最近、うちの子どもたちの発話する単語のイントネーションが、住んでいる地域の標準的なイントネーションと違うことがしばしば出てくるようになりました。
親や動画で誰かが話している言葉を本人たちが使おうとした場合は、イントネーションが違うということはあまり考えにくいわけで、考えられるのは本人たちが読書とかで目で覚えた言葉を使っているという可能性です。大体、家族の中であまり使われない語彙が多い感じもするので。
イントネーションが違うときは毎度直していて、二回目、三回目からは正しいイントネーションで話せるようになっています。ただ、仮に目で見た単語を自分から使っているとしたら、それはそれで素晴らしい、凄いことなので、「イントネーション間違っているよ! 大丈夫??」とネガティブにとらえるより、「言葉をたくさん覚えて使えるか試しているんだな」と受け止めてみようとしています。
最初から適切なイントネーションもセットで覚えたほうが楽なので、引き続き親による読み聞かせはやってますけどね。
この前は、「遊ぶって言って、口で契約が成立しているのに、なんで遊んでくれないの!?」ときょうだい喧嘩をしていたり、「命(いのち)と祈り(いのり)は似ているけれど、命より祈り、要するに宗教を選ぶ人はいるよね」と考えている風の意見を言ったりしていて、語彙力だけではなくロジックも徐々に身に付けてきているっぽい感じがします。
子どもの会話にはインプットの影響がもろに出るため、面白いアウトプットをしているときには、どんなインプットが効いたかを仮説を持って接するのは割と楽しいです。
※数だけはあるので、リアルな本が手に入らないときの読み聞かせに便利。あとタイトルは嫌い。