斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

小町検定!『自分に依存してくる無職の母妹から自由になる話』のどこに小町ユーザーが食いつくか

こんなトピがありました。

自由になります! 白百合 2015年1月28日 17:22

42歳、現在は無職の女性です。愚痴トピになりますが聞いて下さい。

大学卒業後、東京で就職し一人暮らしをしていました。実家は九州の田舎で、母と妹がおります。
8年前に母が病気で倒れたと連絡がありました。当時、既婚の妹が近くに住んでいたのですが「子供が小さいので、母の世話は出来ない」と言われ、私が仕事を辞めて実家に戻りました。
病気は大したことはなく、それほど入院も長引かなかったのですが、母が心細いというので、そのまま実家に住むことになり、何とか仕事も見つけ生活していました。
去年、妹が離婚し、子供3人を連れて実家に戻って来たのですが、そこから歯車が狂い出しました。
母は無職、妹も無職なので、私の稼ぎで生活していたのですが、妹も母もそれが当然だという態度でした。妹に至っては、無職なのに金遣いが荒く、 ブランド物のバッグを買ったり子供にブランドの服を買ったりと、身分不相当の生活をしていました。離婚の原因も妹の借金らしく、借金を元旦那さんが支払う代わりに養育費をもらえないと母が言ってるのを聞きました。
また妹親子が同居する前から私が飼っている小鳥がいるのですが、それが子供に懐かないのが気に入らないらしく「鳥がいなくなったら犬を飼おうね」と私の前で子供達に言ったり、私が働いているから生活出来ているのに、子供に「どうしておばちゃんまで一緒に暮らすの?」と言わせる等散々な扱いでした。
でもとうとう自分の為に生きる決意が出来ました。飼っている小鳥が亡くなったのです。老衰ではありません。原因不明です。でも妹や子供達の態度から、彼らが何かしたと思 っています。普段から私の部屋には入るなと言っていたのに。
寮がある工場の仕事を見つけたので、来月になったら黙って家を出ることにします。家にある預貯金は全部私の物ですので、全額引き出して持って行きます。やっとやっと自由になれます。

たぶん90%の人がちょっとすっきりする内容だと思います。これポチでもエールが9000を超えていますし。

ただ、長いこと小町ユーザーをやっていたら、これにごく少数の強烈なレスがつくのが想像できるはず。

ということで、重度の小町ユーザーであれば食いつくだろうポイントを紹介してみるのがこの記事の目的です。自分がどれだけ小町脳かどうかをチェックしてみてください。

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よろしいでしょうか。ではポイントを箇条書きで列挙します。

  1. 母の病気の際に、仕事を辞めて実家に戻る決断をしたのはトピ主。こうなったのは自分で選んだこと

  2.  

    母親も妹もトピ主のお金を使って当然というのは、トピ主が舐められる態度を取ったから

  3. 原因不明と言いつつも暗に小鳥が死んだのは妹や妹の子供達によるものと推測している。不穏な状況を放置したのはトピ主であり、トピ主は小鳥を殺したも同然

  4. 「家にある預貯金は全部私の物」ということだが、そこには母親の貯金は入っていないのか。その場合は窃盗行為になる

  5. 無職の母親と妹家族を置いて出て行ったら、確実に生活保護を申請することになる。それは私達の血税から支払われる。従ってトピ主は家族として扶養義務がある

1、2は、小町でも主流になっている自己責任論です。そうなったのは自分が悪い、自分が選択したことだからという話です。これは根強いですよね。いつでもどこでも現れる。

3は、動物好きであるならば気になるところかも。トピ主さんが小鳥が死んだことで考えるきっかけになったというのは、確かに見方によれば小鳥を犠牲にしたとも取れます。

4は、比較的分かりやすいですよね。このトピ主が家族のお金を奪う考えなんてあるはずがないし、そもそも母親も無職なのだからお金はないでしょう。だけど、トピ主が気に入らない人からすると、攻撃材料になります。

5は、ちょっと難しいですけど、トピ主がいなくなった後のその後を想像してみると、容易に辿り着けるはず。

 

これ以外にも食いつくポイントがあるでしょうが、大きなところだとこんなものだとこんなものです。

「えー、トピ主さんに何の否もなさそうだし、しかも本人が愚痴といっているのに、こんな難癖をつける人がいるの?」

「こんなことを考える人がいるのが信じられない……!」

と信じられない人はぜひ元のトピをご覧になってください。ほとんどは応援レスですが、ちらほら強烈な否定コメントを見かけるはずです。

自由になります! : 家族・友人・人間関係 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 

発言小町って本当に面白いですね!