斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

『団地ともお』の小田扉先生の新作が読めるのは読売中高生新聞だけ!?

子どもが「見て見て!」と言って読売中高生新聞を持ってきたので、「なになに?」と話を聞いたら、『HUNTER×HUNTER』の冨樫義博さんがTwitterを開始したことが記事になっていることを教えてくれました。

ああ、こういうのも子ども向けの記事として紹介されるのかなと思い、新聞を読み進めてみたら、なんと、私が大好きな小田扉先生の最新作『つくだマジカル』が掲載されているじゃないですか! 思わず「ええっ!」って驚いてしまいました。

※見開きで掲載されています。

なぜ驚いたかと言えば、私は『つくだマジカル』を週刊少年サンデーの電子媒体であるサンデーうぇぶりで読んでいたからです。うぇぶりオリジナル作品ってタグが付いているから、サンデーうぇぶりだけで連載されていると思っていたのに!

www.sunday-webry.com 何話か試し読みできます。

サンデーうぇぶりでは話がめちゃくちゃ途中で切られて1話になっていたので変だなとは思っていたんですよね。読売中高生新聞で掲載されている1話を2話に切っているようでした。

追記:担当編集者さん曰く、ページ数同じらしい! 失礼いたしました!!

まさか、小田扉作品が読売中高生新聞に掲載されるようになっているとは非常に感慨深いところがあります。私は20年来の小田扉ファンで、『こさめちゃん』とか『江豆町』とか好きだったんですけど、わざと王道から外している感じがあって、決して大衆受けする作風ではないと思っていたので。確かに、アニメ化までされた『団地ともお』という実績はあるんですけど。

実際、『つくだマジカル』って主人公が元魔法少女のコンビニ店主の冴えない女性なんですよ。12-18歳の中高生にウケる要素があるとはとても思えません。出てくるキャラクターがほとんど可愛くないし!

もしかしたら、私の感覚が違っていて、今の中高生なら全然問題なくど真ん中で楽しめるのかもしれません。私の子どもも実際読んでいるみたいですし。

いずれにしても、私が昔から楽しんでいる作家さんの最新作を我が子と一緒に楽しめるのはとても嬉しいです。