今日は一人小町(一人で発言小町みたいな回答をするもの。基本要望に応じた反応をする)です。配偶者の心が離れてしまっていて、このまま夫婦生活を続けるのは辛いというモヤモヤです。
Q. 私から心の離れた夫。子供のためだけに、愛のない夫婦生活を続けるのは、自分にとって辛い
私たちの夫婦関係について、ご経験やご意見をお聞かせいただきたく、ご連絡させていただきました。
簡単なプロフィールは、家族は4人で、夫婦ともに正社員で、経済的に自立しています。子どもは2人で、双方に浮気やギャンブル、借金やDV等はありません。
第2子妊娠判明と前後して夫婦仲が悪化しました。夫の中で「やられて嫌なこと」「許せないことが異なる」といった価値観の相違が積もり、私が夫から「このままでは夫婦関係を続ける意味がない」と言われた状況です。
夫は自分の中に溜め込むタイプの性格なので、長年の違和感や感情がつもり積もっていたのだと思います。
私自身は今の所離婚は希望していません。夫は育児に関しては協力的であり、幼い子供にとっては良い父親です。また、私が希望すれば家族で出かけたりもしますので、実の両親や周囲には、夫婦関係に問題はないと思われおり、言わなければこの問題に周囲は気づきません。でも心の距離は離れています。
関係改善に向け、夫婦でカウンセリングを受けたこともあります。一方が悪いということはないので(これは夫も理解している)、これからはこうして欲しいと言った要望も、夫婦間で出し合いました。
自分の至らなかったこと、気づかないうちに不快な思いをさせてしまったことは真摯に謝罪しました。そして、これから夫に気持ち良く過ごしてほしいため、できる限りの努力をしました。何かを決めたりするときは自分だけで決断せず、夫に相談するように心がけてもいます。
また、自分がされて嫌だったこともあったので、自分の希望や気持ちも言葉に出して、落ち着いた口調で夫に伝えるよう努力しました。些細なことであっても、感謝の気持ちを伝えていました。
しかし、その話し合いから半年経っても、必要最低限の会話しかしない、スキンシップも無しといった状況は変わりません。そのため、夫に「自分なりに夫婦関係を改善できるよう努力はしてきたつもり。しかし状況は以前と変わっていないように思う。妻としてまだ至らないことがあれば教えて欲しい」と再度思い切って聞きました。
夫の今の気持ちとしては「父親として子育てには関わりたい。でも夫婦関係修復は困難」だそうです。つまり、半年間「どうにか夫婦関係を良くしたい」という私の気持ちや行動は空回りしていました。半年間、私がやってきたことについて「いい」とも「悪い」とも、「そういう努力ではなくこうしてほしい」とも、何も言ってくれなかったこと、虚しかったです。
夫は、私に何をいっても意味がないと思っており、私には何も期待をしていないようです。
思えば、妊娠中であっても、出産後に面会した時も、私の体調への労わりや、子供の誕生を楽しみにするような言葉をかけられたことは、一度もありませんでした。私がお願いしたこと、頼んだことは淡々とやってくれましたが、自主的に何かを考え、私のために動いてくれることは皆無でした。
もちろん、何かをしてもらえる、といった期待はしないと自分に言い聞かせています。しかし、産後のメンタルも関係しているかもしれませんが、夫から思いやりの言葉が皆無であったことについては、思い出すたび暗い気分です。
子供のためだけに、愛のない夫婦生活を続けるのは、自分にとって辛いです。機嫌がいいか、悪いかなど、常に夫の一挙手一投足を気にして、一喜一憂し、必要以上に気に病んでしまっている状況です。
でも、家族が増えて間もないため、この大きな変化が、夫婦関係改善のきっかけになり得るかもしれないと、少しだけ淡い期待もあります。また、自分でも矛盾していると思うのですが「夫から離婚を切り出した以上、離婚についての決定権は私が握っている(私が希望すれば、親権を取った上で即離婚可能)」と思う気持ちもどこかにあります。
以上をお読みいただき、閲子さんのご意見をお聞かせいただきたくお願いします。
・関係改善の余地はありそうか、あるとすれば、何をすることが必要か。
・気に病むくらいであれば、一旦は夫婦関係改善は傍におき、夫に期待せず、他に打ち込めるものを見つけたほうがいいのか。
・やはり離婚も念頭に置いたほうがいいのか、子供が小さいうちは踏みとどまったほうが賢明か。
取り止めのない文章になりましたが、忌憚のないご意見をお待ちしております。
一読者より
A. 関係改善の余地は限定的。離婚せず現状維持は合理的
メールありがとうございます!
以下の3点について忌憚のない意見をお望みということで、少し考えてみます。
- 関係改善の余地はありそうか、あるとすれば、何をすることが必要か。
- 気に病むくらいであれば、一旦は夫婦関係改善は傍におき、夫に期待せず、他に打ち込めるものを見つけたほうがいいのか。
- やはり離婚も念頭に置いたほうがいいのか、子供が小さいうちは踏みとどまったほうが賢明か。
まずは一つ目から。
関係改善の余地があるかはいただいた情報からは判断できませんでした。パートナーさんが何が嫌で、ご自身がその嫌をどう解決しようとしたのかが、書いていることからははっきり分からないので。
ただ、半年前と後とで、
第2子妊娠判明と前後して夫婦仲が悪化しました。夫の中で「やられて嫌なこと」「許せないことが異なる」といった価値観の相違が積もり、私が夫から「このままでは夫婦関係を続ける意味がない」と言われた状況です。
夫の今の気持ちとしては「父親として子育てには関わりたい。でも夫婦関係修復は困難」だそうです。
大きな変化がなかったことから改善の余地は(少なくともこれまでのやり方を続ける限りは)非常に少ないと思います。お互いの問題だと分かっていて、読者さんが歩み寄っているように見えるのに、状況は改善していないようですから。
しかし、妊娠中に男性側が耐えられなかったことって一体なんなんでしょうかね。DVでも借金でも浮気でもないとすると、積もり積もったとしても、そんな決定的な何かが、妊娠中に訪れるというのはあまり想像できないのですが。
二つ目・三つ目はまとめると、パートナーさんに期待しないで一旦夫婦改善に積極的な努力はしないで子育てのために離婚をしないでおくというのは十分ありえますね。
正社員で経済的な自立はしていても、子どもが生まれたばかりで二人とも未就学児で、その二人の親権を取るつもりであれば、離婚後の生活はかなり大変です。ストレスは半端じゃないものがかかってくるはず。
これから夫婦関係を続けても、パートナーさんの心が戻ってこない可能性は十分あるにせよ、今の大変な時期を乗り越えるという目的だけで、夫婦関係を維持するのは合理的な判断です。
前提としては、ご自身で書いているように、
機嫌がいいか、悪いかなど、常に夫の一挙手一投足を気にして、一喜一憂し、必要以上に気に病んでしまっている状況です。
ということから、あまり期待や目立った努力はしないでおくほうがいいですね。辛いでしょうから。
なお、離婚をしないとすれば離婚届の不受理申出をしておくのがお勧めです。パートナーさんに勝手に離婚届を出されて、離婚が成立するのを防げます。
大阪市:不受理申出 (…>戸籍に関すること>その他戸籍の届出に関すること)
もちろん、頼れる親族がいて、二人の子どもの親権が取れたとしても負担が軽減できるということであれば、離婚を前提に準備を進めていくというのはあると思います。
私が、メールを読む限りでは、パートナーさんへの心は読者さんは離れていないように見えますし、もう少し結婚生活を続けることもまだ何とかなりそうに見えます。過度な期待はしないで、せめてあと一年程度は結婚生活を続けてみるのはありだと思いました。
以上、今日はこんな感じです。
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