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斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

「既婚者だけど恋愛したい気持ちをどうすればよいでしょうか。肉体関係はなしですよね?」

既婚者だけれど既婚者との恋愛(つまり不倫)に走りそうになっているけれど、どうしたらよいかというメールをいただきました。メール本文をそのまま掲載すると身バレの恐れがありそうだということで、相談者さん(田中さんとします。)の質問に、topisyuが回答した部分をメインに、今回記事にしました。

それでもよろしければどうぞお読みください。

 

相談者さんの前提情報

相談者である、田中さんの前提情報を書いておきます。身バレにならない範囲で。

  • 今のパートナーとはお互い初婚、子なし
  • 声をかけてきたのは相手の既婚者(子あり)の方から
  • 相手とはそれなりに会う機会はある。お互いに社会的地位は高い
  • お互いに好意があることは確認済み
  • セックスはまだしていない
  • 今のパートナーを傷つけるようなことはしたくない
  • 昔から惚れっぽいところがある

ということで、以下見出しが田中さんからの質問で、それにtopisyuが回答するという形となります。

 

社会的に問題が起きない様に状況を落ちつかせたいですがどのようにするのがよろしいでしょうか?

(自分は別として)相手を落ち着かせる方法としては、ソフトランディング路線で、

  • パートナーやその他知人に不審がられている
  • 不倫の関係になり、それがバレた場合は、キャリアも家庭もダメになるのが怖い
  • これ以上先に進んだ場合、あなたの家庭にも迷惑をかけることもあるだろう。特に、子どもに辛い思いをさせたくない

という話をすることでしょうね。メールなんかで。

最初の方の田中さんの事情は相手からするとどうでもいい話ですが、最後の子どもの話は多少は効くはずです。表面的には、相手の家庭を考慮しているようで、効果としては、相手に良心を芽生えさせるというのもありますし、更に深読みすれば、相手の家族にバラすぞという脅しにも取れます。

この後連絡をしてくるようであれば、ハードランディングとしていきなり切っちゃってもいいと思いますけど、相手が感情的でバカそうなら、こちらにはもはや好意がないということを形に残した感じで(「友達として受け取っておくよ」)、徐々にフェードアウトしていく感じでしょうか。バカ正直に丁寧に対応すると、付け入る隙があると思われることになります。

 

一方で肉体関係に進めたいという気持ちもあり、どう対応したものかと思っております。やはり肉体関係はない方が、よろしいですよね?

ポイントは、

  1. バレるか
  2. 不倫になるか(離婚事由になるか)
  3. 社会的罰を受ける可能性がどれくらいあるか

ですかね。

 

まず、1について言えば、ある程度お互いに自由時間があり、パートナーからチェックされる時間が少ないのであればバレる可能性は減るとは思います。後は、今のパートナーさんと接している時にどこまでこれまでと変わらずに振る舞えることができるかですよね。それと、周囲が気付く可能性があるかどうか。この辺、人によるので何とも言えないですけど、恋は盲目と言いますし、上手く隠すのは結構大変ですよね。

次に、2について言えば、肉体関係は一度ぐらいでも不倫とは言えますけど(今の状態もそれなりに微妙)、離婚事由としてバッチリということではないとは思います。ただ、お互い好きあっていて、これからも会う機会があるのであれば、一度セックスしちゃったら、たぶん、これからも続けちゃいますよね。法的な話を除いても、今のパートナーが田中さんとこれまで通り誠実に接してくれることを期待するのは難しくなる。

最後に、3については、バレれば、結構大事ですよね。ご存知の通り。特にお相手に子どもがいるから。かなり制裁を受けて社会的地位は下がりますから、それとの天秤を意識するといいんじゃないでしょうか。金額は田中さんなら払えるぐらいでしょうけど、お相手のパートナーさんから慰謝料請求が来る可能性もありますね。

 

当方結婚前から惚れっぽく、恋愛沙汰が絶えないタイプでした(自分からアプローチすることは無いです)。今後こういった事態を避けるためにはどのようにすればよろしいでしょうか?

声をかけられやすいタイプの人っていますよね。凄く格好いいとか、凄く可愛いというのに限らず、何となく、この人ならOKじゃないかみたいな、安心感というか、ハードルの低さというか、恋愛しやすさがあるというか。

ただ、独身の時に声をかけられるのと、既婚になってから声をかけられるのは少々状況が違うことがあります。

よくよく覚えておくといいのは、既婚者が既婚者に声をかけてくる背景には、「相手は家庭を壊したくないだろうから、後腐れなくセックスできるだろう」という発想があることです。都合のいいセフレを探しているということですね。

田中さんとしてもセックスをしたいというのであればもちろん願ったりかなったりだとは思いますが、性欲を発散したいという気持ちが乏しいということであれば、こういう風に考えてみてください。相手は、安いセックス相手を探していると。そう考えれば、プライドの観点で、自分を多少制御できるのではないかとは思います。

基本的にこちらが既婚であることが分かって声をかけてくる人間にろくなのはいません。

 

それでも、惚れっぽいのがやめられないならば、パートナーさんにも事前に話しておくといいですよ。

「自分も遊ぶことがあるから、あなたも遊んでもいい」

という話をして、事前に同意を得ておく。こういう風にお互いに結婚に縛られないという形をとっている夫婦は、(法的に、倫理的にどうかは置いておいて)自分も知っています。その場合、法律婚はしていないことの方が多いでしょうけどね。

パートナーの了承が得ているとしても、注意したいのは、その時の相手を既婚者としないことです。相手の家庭を崩壊させる権利は、田中さんにはありません。

 

トータルとして、恋愛の楽しい部分のみを楽しみ、どろどろした関係に至らないにはどのように対応するべきでしょうか?

これは希望に添えない回答で申し訳ないんですけど、恋愛という体を取らないことですね。あくまで友達としてやりとりをすること。田中さんからも証拠が残る形で友達宣言をすること。とにかく、田中さん側には肉体関係をする気持ちがないことをはっきりアピールした方がいい。その上で、友達関係であればこうやってやり取りしてもいいと伝える。

ある意味卑怯だけれど、それぐらい線引きしておかないと、結構簡単に一線を超えますからね。アルコール飲んでたり、疲れてたりすると。

あ、子どもが来たのでちょっと待って下さい!

 

こういったトラブルは子どもができると日々の生活が忙しくて減るものなんでしょうか?

続きを書きますね。


女性の場合だったら、妊娠中と子どもができて半年ぐらいまでは、こういうトラブルに巻き込まれる余裕はまずないんじゃないですね。

男性の場合だったら、妊娠中と子どもができて半年ぐらいまでは、如実にセックスの回数が減りますし、子育ての苦労からの逃避ということで、浮気はないわけじゃない気がします。

子どもが大きくなってからで言えば、子どもができて夫婦の関係にも変化が起きることがあります。そんなこんなで、昔の独身時代みたいな恋愛っぽい感情をお互いに抱けずに不倫をするケースというのはない話ではないとは思います。

ただ、セックスは減ったとしても二人で子育てをしていれば、夫婦の信頼関係はえてして高まるものなので、以前より安心できる関係にはなるんじゃないですかね。少なくとも我が家はそうです。

 

自分が気になる人が出来てしまった際はどう気持ちをセーブすれば良いのでしょうか。なるべく早急に接点をなくすことでしょうか?

整理すると、①恋をしたい、②セックスをしたいという気持ちをどう落ち着かせるかですね。

②については、既にお伝えしたとおり子どもがいると多少落ち着くというのはあるのと、今のパートナーとの性生活が充実していればかなり落ち着く部分はあると思います。他にもあるでしょうが、詳しくは割愛。

田中さんの場合は、もっぱら①の方ですよね?こちらはかなり難しい。これも同じく、子育てしていれば忘れるというのはありますが、今はいないわけですから、即効性があるものでもないと思います。子どもというものは望んだタイミングでできるものでもないですし。

ということで、お勧めは、距離のある人に恋をするようシフトするというもの。例えば、アイドルと疑似恋愛を楽しむとかですね。もちろん小説など想像上の存在相手でもいい。こういうものでも恋をしたいという欲求は多少は満たされるものです。

これ以外、正直、あまり有効な方法が思い浮かびません。恋をしたい、他の誰かに愛して欲しいという気持ちはかなり根源的なもので、特定のパートナーがいても生まれることがあるのは、簡単に否定できるものではないですから。

他にあるとすれば、そうですね、自分にそういう気持ちがあるのを認めて、他の方法で、これを忘れる機会がないかを探っていくのかなと思います。体を動かしていたり、忙しくするとか。考える暇をなくす。この方法に副作用がないわけじゃないだろうけど。

 

締め

と、こんな感じの回答をしました。実際は、かなり、個人の事情に踏み込んでメールのやり取りしているんですけど、ブログに掲載するにあたり、ある程度一般化する形で書き直しています。

最初この相談をもらった時は、メールタイトルが『既婚者の恋愛について』だったので、「すわ、離婚か!慰謝料請求か!!」と一瞬ほっこりメーターが振り切れたんですけど、いざメール本文を読んでみると、(少なくとも表面的には)一線を越えておらず、意外に穏当な内容で、安心半分、残念半分でした。

 

ちょっと話は変わりますが、こういう内容を掲載すると、「既婚者で子どももいる人(topisyu)相手に、不倫をしたい気持ちを相談するなんて、どうかしているんじゃないの?」とご心配される方がいらっしゃるとは思います。お気持ちはありがたいんですが、自分は他人のエピソードに引っ張られることはありませんから、お気になさらずに。また、こういう話を受けて頭から悪だと断罪してスッキリしたいというインセンティブもありません。

こんなレベルのどこにでもあるような回答ですけれど、人間自分で考えられることに限界もありますし、他人に話していたら整理できるものもあるし、あまり表立って周りの人には話せないこともありますよね。大抵のことは美味しくいただきますので、モヤモヤしたものがあれば、ご気軽にetsuko.topisyu@gmail.comまでメールください。

 

最後に、不倫ものの漫画を紹介しておきます。去年話題になった昼ドラの『昼顔』もそういう話でしたね。

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失恋ショコラティエ(1) (フラワーコミックスα)

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