ先人たちはいるはずです。

問題は一人で必ずしも解決できるわけではないこと、今放置されている問題は自分が一人で解決できない、もしくは今の他者との協力関係では解決に制限があるということを理解していると、放置されたままになる問題がぐっと減ります。

他人と話すときのコツ

とはいっても問題解決方法を他人に頼ることは必ずしも簡単ではありません。「こんなことを聞いて失礼だと思われないか」「相手が答えを教えてくれるとは限らないのではないか」と思うからです。

失礼だとは思われないためには、自分が問題を抱えていること、その解決のための方法を知りたいということを前提として相手に伝えることです。問題があると感じている人を放置する人はそんなにいません。あとは、相手が置かれている状況も考慮し、相手に余裕があるときに話をするのは大切です。

相手が自分の求めている答えを出してくれないということはしばしばあります。ただ、それは相手の責任ではなく、自分の質問の仕方に問題がある可能性を考慮したり、その人以外の他の人に聞けばいいと気軽に考えるのも大事です。

どんなに賢い人でも自分が考えた仮説がすぐに簡単に辿り着けるわけではありません。また、一人に聞いてすぐに答えに辿り着くなんてことも必ずしもありません。

「ゴミ出しのルールを教えてください」ではなく「地域で暮らしていくときに困ったことがあれば誰に相談するといいでしょうか」とか、他の人に辿れるように質問するのはとても有効ですよね。その人が知る他の良く知っている誰かを紹介してもらえると、正解に辿り着く近道になる。

他者の協力には報酬で返す

自分で解決できない問題が多くあるようであれば、他者の協力には報酬で返すことを習慣化しておくと便利です。

報酬とは必ずしも金銭対価ではなく、感謝の気持ちを示すことや自分も代わりに何かを提供するということでもあります。いずれにせよ、何かを返すというのはとても意味があります。

当たり前ですが、自分が対価が得られないことを続ける人は少ないからです。「教えてもらった方法でコーヒーを淹れたらコクと旨味がとても良くなりました。今度、お茶会をしますので、ぜひお越しください。私の十八番のトウモロコシご飯で歓迎します」という感じで返せば、教えた方も教えた甲斐があると思うものです。

問題を感じることがそもそもなければ他人に頼る必要も、頼り続ける必要もなく、この辺の相手の機微を理解した応酬は不要です。ただ、他人に頼ることで自分の問題を少しでも楽にしたいということであれば、自分にできる報酬の提供をし続けることはとても意味があります。

締め

以上、当たり前のことですが、私が忘れてしなくなることもあるので備忘録的に書いておきました。後で自分で読み返すために自分宛てに書いています。

私は生きていく上で他人にできるだけ頼らずに自分だけで生きる力を得ようとしてきたため、自分でできることがあまりに多すぎて、自分の力を過信し、他人に頼ろうとしないことがしばしばあります。また、問題を問題と感じないようにするように意識をシャットダウンすることもしばしばやります。

しかし、たまに出来ないことにぶつかって「なんでできないんだっけかなー」と余計な時間を費やすこともたまには起きるので、そういうときのために他人に頼ることや、頼る上で相手を尊重することがいかに大切であるかということは、意識しておきたいなと思っている次第です。

今日はこんなところで。