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斗比主閲子の姑日記

姑に子どもを預けられるまでの経緯を書くつもりでBlogを初めたら、解説記事ばかりになっていました。ハンドルネーム・トップ画像は友人から頂いたものです。※一般向けの内容ではありません。

非ネイティブと仕事でやり取りするのに困らない程度の英語力を身に付ける

いつも読んでいるブログを書いている方が英語を勉強したいということを書かれていまして、その中で、英語を習得している人の一人として自分が紹介されていました。

自分に自信をつけるために、独力で英語をマスターしたい(目標期間3年) - heartbreaking.

俺の知るブロガーはいつの間にか英語を習得している人が多くて、どの程度まで出来るのかは不明なんだが(ネイティヴと会話できるレベルなのか、試験に合格したレベルなのか…)、たとえばトピシュさんは英語が出来るようだ。そのことで海外の情報まで拾ってきて面白い記事を提供している。

そこで、何かの参考になるかもしれないと、簡単に自分が英語について過去やってきたこと、今やっていることを書いてみます。どこにでもある話で、大した話は書いていません。

 

自分の英語能力

まずは自分の英語能力がどれくらいなのか紹介しておきます。読み、聞き、書き、話しで区分するとこんな感じになります。

  • 読み:英語で書かれた契約書、法律、ニュースが読めるぐらい。FTは語彙力が足りずざっくり内容が理解できる程度。論文も同じ
  • 聞き:非ネイティブの仕事での電話会議が9割ぐらい理解できる。ネイティブによるアメリカのドラマは字幕なしで聞き取れるのは5-6割ぐらい
  • 書き:非ネイティブとメールのやり取りをするのには苦労しない。仕事でネイティブ向けの報告書やプレゼン資料なんて作れない
  • 話し:非ネイティブにこちらの意図を電話会議で伝えることはできる。仕事でネイティブに原稿なしで話をしても伝わらないことがある

要するに古いタイプの受験英語の勉強によって読みはそれなりにできるけど、英語のOutputの方は中途半端な感じです。日本人に多いタイプ。

何かの試験で例えると、特に準備なく受けて、TOEICなら900点台、TOEFLなら80点代ぐらいです、たぶん。英検は受けたことがないですけど、今試験問題を見た限り、1級は2回ぐらい受験すれば合格すると思います(適当です)。

1級の過去問・対策 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

 

非ネイティブ向けとネイティブ向けの英語の違い

上の方で、ネイティブと非ネイティブとをくどいぐらい分けています。これは、ネイティブとのコミュニケーションを目指して必要となる英語力と、非ネイティブとのものとがかなり差があるというか、ちょっと別路線だからです。

ご存知の通り、英語は世界で10億人以上に利用されている最もメジャーな国際公用語です。このうち、英語を母国語としている人(ネイティブ)のほうが少ないのが現状です。

例えば、アメリカ英語のネイティブ向けに英語を使う場合、求められる発音や語彙力は結構ハードルが高いです。容赦なく早口だったりするし。一方で、非ネイティブ向けに英語を使う場合、お互い発音は適当だし、文法なんかも怪しくてもそれなりに何とかなります。

今はマジョリティになっている、非ネイティブ向けの英語と考えると、仕事で使えるレベルというのは結構ハードルが低いんですよね。日本人の大半が目指すのはこっちでいいんじゃないでしょうか。

 

これまでの英語の勉強

そんな非ネイティブ対応を目的に自分は今英語を使っています。まずは、過去英語に関して勉強してきたことから書きます。

大学までは受験のためだけに英語の勉強をしてきました。自分の頃は基本的に英語の読みの能力しか求められませんでしたので、長文解釈として伊藤和夫さんの本を読んで、旺文社や桐原書店とかの英文法の問題集をひたすら解いて、速読英単語を回していました。英作文は最低限レベル。英語を話すなんてもってのほかみたいな感じ。試験英語の習熟状況としては、センター試験は満点ぐらい、旧帝大の2次試験で6-7割ぐらいの得点水準でした。 

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)

ビジュアル英文解釈 (Part1) (駿台レクチャーシリーズ)

 

 

ある程度まじめに英語を勉強しなおしたのは、ここ10年ぐらいです。役だったと思える本は、 

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

 

と、ここから派生した、 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

 

でしょうか。特に後者で英語のOutputへの抵抗感がなくなりました。それと、Podcastをダウンロードして、VOAなんかをよく聞いてました。シャドウイングしたり。

Podcast - VOA - Voice of America English News

 

今英語についてやっていること

今はあまり上達することは考えてなくて、楽しく、自然に、今のレベルが維持できればいいなと考えています。

  • 読み・聞き:BloombergやReutersを英語の原文で読んだり、NHK Worldをチェックしたり、英語のトラブルを読んだり(Arts and Culture - The Japan Newsから人生案内の英語版を読むのが毎週の楽しみ)
  • 書き・話し:オンライン英会話を使って、英語を母国語とする人にほぼ毎日チェックしてもらう

こんな感じのことを続けています。それ以外に仕事でも使ってますけどね。後は、洋ドラが大好きです。huluは英語字幕を付けたりできるのでまた契約したい。Breaking badとWalking deadの続きが気になる!

 

大事なのは発音と基礎的な文法と語彙力

自分程度の英語使いにとって、英語を学習する上で重要だと思っているのは、まずは発音で、それに続いて基礎的な文法と単語・熟語などの語彙力です。

発音がなぜ重要かというと、その後の学習の効果が変わってくるからです。せっかく単語を知っていても正しい発音を理解できていなければ、聞いても分からないし、話しても伝わりません。凄く損をする。だから、あんまり楽しくないけれど英語の発音を矯正するのは、その後を楽にするために重要。これは、独学や非ネイティブによるチェックでは限界があるので、英会話教室とか、オンライン英会話を利用するのがお勧めです。安ければ月五千円ぐらいから。

(株)レアジョブ【6096】:連結決算推移 - Yahoo!ファイナンス

文法も同じ。文法の基本が分かっていないと理解できないことが多いし、話しても伝わらないから。そして、中学程度の英語力があるなら、英語で英文法を学んだ方がいい。例えば、下の本で。文法の概念を日本語で理解すると何だかんだで遠回りなんですよね。 

Basic Grammar in Use - Third Edition. Edition with answers and CD-ROM

Basic Grammar in Use - Third Edition. Edition with answers and CD-ROM

 

発音がちゃんとできて、文法が分かれば、後はひたすら語彙。語彙力があれば、相手が早口だったり、よく分からない話題でも何となく察することができるので。語彙力があって困ることはありません。速読英単語みたいな感じの英語の本があればいいんですけどね。いい本をご存じの方はコメント欄等で教えていただけると嬉しいです。

 

締め

ざっと書いてみました。

受験英語ができたことから、「なんだ英語できる人の話か」みたいに思われそうですけど、それはちょっと違うんですけどね。

昔の日本の英語教育はInput、しかも読みに特化していたので、それ以外は大してできなくても問題なかったんですよ。今英語を利用する身としては随分遠回りをしてきたと思います。

そんなわけで、うちの子どもたちには、聞く・話すから入ってもらっています。こっちの方が楽しいし、受験英語が今どうなっているか知らないですけど、基礎力があれば対応は楽だから。

 

上の方で書いたことは仕事で英語のOutputが必要な人なら多少は役立つ話かもしれません。ただ、

何が目的かというと、世界の情報を自分で入手したいと思ったのです。翻訳ツールを使っても冒頭で述べた通り、惨憺たる結果しか得られない。

ということであれば、Outputのほうはあまり気にしないでいいでしょうから、中学生ぐらいの英語の参考書で分かりやすそうなもので基本的な文法・単語・熟語を理解しておいて、単語は、こういうアプリを使ってどうにかするのでいいと思います。

Weblioポップアップ英和辞典 - Chrome Web Store

その前提としては、どのサイトを読むと効率的かとか、デマをどう判別するかとか、ざっくり要旨を理解するとか、そいういうのができるといいんですけどね。これは、たぶん、ロジカルシンキングとか科学的思考とか批判精神という言葉で語られるもので、言語力とは直接は関係しません。

 

英語ができるだけでは仕事では使えないという話がありますよね。ビジネスマインド含めて、母国語の日本語で仕事ができないのに、他の言語になったから急にできるわけでもないという話です。

言語は大切ですけど、あくまで手段なので、母国語ででもいいので、できることを増やしておくのも大切。だからこそ、労力を考えれば、幼少期から他の言語に触れてこなかった場合は、非ネイティブ向けのレベルを目指したり、維持するのでいいんじゃないかと考えています。