斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「夫は暴力・暴言肯定派。小学生の子どもにも拳骨をするが、子どもは夫を大好きと言う。この夫について意見が欲しい」

今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。短めです。

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Q. 夫は暴力・暴言肯定派。小学生の子どもも拳骨をするが、子どもは夫を大好きと言う。この夫について意見が欲しい

いつもブログ、twitterを楽しく拝見させていただいております。

夫についてご意見をいただきたくメールいたしました

簡単なプロフィール:家族は3人(子供1人)、夫は正社員、私はパート社員ですが扶養には入らず、それなりに自立しています。双方に浮気、ギャンブル、借金はありません。共にフルリモートワークしており、24時間ずっと一緒にいる感じです。

夫の性格に難ありで神経質な所があり(特に話し方)、口うるさく、ちょっとした会話でも夫にうまく伝わらなかったりすると小言が始まる、といった感じで毎日うんざりしています。ただ言っていることは正論な事が多いので、言われても致し方ないかなと感じてはおります。

また夫は暴力・暴言肯定派で、私が夫の中で許せない事をすると暴言や拳骨がよく飛んできました。それが原因で別居や家出した事もあり一時的には止まってました。

現在子供が小学生になり、躾という名で子供に毎日のように拳骨(訴えるほどではない)するようになりました。物を落としただけ、うまく話ができなかっただけ、という理由などです。暴力の対象が私から子供に移った感じですね。

子供と2人だけになった時に拳骨が嫌ならどこかに相談するよ、と言うと子供は「僕がうまくできないのが悪いから、それはしないで」と言います。子供は夫が大好きなようです。

最も許せないのは、夫が何か失敗した時は笑ってすます、という状態になることです。

夫はとても頑固で自分の考えが一番な人なので関係改善も望めませんが、収入の関係や子供への影響、頼る親・親戚もいない事を考えると離婚は考えておりません

家庭内であまり関わらないようにしたいのですが、家族一緒に出掛けたがるタイプでそれも中々難しい状態です。

支離滅裂で申し訳ありませんが、ご助言いただけると助かります。

よろしくお願いいたします。

一読者より

※太字はtopisyu

A. イケてないDV男なので、じわじわ距離を取りたいですね

メールありがとうございます!

夫が妻にDVをしていたのを、子どもが大きくなってきたから子どもにDVのターゲットを移しており、一方で子どもは夫を大好きと言い、妻としては夫とは極力関わりたくないが頼る相手もいないから離婚は考えていないという中で、この夫についての意見が欲しいという、妻である読者さんからのメールです。

ご要望は夫についての意見ということで申し上げると、暴力・暴言肯定派で、さらに妻子に対し実行に移していることから、イケていないDV男ですね。子どもは、こういう人間の下で育っていれば、悪いのは自分であると考えるようになるのは当然です。好意を持つのもおかしなことではない。

仮に夫の主張が正しいとしても、その主張の正しさを、暴言や暴力でもって他人に知らしめることはまったく正しくありません。被害者意識のある加害者の典型例です。

読者さんは現時点では離婚は考えていないということですが、この夫は一緒に暮らせる人間ではないので、母子ともに徐々に徐々に距離を取っていくといいんじゃないかと私は思いました。

具体的には、

  1. 読者さんは、夫と顔を合わせる時間を減らすために外での仕事に従事するようにする
  2. 子どもには、子どもが悪くないことを伝えつつ、家庭外での時間を増やすようにする(友達と遊ぶことを推奨し、スポーツや習い事で親以外の大人との接点を持たせる)
  3. DVの悪化への対処と、自分と子どもの置かれた状況を客観視するためにも地元のDV相談窓口には定期的に連絡をする

という感じですね。

文章を読んだ限り、読者さんは大事にはしたくないと思っているようで、私としても別に専門家でもないし氏素性を知らないし求められていませんが、子どもが暴力の矢面に立っているのを親である読者さんが回避できていない状況を見ると、3の行政への相談はしておいたほうがいいと思い、具体策の一つに入れておきました。

短いですが、今日のところは以上となります。

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なお、投稿にフェイクを入れるのは確認で時間がかかるので、ご自身でするか、私に全面的にお任せする形でお願いします。また、どんな方向でコメントをしてほしいかも書いてくれたら、期待に応えるようにします。罵ってほしい、褒め称えてほしい、傾聴してほしい、何でもOKです。

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