世の中には人たらしに秀でた人がいて、いつでも誰かに囲まれていたり、ほとんどの人がその人について好印象を抱いていたりすることがあります。
自分も人たらしであった時期とそうでない時期をそれぞれ何度か経験しているのですが、それぞれの時期を区分していたものを考えてみると、他人への興味の有無と積極的に相手のことを気にかけるか否かが重要な要素のように思います。言ってしまえば、相手に興味を持って、相手のことを気にした発言をどれだけするかどうかですね。
分かりやすいのだと疲れているのかそうでないか。他の誰も言ってなさそうだけど、よくよくその人を見ていると気づきそうな、内面や体調の変化について意識を向けた上で、「大丈夫?疲れてない??できることあるかな」「あれについて不満だった?」「あの話は大変だったよね」とかとか相手に声をかける。「髪切った?」みたいなものもそういう類のものですかね。自分が相手に興味があることを伝える。
言われた方はごく一部の人を除いてほとんどの人はこういうことを言われ慣れていません。表立っては恥ずかしがったりして何も言わないけれど、そういった自分を気にかけてくれている人がいることに喜びを感じる人が多い。言われて嫌な人は自分の世界にあまり人が入ってきてほしくない人ですね。そういう人にあえてする必要はないわけですが、過度に追おうとしなければそんなに嫌われることもない。
ごく小さな変化でも本人にとっては大きな変化というのはよくあることで、長く生きていると他人は自分に興味がないというのはほとほと理解しているはずなのに、やっぱりどこかで期待するところがある。気付いてくれると本当に嬉しい。
自分のほうが余裕がないと相手の状況になかなか気付けないんですけどね。自分がされても嬉しいことで、大した害を生むものでもないので、余裕があればそういうアプローチをするようにしています。
ということで皆様お疲れ様です。この時期は何かとイベントが重なりますよね。気温の差が激しく体に負荷もかかるでしょうが、どうかご自愛下さいませ。