2~6歳ぐらいの子どもと一緒にいると、「これなに?」「なぜ?」「どうして?」といった質問が延々と出てくるわけですが、そういったものに修行のように回答をしていて、こちらの回答方法にパターンがあるなと思ったのでまとめておきます。
回答パターン
素直に答える
シンプルな「これなに?」系への質問にはこれですね。さくさくそのものズバリを答えていく。これはもう卓球のラリーみたいなつもりでガンガン答えていく。
例えば、「(この妖怪ウォッチのキャラクターは)なに?」「コマさん」
※コマさんのコマは拒魔だったのか!
誤回答をする
本人にとっても分かりきったことを聞いてくる時、子どもでも分かるような、明らかに間違った回答をしたりもします。これやると、子どものほうで直してくれるので、これはこれで楽しい。
例えば、「(この妖怪ウォッチのキャラクターは)なに?」「食パンマンでしょ」「違うよ~。コマさんだよ~」
謎回答をする
ただ素直に答えるだけではつまらないこともあるので、ファンタジックな、謎の回答もします。追加質問があった場合はその謎世界観での理屈を構築していきます。
例えば、「空はどうして青いの?」「神様が青色の絵の具が余ってたんじゃないかなぁ」「どうして絵の具が余ったの?」「青色の絵の具をたくさんプレゼントしてもらったんだよ」「どうしてプレゼントしてもらえたの?」「誕生日だったとか?」「どうして誕生日にプレゼントもらえるの?」「○○ちゃんも誕生日にはプレゼントもらえるんだよ!やったね!!」
一緒に考える
こちらが答えるだけなのもそれはそれで一方的なので、一緒に考えるように促すこともします。実際知らないこともありますから、身近に何とかなるものなら本当に調べちゃう。
例えば、「どうしてマンホールには小さい穴が空いているの?」「どうして空いているんだろうねぇ。一緒に考えてみる?」「なんでなんだろう?」「一緒にマンホールを見に行く?」「行こう!」
逆質問する
こちらの頭が回らない時に話を流すんじゃイマイチだと思いつつ、さてどうしたものかという時に、逆質問をすることもあります。大人でやられるとイラっとする人多いでしょうけど、子どもは結構喜ぶ。一緒に考えるのと同じで、自分に返ってくるのが意外で、それはそれで楽しいのかも。
例えば、「どうして地球は大きいの?」「え、地球は大きいんだ!?知らなかった。どうして大きいの?」「どうしてなんだろうねー」
以上です。
同じ質問を繰り返しているときは、同じ絵本を繰り返し読んでいる時と同じで、同じ回答が得られることへの安心感を欲していると考えられるので、ある程度同じような返事をするようにします。
一方で、新しい質問をしてくる時は、好奇心の芽生えだと考えて、ファンタジックな回答や、一緒に考えようといったところに持っていくようにします。
後はこちらの心の余裕ですね。どの質問でも大抵どのパターンでもやれるので、気軽に、楽なものをサクサクやってます。こちらも楽しめないとつまらないから。