斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

Ado(20)、グレタ・トゥーンベリ(20)

最近、ずっとAdoさんの曲を聞いてます。子どもから「また、Ado、聴いてるの……?」と心配されるぐらい。

きっかけは、メジャーデビュー4曲目となる『踊』(Odo)のLIVE映像がたまたまYoutubeでお勧めに上がってきたのを見てからです。


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未見の人はぜひ見てみてください。凄い、格好良くないですか!?

私は音楽を普段は聞かないので、この曲のジャンルとか具体的なことは特に何も言えないのだけれど、どう考えてもトリッキーな曲をLIVEでこんなに歌えているのを見て、凄い歌手だと思ったのでした。

あと、演出もいい。本人が顔出しをしていないこともあり、顔(というか身体全体)は逆光で影絵みたいになっていて情報が限定されているために、余計に声が強調される感じ。衣装もキャラクターに合ってる。

その後に、この映像を本人が見る配信がお勧めに上がってきて、これも見て、ご本人の反応の黒歴史感が強いなと笑っちゃいました。

youtu.be

よく知らなかったんですが、Adoさんって、この前の紅白歌合戦とか出てたわけですよね。確か、『ワンピース』の映画の主題歌を歌っていたはず。

それぐらいメジャーになっているのに、いまだにこういう配信をしているのが、本人が言うところの「陰キャ」感というか、素の人間性が出てて、大変好感を持てたのでした。

あと、「歌ってみた」系の動画も上げてるし。カバーといえばカバーなんだろうけど、自分のオリジナル曲がこれだけある人は普通はこういうことしないですよね。私は「歌ってみた」が昔からかなり好きだったから(ガゼルさんが好きでした)、これも個人的にはかなり魅力的に覚えたところでした。

youtu.be

しかも、超上手いし。

で、冒頭に戻るわけです。私は音楽を聴きながら何か他の作業はできないので(集中できないので)、もっぱらYoutubeの画面を見続けているために、家族から心配される事態になったのでした。

Adoさんは20歳だそうです。Hitの仕方もそうなんだけど、その後の配信や「歌ってみた」を続けているところ含めて、「いい時代になったな」と思いました。本人が好きに活動して、それを好きな人だけが応援しているのが、しっかり収益になっているのはとても良い。Adoさんの親の世代ですけど、自分もYoutubeを続けようというモチベーションになります。

話は変わって、私は以前からグレタ・トゥーンベリさんをTwittterでフォローしています。

Greta Thunberg, March 2020 (cropped).jpg

グレタさんのことを知ったきっかけは、ほとんどの皆さんと同じ「How dare you!」からです。

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その後の影響は凄まじいもので、世界的な環境配慮の動きは、経済界でもスタンダードになりました。もしかしたら、他にアイコンが生まれた可能性は否定できないけど、グレタさんがいなかったら10年ぐらい世界の気候変動対策は遅れていたんじゃないでしょうか。私が仕事をしていてもグレタさんの名前が取引先から出るくらいでした。

で、なんで、Twitterをフォローしているかというと、自分への戒めですね。

いまだにグレタさんは気候変動対策に声を上げ続けています。個人でここまで活動し続けるのは簡単なことではない。タフという言葉では片づけられない、信念が伝わってきます。

グレタさんの言動を見ていると、私の日々の生活でも環境負荷が高いことを減らそういうというモチベーションになります。分かりやすくいえば、誰かがダイエットや運動を続けていると自分も続ける気になるってやつですね。

ここまで書いてきて、この二人を続けて紹介したのは、二人とも20歳だといことをさっき気付いたからです。どちらもインターネット社会ならではの表現者。

自分の子どもでもおかしくない年代の人たちのこの表現の仕方を見ていると、自分も親世代としてやること(というか、親世代の"権力性"を意識的に使ってやる方がいいこと)はいくらでもあると思いました。

影響はいくつになっても受けるし、そして与えられる。

以上、今日は短めですが、こんなところです。ではでは!