大掃除の機会に実家と義実家の電球・シーリングライトをほぼすべてLED化しました。
LED化は省エネ・虫が集まらないこと・交換の手間を減らすこと
目的の一つは省エネです。電気代に占める照明器具の割合は一般に10~20%であり、照明器具のLED化をすることで半額以下におさえることができます。
もう一つは虫が集まらないこと。LEDには虫が寄らないという実験動画を見せたら、LEDに懐疑的だった姑は喜んで賛成しました。
LED電球やLED照明は虫が寄らない? 誘虫実験 | 大塚商会
最後にして最大の理由は、交換の手間を減らすことです。ご存知の通り、年寄りにとって、電球の交換はとても辛い作業ですよね。
年寄りにとって電球交換は負担
次の表は、みずほ情報総合研究所による75歳以上の独居老人を対象としたアンケートの結果の一つです。
※表の出所は『一人暮らし高齢者・高齢者世帯の生活課題とその支援方策に関する調査研究事業報告書』(みずほ情報総合研究所)
実は困っていないものが多い中で、苦しんでいるものとしては『家の中の修理、電球の交換、部屋の模様替え』が最多となっています。個人的には、二つ目に自治会が挙がっているのが心温まります。
年をとると高いところでの作業は危ういし、物を動かすのも大変なんですよね。電球の交換は、誰か支えてくれる人がいるならまだしも、年寄りが一人でやるのには大変な作業です。だから、電球の交換だけでも便利屋さんにお願いする年寄りは結構いる。
LEDは長く持つので交換頻度が下がる
電球は半年ぐらいで、蛍光灯は4年ぐらいで交換をすることになりますが、LED照明は問題がなければ10年は持ちます。
問題がなければとしているのは、我が家で数年で切れたLED照明があったからで、実家・義実家のLED化では信頼できるメーカーの商品に限定しました。ちょっと脱線しますけど、姑と話をしていて東芝ブランドのイメージがかなり悪くなっていることを再認識。
実家や義実家での電球・シーリングライトの交換で駆り出されるのは嫌ではないんですけど、本人たちができると思って交換しようとしてケガをするのが困るんですよね。また、交換を億劫がって、家が暗くなって目を悪くしたり、掃除が行き渡らなくなるのも、長い目で見たら子どもの私に負担がかかってくる。
本人たちのことも考えつつ、自分に降り掛かってくるかもしれない面倒を避けようと考えて、LED化を打診、実行したわけです。
締め
以上、実家・義実家の電球・シーリングライトのLED化でした。
実親も義両親もLEDのメリットは認識しつつも、単価が白熱電球・蛍光灯の数倍はするし、明るさや色の考え方が白熱電球・蛍光灯とは違うから、どれを選んでいいか悩んでいて決めきれなかったようでした。
全部交換するのにそれなりに手間はかかりましたけど(特に姑への説明)、一つ厄介事が片付いたと思うととても清々しい気分です。
みなさんもよろしければ検討してみてください。