結婚や育児のコスパ論については、先日適当に書いたので、それで済まそうかなと思っていたんですが、こういう依頼もあったので、真面目に書くことにします。
@topisyu 結婚や子育てに関するコスパ議論が盛んですが、一生独身、一人暮らしのコスパ(リスク)についても記事にしていただけないでしょうか?
— てぃぐてぃぐ (@tigtig8_hatena) 2015年9月16日
(もちろん、実家暮らしや親の資産をアテにするというオプションは無しの方向で)
自分が書きたいことはタイトルと目次を読めば分かりますから、この時点で中身が想像できる人は読まなくて大丈夫ですよ。特段目新しい話はありません。既存の話の組み合わせです。
※マイナンバーで得をした林真理子さん。直近のAERAでもコスパ論が載っています。時給<シッター代 共働き・年収800万円世帯はコスパギリギリ? 〈AERA〉|dot.ドット 朝日新聞出版
- 育児のコスパ論、投資論が盛り上がるのはそれだけ需要があるから
- 家族愛は無償の愛ではないか?家族を金銭に置き換えられるのか?
- 家族の意義、家族愛の存在を覆すようなニュースの数々
- 自分は親の介護をするけれど子どもには介護はさせられない
- 低収入の男性ほど結婚していないし、恋人がいない
- 経済的な理由で予定通りの子どもを作らない
- 所得の低迷、社会保障費等の負担増、教育費高騰、老後不安
- 子育てするリスク > 結婚するリスク > 一人暮らしのリスク
- 子育てにコスパという言葉を使うのは間違っていない
- 結婚観、親子観に対する異なる価値観の普及
- 締め
- 余談
育児のコスパ論、投資論が盛り上がるのはそれだけ需要があるから
当たり前ですけど、何かの話が盛り上がるというのは、その情報を欲している人が多いからですよね。
犯罪加害者の実名報道でも、アイドルの結婚・離婚でも、安保法案でも、報道され、話題になっている話というのは、それだけその話に興味がある人がいるから、話題になります。もちろん、作られたブームもあることにはあるんだろうけど、そんなことがいつでも出来たら、任天堂はキャッシュを5千億も持っていません。
※有価証券と投資有価証券も含めると1兆円ぐらい。
オリンピックのエムブレムというどうでもいい話題が盛り上がっていたのだって、あれが東京でのオリンピック開催という前提だからであって、2012年のロンドン・オリンピックのヤバいエムブレムについては日本ではほとんど話題になりませんでしたよね。もう来年になっているリオデジャネイロ・オリンピックについてもほとんど話題にならない。
結婚であったり、育児のコスパ論・投資論が盛り上がる背景というのは、そういう議論を求めている層がいるからです。だから、直接的にそういうコスパ論、投資論を語っている人物だけではなく、それを受け取るのがどういう層なのか、どうしてそういう層にとって、この話が興味を持てるかと考えてみると、色々見えてくるものがあると考えています。
家族愛は無償の愛ではないか?家族を金銭に置き換えられるのか?
一方で、こういう論に大して反感を持つ層もいますよね。家族というのは、そういう金銭的なものに置き換えられないだろう、お金以上に重要な意味があるということで。
この考え方の正しさついてはあまり疑う余地はないと考えられています。「愛はお金では買えない」というのはよく耳にする。コスパや投資で家族を捉えようとすると、配偶者に対する愛情、子どもに対する愛情というのが抜け落ちて、家族というものの一番重要なところをないがしろにしようとしているように見える。一言で言えば、冷徹。
ただ、愛情という言葉を使うのにも罠があって、耳触りがいいけど抽象度の高い概念だから、その意味しているところが人によって違うことがあるんですよね。だから、結婚や育児をお金の尺度で判断しようとしているように見える金銭至上主義を、愛情の概念でもって批判しようとすると話がとっちらかっちゃうことがあります。
ということで、ちょっと分かりやすく、家族愛を言葉に落とし込むとこういう感じかなというのを書いてみました。
- 家族であれば家族という事実だけで他人よりも信頼度が高い、親しみが持てる(家族愛)
- 家族愛があるという前提だと、家族の誰かが病んだり貧しくなったり過ちを犯してもカバーし合う(分散効果)
こんなところですかね。他に何かあればコメントください。2は結婚式の宣誓で読むような内容ですね。
家族の意義、家族愛の存在を覆すようなニュースの数々
それで、上に定義されたような家族愛に関して言えば、それが引っくり返るようなニュースが昨今目に入ってきます。児童虐待の通告件数、DVの認知件数が毎年過去最高。離婚率が上昇する中で、経済的・物理的DVによる離婚事由も割合として増加している。
※グラフは『平成26年中のストーカー事案及び配偶者からの暴力事案等の対応状況について』(警察庁)より
ニートが問題とか、毒親問題とか、そういうのも目にすることもあるし、介護疲れで子が親を殺すという事件もある。
※ただし、認知増=実態増とは限らない。
結婚や子育てのいい部分が目に入るんじゃなくて、悪い部分がよく目に入ってくるんですよね。今まで家族に対して信頼してきたものが徐々に剥げていっている感じに見えちゃってる。家族に大して漠然と抱いていた期待が、どんどん失われていっている気になってくる。
そして、好きであるという気持ちが有限ではないのか、家庭で安らぎが得られないのではないか、結局は離婚してしまうのではないか、そういう不安が出てくる。
自分は親の介護をするけれど子どもには介護はさせられない
病める時云々で言えば、自分が親の介護をするのはいいけど、子どもにだけに自分の介護をさせたくないというのも今は大勢になってきています。昔の日本や、発展途上国では子どもは収入源だったり、老後の世話要員だったりするわけですが、今の日本ではそういうのは表立って言うのは憚られる雰囲気があります。
つまり、子どもにお金をかけた時のリターンとしての介護要素というのは、メリットとして言いにくい状況にあるわけです。上に挙げた2に関わるものですね。
※グラフは『30~69 歳の男女 1200 名に聞いた『自分の介護の準備に関する調査』~介護のライフプラン~ 』(日本生命)より。
低収入の男性ほど結婚していないし、恋人がいない
「家族のことをお金で語るな」とは言っても、皆さんご存知の通り、お金は家族を形成する上で必要です。
結婚への障害となっているものが何かという質問に対しては「結婚資金」というのが昔から第一位だし、
男性の場合は特に正規雇用と非正規雇用・無職との間には婚姻率や交際率で差があるし、
同じく男性については収入が増えるほど基本的に婚姻率と交際率が上昇します。
※以上全てのグラフは『第2節 住まい方の変化』(国土交通省)より。
経済的な理由で予定通りの子どもを作らない
以下の表は、予定している子どもの数が実現できない場合の理由を回答しているものですが、お金があれば何とかなる要素が非常に多くの部分を占めています。
※表は、『出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)』(国立社会保障・人口問題研究所)より。赤枠は筆者。
妻の年齢が35歳以上になると年齢や健康上の理由で子どもができないことが最大多数となります。いわゆる高齢出産の年齢ですね。35歳以上だと不妊治療を受ける人の割合は1/4以上になります。
※グラフは、『第1回 妊娠出産子育て基本調査(横断調査) 報告書 [2006年]│ベネッセ教育総合研究所』より。
そして、不妊治療の治療費は妊娠した人で平均で140万円ぐらいです。当然、それ以上負担がかかることもある。
※グラフは、『不妊治療、妊娠までの平均治療費は 140.6 万円、平均治療期間は 25 ヶ月』(株式会社バズラボ)より。
一方で、不妊治療に関する国の助成金については、2013年に、年齢制限が設けられ、回数も10回から6回に減少されました。
「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会」報告書について |報道発表資料|厚生労働省
これらを見て分かる通り、お金はどうでもいいことではないんですよね。お金があれば子どもが希望する人数持てるというケースはたくさんあるんですよ。
所得の低迷、社会保障費等の負担増、教育費高騰、老後不安
お金の話ばかりが続いて申し訳ないんですが、結婚や子育てで、お金の話がクローズアップされている背景には、近年の、所得の低迷、社会保障費等の負担増、教育費高騰、老後不安があると考えています。
失われた20年ということで、一人あたり平均所得が低迷していることは皆さんご存知の通りですよね。これは、夫婦共働き化の流れの中でワークシェアリングがなされているという要因もあるので、一概に全て悪ということでもない面はありますが、非正規雇用の影響もあり、高度経済成長期のように将来の所得が増えないという期待がなければ、支出を抑えようというのは特におかしな行動ではありません。
消費税増税や、処々の扶養控除の廃止や、厚生年金の保険料引き上げや、児童手当の削減など、増税・社会保障費の負担増も急ピッチで進み、可処分所得は減少しつつあります。これは詳しくは今週号のAERAをご覧下さい。
また、教育費の観点で言えば、大学進学率は、ここ10年で5%以上上昇しました。1970年には20%だったのが今は50%を超えています。
※グラフは、『男女共同参画白書(概要版) 平成26年版 | 内閣府男女共同参画局』より。
そして大学の学費は上がる一方であり、
国立大学法人評価委員会 大学共同利用機関法人分科会 業務及び財務等審議専門部会(第1回)議事録・配付資料 [資料5] 国立大学と私立大学の授業料等の推移−文部科学省
学費の借金をする学生も増える一方。
塾に入る年齢も早くなりました。子どもの教育にかかる費用は増えていても、教育費の対GDPでの公的負担というのは相変わらず、OECD比では低い。
図表で見る教育 2014年版 日本(OECD)
そして、親の所得と子どもの小学校・中学校の学力との間にはちゃんと相関がある。
共働きで稼いで何とか保育園に入れようとも、産まれた月次第では共働きでさえ保育園に入れられず、未認可の保育園に月10万円払わなければならないこともある。
最後に、財政支出における社会保障給付費が毎年増加する中で、果たして自分たちが年金をもらえるのか、医療費の負担額は将来的に増加していくのではないか、介護を誰に頼ればいいのか、そういう話はもうずっと議論されています。
お金を今どう切り詰めるか、子どもの教育費を捻出するのか、子どもを産んでも働き続けることができるのか、老後のお金を貯金するのか、個人レベルの努力では簡単には解決できない課題が目の前に次々と積まれていっています。自分のコントロールする範囲で、生活していこうというのは、そう不思議な結論ではないように見えます。
子育てするリスク > 結婚するリスク > 一人暮らしのリスク
ということで、最初の依頼にようやく戻ってくるんですけど、
私は猫は家族だと思ってるんだが、この子が将来私の面倒を見てくれたりする可能性は皆無だし、100%私が養ってる存在な訳です。でも、この子についてメリットとかコスパとか考えたこともない。何かの役に立って欲しいとかも思わない。家族へのコスパ議論なんて、一体全体どこから来たんですかねぇ…
— てぃぐてぃぐ (@tigtig8_hatena) 2015年9月16日
このてぃぐてぃぐさんのお話は自分は逆だと考えています。
元々、社会的には、独身のリスク自体が大きいと信じられていて、そのリスクを分散するために配偶者や子どもを持つということが行われていたわけです。それが、相手が病んじゃったら離婚する、子どもには老後一切頼れないみたいに、家庭内での相互扶助的なものが薄れていき、逆に配偶者や子どもがいる方が人間関係トラブルやDVなんかのリスクが顕在化している(ように見える)。
ペットと同じように100%養わないといけないから、厳密に経済的なことを考えることになる。ペットだって、食費や医療費が払えなくなっても簡単に捨てることはできません(が、実際に捨てる人はいる)。同じように簡単に捨てられない子どもだからこそ、コスト計算は厳格にしないと、家族が悲惨なことになる可能性がある。シングルマザーの平均勤労収入は181万円です。それ以外に手当てや養育費等が入って223万円。
独身のリスクというのはある程度共有されていたからこそ、そのカバーのために、結婚や育児が利用されてきたわけで、結婚や育児に実はそのリスク分散の効果がないのではないかという揺り戻しが今行われているのではないかと考えています。
こういう表現はまた嫌われると思いますけど、育児の売上が下がった/損益分岐点が上がったということです。
子育てにコスパという言葉を使うのは間違っていない
関連する話で、結婚・子育てにコスパという言葉を使うのは不適切だというものを見ましたが、
「結婚ってコスパ悪いよね」論には、われわれ大人世代が反省すべきでしょう - 外資系OLのぐだぐだ
そもそも、コスパ厨への反論はシンプルに「言葉の用法、間違ってますよ」で済む話だ。コストパフォーマンス(費用対効果)は「購入した物に対する便益の大きさ」を語るための言葉で、結婚や子育てなど投資に近い性質を持つ対称へ使う用語ではない。「FXはリスクが高い」と言っても「FXはコスパが悪い」とは言わないだろう。国語として不適切なのだ。
これは自分は間違っていないと思います。
"結婚や子育てなど投資に近い性質を持つ対象"だからということで、この人は結婚や子育てを投資に近い性質と考えているし、その前提が共有されていると思っている。
けれども、ここまで見てきて分かる通り、特に子育てについては、相互扶助の精神がなく、親から子に対して一方的に便益を提供するということであれば、これはもはや投資とは言えません。支払った金額に見合う便益を享受できるかという観点で見れば、コスパという言葉を使うのはおかしくないですよね。
なお、子育てをコスパで判断する人のことを、コスパ厨という蔑称とも呼べる言葉を使っている点については、これは自分の価値観からすると不適切だと思います。
この議論の一つの発端になった発言ですが、
それに価値を見いだす人がいるのももちろん理解できるけど、買い物しない人を「人じゃない」みたいな扱いするのはやめてほしい。私たちはコストパフォーマンスを考え、子供を作らない選択をしているだけだ。
自らの判断で子どもを作らないという選択をした人を、何らかの差別的な意味合いを持つカテゴリーに入れることに、一体何の意味があるんでしょうか。
結婚して、子どもを作った方が、ポートフォリオを組んだほうが、リスクが大きくなるなら、独り身の目に見える(と信じている)リスクのみを認識して、自分の責任に限定して自分の人生を生きていくという発想をするのは、別に変なことではない。ただ、その発想が、本人が自主的に選択したものではなく、この環境下で仕方なく選んだ可能性もある。本人の意志により、コスパという軸を使って、未婚や子なしに至った人はそんなに一方的に非難されなければならない存在なのでしょうか。
結婚観、親子観に対する異なる価値観の普及
最後に、一つ。
自分は前回の適当に書いたエントリーで、結婚や育児をコスパや投資で考える議論は歓迎したいと書きました。なぜかといえば、結婚すべき、子どもを生むべきという、昔からあった産めよ増やせよ的な圧力が未だにある一方で、こういう意見がちゃんと陽の目を浴びている方が個人としての自由度は高まると考えているからです。個人個人が生きやすくなる。
結婚や子育てをしないと一人前だというわけでもない。そういう価値観というのは徐々に社会の中で許容されていってますよね。お酒を飲まない若者もそうだけれど、存在の認知が進めば進むほどそういうものだとして許容もされていく。
日常生活においては、まだなかなかできない話だけれど、こうやってネットで話題になることで、独身であったり、子なしであったり、何であっても個々人の生き方が尊重されるようになる社会のほうが自分は強いと考えます。
また、経済的な事情により、子どもを持てない人がいることが認知されることにも繋がります。そういう話を封殺しても、子どもを持ちたいという話にはなりません。経済的な事情で子どもを持ちたくない人たちがいるなら、その人達に経済的な事情を考慮しないぐらいコストを下げてあげたらいい。
まあ、あまり声高に持論を主張しようとして、結婚や育児に価値を見出す他者の価値観を否定しちゃうと、これはもうカルチャーギャップというか、文化衝突になっちゃいますけどね。
締め
長々と書きましたけど、生き方は人それぞれですからね。他人が四の五の言うものではない。
もし、誰かに結婚や育児をさせたいなら、結婚や育児についてインセンティブを付与したらいい。結婚や育児がいいものなら、その良さをたくさん宣伝すればいい。結婚や育児の悪いところを、一方的な形で喧伝しているものがあれば、批判したらいい。例えば、諸悪の根源である、発言小町とか2chの鬼女版とかHagexを、今すぐ潰そう!
ちゃんとした結婚をしないといけない、ちゃんとした育児をしないといけないという意識も、結婚や育児のハードルを上げる要因になります。ぬるーく、ゆるーく、かるーい、結婚や育児というのも全然ありですよね。
自分が決断したものが良いものだとするならば、他人の決断を批判するんじゃなくて、自分の決断の良さをアピールしていくほうが自分は好きです。
以上、本題です。以下、余談です。
余談
何だかこれだけだと娯楽要素が少ない気がするので、最後に、発言小町のトピを貼っておきます。
子供を産んで良かったと思うのはどういうときですか : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
母性本能あふれるタイプではないけれど、それなり楽しいです ゆら 2008年2月19日 23:39
2歳女の子のママです。自我が出てきた娘はおもしろいけれど、イラッとしない日もないわけでそれなりに大変です。が、、
(中略)
金曜日の夕方のニュースの中継で銀座が映るとせつなくも感じますが、数年前まで私はあの中の一人で、十分楽しんだと思える余裕があります。
この銀座のエピソードいいですよね。これが、天神や新宿歌舞伎町だったら、ちょっとまた印象が違う。
こういう過去楽しんだという気持ちは大切で、意外とこれで乗りきれるところはあります。一方で、人によっては、その記憶が忘れられなくて、結局、元の独身や子なしに戻る人もいる。セオリーがいつでも通用するわけじゃないんですよね。
子供がいる人生がよい? : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ママ友が後悔してます ぽんた 2011年3月5日 4:06
結婚まもなく妊娠したそうですが、本人曰く「早すぎた」
子供は2歳になりますが、離婚したい、子供は夫に残してもいい、と。
夫婦二人の生活を満喫しないうちに出来て、産んだら夫の性格は「こんなんじゃなかった」
子供が産まれると、夫婦の形は変わるのを受け入れられないようですちなみに私は、産んで良かった派です
子どもができると夫婦の形が変わることが多いですからね。妻には母の属性が、夫には父の属性が追加される。新しいアビリティの鍛錬に時間が取られて、気付いたら、お互いにパパ・ママだけで呼び合うようになるのはあるあるです。
子供がいる人生がよい? : 妊娠・出産・育児 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
過去の時代が子どもに優しかった時代だと思っているのですか? 過去からの声 2015年2月24日 8:47
過去の時代の人達が今の人達を見たらどう思うでしょうか?
こんな時代に生まれなくて良かったと安堵すると思いますか?飢餓や貧困や紛争に悩む国を見て下さい。
チョコレ-トも食べる事なく人生を終える子供達も沢山いるのです。
それでも貴方は今が、日本が子育てしづらい世の中だと思いますか?大学まで行かせてもらって何も学んでいないのですね。
そんな事も分からないから今を悲観的に捉えるんですよ。
要約すると、「あなたは大学で何も学んでないので、どうでもいいこと考えている暇があったら勉強しなさい」ということですね。あまり小町内で炎上してないので、せいぜいこの程度がキツい言葉になりますが、これが500overトピ締めにでもなっていたら、こういうレベルのレスが50はつきます。