斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

感想「20代、地方在住、年収450万円。出世してもたかが知れ、転職・副業も上手く行かない。現状をどう打破したらいいか」

今日は昨日取り上げた一人小町に対して、同じ境遇の読者から感想メールが届いたのを紹介します。デジャヴュ感があっていいですね!

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Q. 「20代、地方在住、年収450万円。出世してもたかが知れ、転職・副業も上手く行かない。現状をどう打破したらいいか」への感想です

斗比主 様

いつも楽しくブログ拝読しています。本日の記事を見て、まるで25年前の私を見ているようだと思い、思わず筆を取りました。以降N=1です(笑)

「20代、地方在住、年収450万円。出世してもたかが知れ、転職・副業も上手く行かない。現状をどう打破したらいいか」 - 斗比主閲子の姑日記

地方都市から上京して一橋大を卒業したところまでは良かったのですが、(いわゆるバブル世代で)就職活動を甘く見ていたせいでブラック企業に新卒入社してしまい、僅か2年ほどで心と体を壊し、逃げるように地元の製造業へUターン転職しました。

実家ではなく家賃3万円の公営住宅での独り暮らしでしたので生活は楽でした。ちょうど30歳になった時、(今でもよーく憶えていますが)年収が415万円しかないことに愕然とし、かつ職場の上司に一切畏敬の念を感じることができなかったため、再び上京してやり直すことを決意しました。

復活のポイントはやはり英会話でした。

会社の制度や自習によってとりあえずTOEICを700点台に乗せ、まずは外資系メーカーへ転職(年収550万円)。そこは良い会社でしたが出世先ポストが埋まっていたため3年後にまた外資系へ転職(年収750万円)。そこでTOEICを800点台に乗せて6年後に現職の外資系へ転職(年収1,000万円)。

勤続15年の今では、サラリーマン年収1,450万円と賃貸不動産投資年収250万円の計1,700万円となっています。TOEICは870点に達したのでもう受けるつもりはありません。

残念ながら大学の同期の連中には今でも及びませんが、それでもかなりのレベルまで人生リカバリできたと自己満足しています。妻と子供2人にも恵まれ、コロナ禍にありながら幸せな毎日を送っています。

件の彼は20代後半とまだまだ若く、また現状に不満を感じていることから、ガッツさえあれば今からでも十分挽回できると感じます。英語圏に生まれれば英会話は子供でも習得できます。現状のスキルセットに絶望する必要はありません。彼には上京(あるいは海外勤務)と英会話を強くお勧めいただければと思います。英会話のコストパフォーマンスは非常に高く、ポンコツでも何とかなります(笑)

それにしても賃金水準が25年前とあまり変わらないという事実は少なからずショックですね。この国の将来は暗いです。私の子供は早い段階で海外へ出すつもりです。

彼に幸あらんことを。

一読者より

A. 感想メールお気軽にどうぞ

今回は取り上げたモヤモヤへの感想メールです。この前の"部活未亡人"案件と同じ感じですが、先達からのアドバイスといったほうがいいかも。

感想「公立教師の夫が運動部の顧問で休みが取れず、今後子どもが生まれた後に彼が子育てしてくれるのか不安です」 - 斗比主閲子の姑日記

それで、ただ取り上げるだけなのはつまらないので私から補足をしておくと、このアラフィフの男性がやられたように専門性を高めて転職してキャリアを積むというのも選択肢としては全然考えられるものですよね。

日系の古い企業ではくだらないことに転職回数3回までとか、専門性は評価しないとかで難しいですが、外資であったり、新興系の企業であったりすると、割と普通のことだったりします。特に近年はその傾向に拍車が掛かっていますね。

転職をする上でのポイントは職務経歴書上のストーリーを作り上げることです。

面接で他人の能力を判断することはほとんどの人には無理なので、話したときの感じが良いか、職務経歴書が綺麗に作られていたりしたら、ついつい採用してしまうからです。逆に、職務経歴書上でのストーリーが意味不明だと、優秀でもかなり目減りして評価されてしまいます。ストーリーというのは、就職~転職の末、応募している職種にまさにぴったしの人間に見えるような経歴のことです。

もちろん、目に見える業績や技術を身につけられていれば理想的ですが、みんながみんな獲得できるわけではないですからね。

あと、TOEICについて。

TOIECはかなりお得度が高い資格です。受験生の半分以上が日本人と韓国人というかなり偏ったテストですが、日本では逆にTOEIC以外の英語の資格が認識されておらず、また、面接官も英語能力が低いので英語面接ができず、英語ができること=TOEICの点数が高いことみたいな状況がしばしば発生します。実際そんなことないのに。

平均点数が600点ぐらいなので、とりあえず700点取っていれば、ほとんどの日系企業でそこそこ英語ができる人間としてみなされます。なので、700点を目標にしましょう。

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※ぶっつけ本番ではなく、公式テキストを繰り返してから受けよう!

以上、補足コメントです。

今回に限らずもし感想を送りたければどうぞお気軽に、etsuko.topisyu@gmail.comまで送ってください。掲載の許可も書いておいてもらえると確認の手間が省けるので助かります。