斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

『バーで「なんで離婚されたのかわからない」と愚痴る男性に対して"燃えるゴミの日"を質問することで離婚理由が分かる話』を読んで思ったこと

このTwitterのまとめを読みました。

「なんで離婚されたのかわからない」という話に対して燃えるゴミの日を聞いた時、その態度で離婚の理由がわかる - Togetterまとめ

要は、バーで知り合った男性が「なんで離婚されたのかわからない」と愚痴っていたので、「燃えるゴミの日がいつか」をその男性に聞いたら答えられず、「(燃えるゴミの日がいつかも分からないぐらい家事に関わっていない、夫婦で会話していない)そういうところが離婚の原因」と伝えたら、その男性は怒って帰ってしまった、という話です。

言っちゃえばDQN返しエピソードみたいなものなので、これを見て、家事をしない男性一般に対して溜飲を下げる人がいる一方で、「そんなことしたり顔で言われたら腹が立つ」と思う人もいると思います。(したり顔をしていたかは分からないけど、してそうな感じはある。) 

 

反感を覚える理由としては、愚痴っているのに何で答えを出して追い詰めてくるんだというところですかね。よく、男性は問題解決脳で、女性の悩みに対して答えを出そうとして嫌がられると言いますが、このTwitterのシチュエーションは逆です。男性の愚痴に対して(女性と思われる)聞き手が「それは○○だよ」と答えてる。そういう構図と捉えると、反感を覚える人がいるのも理解できるんじゃないでしょうか。

 

ただ、バーで赤の他人に愚痴を聞くのを求めて、その上で、自分が望んでいたものと違う返しがきたから怒ってしまうとしたら、それは、ちょっと他人に期待しすぎなんじゃないかなと思います。

赤の他人に愚痴を聞いて欲しいなら「これは愚痴なので、聞いてもらえますか? 離婚されたのが分からなくてモヤモヤしていて」と言ったほうが愚痴を聞いてくれる確率は上がりますし、相手がちょっと話を聞いてくれたなら怒るより「聞いてくれてありがとう」と感謝するところです。他人は、自分にサービスしてくれるために生まれてきた存在ではありませんからね。

燃えるゴミの日を知らなくても結婚生活にそれほど支障は来さないでしょうが、相手に期待しすぎるようだとお互いに苦労します。