斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

大人だって有休取るし、勉強は何とかなるから「学校休ませて旅行に行く」

この記事を読みました。

「学校休ませて旅行に行く」への反対59.8%、賛成40.2%│NEWSポストセブン

これを見て、反対が過半数もいることに驚く方もいるでしょうが、私は、賛成が40%もいることに驚きました。私が子どもの頃だったら、学校を休んで旅行に行くことはまずありえないことだったので、恐らく、数十年前の当時にアンケートをしていたら、反対は9割ぐらいだったんじゃないかと思います。

そもそも、女性セブンって、媒体資料を見ると、購読者の6割が40代以上だし、保守的な媒体なはずですが、そこで40%が賛成ということなら、日本全体でアンケートを取れば賛成が過半数行っていてもおかしくないでしょう。世の中、変わりますね。

もし私が「学校休ませて旅行に行く」ことに賛成か反対かと問われたら、どちらでもない、と答えると思います。我が家がどうかということであるならまだしも、他の家のやり方に他人がやいのやいの口出しするもんじゃないですから。

我が家については、「学校休ませて旅行に行く」をちょくちょくやっています。夏休みや冬休みや春休みに旅行に行くのもいいけど、混むことが多いし、行きたい場所のシーズンに合わないことがあるし、親のスケジュールとも完全に合うわけじゃないですからね。あと、「学校休ませて子どもが好きなことをする」もしてます。休むことは別に親だけが決めるもんじゃないから。

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※最高!

記事の中では、「学校休ませて旅行に行く」への反対意見として、

「一度でもズル休みをさせると、『休んでもいい』という甘い考えが身につき、社会に出てもルールが守れない子、責任感のない子になる!」(61才・自営業)

「現在の過密な授業カリキュラムでは、1回休んだだけでも、授業がかなり先へ進みます。授業がある日は授業を優先させるべき」(54才・教員)

というのがあります。

我が家の場合は、子どもには休むことはズル休みではなく大切なことだと認識していただきたいですし、特段、勉強は学校を何日か休んだところで困ることはないようにしています。

一方で、旅行会社調査として、

日本旅行業協会の調査によると、20才までに20回以上家族旅行をした人は、コミュニケーション能力や気配りに長けており、一方で10回に満たない人は、キレやすく、わがままになる傾向にあるという。幼少期からの家族旅行が、いかに人格形成に影響を与えるかがわかる。

とあるのは、調査方法が適切じゃないだろうなと予想しています。何だかんだで家族旅行ってお金が相当かかりますからね。お金がある家で、リテラシーほか、余裕があるのが前提になっているんじゃないかって。その辺の要素を排除した結果が見てみたいです。

ちなみに、我が家が学校を休んで旅行に行くのは、(上の例外な感じになるけど)ハイシーズンではなく、オフシーズンに旅行に行くことで、できるだけ旅行にかかるお金を減らしたいというのはあります。土日帰りじゃなくて、平日帰りにするだけで、飛行機代とかガクンと下がりますから。

私自身は旅行に行くのが結構疲れて最近面倒になってきているところはあるんですけど、子どもが行きたいところがあるし、子どもの世界が広がる一つの手段であるので、これからも「学校休ませて旅行に行く」つもりです。